東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

泥水田んぼで稲刈り悪戦苦闘

2006年11月16日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 今日もぬかるむ田んぼに行って稲刈りをしました。たった一人での稲刈りは、とても寂しいものです。とても静かで、稲株を刈る音と風の音しか聞こえてきません。 そして、時々トンビのピーヒョロロという鳴き声が空から聞こえてきます。

             秋空の元、ひたすらに一人で稲刈り


 去年は田んぼが乾いていたので、バインダという機械を使って稲刈りは数時間で終わらせることができました。しかし、今年のようにぬかるんで田んぼでは機械を使うことができません。およそ4日かかりそうです。特にぬかるんでいるため足を取られてなかなか作業がはかどりません。それでも、お昼頃には田んぼ全体の2/3まで刈ることができました。刈り残した稲はスズメが食べた稲ばかりなので気落ちしますが仕方ありません。

          あと一日程度で稲刈りが終了。あー疲れた!


 午後からは深夜勤務に入るため、早々に作業を切り上げました。次の休みにすべて稲刈りを終了させたいと思います。これ以上遅らせると、麦の種蒔きなどの農作業に影響がありますので。他の田んぼを見ると稲刈りも脱穀もすっかり終了して、乾いた稲を田んぼに積み上げていました。

            稲刈りと脱穀が終わった隣の田んぼ


 家に帰って稲刈りした手を丁寧に洗いましたが、なかなか泥臭さがなかなか抜けません。

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