東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

くるみ,楮,シダなどを煮るための窯を試作(1/5)

2024年01月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 クルミや楮などの皮細工をするためには枝から皮を剥がなければなりません。例えばクルミの皮を考えると、7月頃ならば煮なくても素手で皮を剥がすことができます。しかし、秋から春にかけての長い期間、素手で皮を剥がことはできません。その期間は煮なけれぱ皮を剥がせないのです。そのため、季節を問わずたくさんのクルミの皮を剥がせるような窯を試作することにしました。
 最初ドラム缶を使おうと思いましたが、ドラム缶は曲線があり窯を作りにくいのです。ドラム缶の代わりに大き目のブリキ缶を試してみることにしました。クルミ、楮、シダなどを煮ることができるでしょうか。

      地面を固めてブリキ缶の蓋を囲むようにブロックを積む


 たくさんの水を沸かすため、それだけ強い火を燃やします。そのため、万が一を考えて水道の近くに窯を作ろうと思います。そして、煙がなるべく出ないように、最初は練炭や木炭を使ってみようと思います。DIYのお店で調査すると、練炭一個で400円位でした。予想では、一度に練炭を四個位使いそうなので1600円位かかるようです。それでも火が弱いようであれは薪を使おうと思います。

  水道の近くに窯作り    土を敷き詰める    転圧器で地面を強く叩く
  

 窯はブリキ製なのですが、ちゃんと錆びないよう工夫すれば10年位はもつのではないでしょうか。そのため、耐火性塗料を塗るなどの対策しようと思います。地面を突き固めると、窯のまわりにブロックやレンガを敷いてみました。後日練炭を載せる鉄網などを重ねてみます。2月上旬には一度湯を沸かして適切な練炭数を測ってみようと思います。

    ブリキ缶の蓋を置いてみる     ブリキの周りにレンガを積む
 


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