東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小豆の刈り取り、試食用小豆のミニ収穫

2010年11月13日 | 野菜:豆類ほか



 そろそろ小豆が収穫時期になりました。この場所には今月末までに麦の種を蒔かなければなりません。このため小豆にはまだ緑色のさやもありましたが、すべて刈り取ってしまいました。小麦の種が蒔き遅れないないためにも、今回早々と小豆の刈り取りをしました。

               さやがいっせいに茶色になって収穫時期の小豆


 小豆は今年の猛暑時に播種,発芽したため発芽率が高くありませんでした。このため、畑いっぱいに小豆を栽培できませんでした。畑の所々に生えた小豆を手で抜くようにして刈り取りしました(実際は抜き取り)。根が地面下にしっかり生えていたため、すべての小豆を抜くのは大変でした。

       根を抜くようにして刈り取り           抜いた小豆を稲ワラで結束
 

 抜いた小豆は一旦稲ワラで結束しました。刈り取った小豆のさやまだ乾燥していないので、豆を収穫するにはもう少し時間が必要です。横にした竹竿に結束した小豆を架けて数日間天日で乾燥させます。

                束ねた小豆を、竹竿に架けて数日間天日干し


 去年は小豆を作らなかったのですが、一昨年の秋にさやを収穫し、去年の夏に豆を収穫しました。去年、さやから豆を取り出す専用の道具がなかったため、「くるり棒」と呼ばれる古い道具で豆をさやから取り出しました。

                  これから数日間、秋日で天日干しする小豆


 とは言え、天日干しして豆を収穫するのを待ってはいられないため、今年は天日干しする分とは別に試食用として十分乾燥しているさやから豆を少量収穫しました。乾燥しているさやは振るとカサカサと音がします。さやの中の豆が揺れてさやと触れて音がするためです。そんなさやを見つけて豆を取り出しました。

    カサカサ音がしたさやを開ける            試食分の小豆を次々に収穫
 

 さやを振るとカサカサ音がする小豆はほとんどのものが乾いています。さやに軽く爪を当てるだけでパカッとさやが二つに開きます。豆が飛ばないようにして下に置いた箕に落とします。何十個もの乾いたさやを見つけて試食分の小豆を収穫しました。家に持ち帰ってベランダでもう一度天日にかけて完全に乾燥させてから調理しようと思います。

              今回収穫した小豆、この小豆色を見ると収穫の実感が 

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