東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理(8)

2011年09月12日 | 古ラジオ修理工房

この古いGeneral製トランジスタラジオ 6G630の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理( 1/11) 修理( 2/11) 修理( 3/11) 修理( 4/11)
  修理( 5/11) 修理( 6/11) 修理( 7/11) 修理( 8/11)
  修理( 9/11) 修理(10/11) 修理(11/11)

 このラジオの革ケース修理に四苦八苦しています。もともとはラジオ内部の修理のはずだったのですが、ラジオを収める革ケースの傷みもなんとか直せないかと手を出してしまいました。しかし、なかなか思うようにいきません。革の素人なので仕方がありません。
 今回、直そうとしているのは革ケースの側面です。前回接着剤を付けて固定したのですが、窮屈でラジオ本体が入らなくなってしまいました。このため、まずは前回のスナップ修理と同様に水につけて革を緩めてみようと思いました。

   バケツに入れた水に革を浸す           水浸透で接着剤はがれる
 

 しかし、思った以上に革に水が浸透してしまいました。このため、側面に浸透した水で接着剤が緩んでしまい側面が外れてしまいました。水溶性の接着剤だったようです。失敗です。そこで、水が浸透して側面が緩んでいる間にその側面を糸で縫ってみることにしました。

                 外れた革と革の側面接合部を糸で縫う


 革が水で緩んでいるので、糸で縫うことは簡単だと思っていたらそれは大きな間違いでした。革そのものの厚さが5mm程度あったためなかなか針が通りません。大まかに縫い終わった頃に、針がポキリと折れてしまいました。素人の私には革を縫うことはちょっと無謀だったようです。

       ポキリと折れてしまった針            大まかに糸で縫い終わる
 

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