東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しかったね、サツマイモ掘り,柿もぎ,そしてササゲの収穫

2022年11月02日 | 野菜:芋類

 秋晴れが続きます。我家だけでは食べきれないサツマイモ、近所の子供達を呼んで掘りました。小学生も高学年になるとクラブ活動などで来れないようです。そのため、低学年生二人が芋ほりにやってきました。
 いつの時代もそうですが、子供達にとって芋ほりは楽しいようです。土の中に隠れたサツマイモを自分の手で掘り出すことは、宝探しのようでワクワクするのでしょう。
 サツマイモ掘りだけでは物足りないでしょうから、樹にたくさん実った甘柿も収穫してもらいました。事前に子供がもぎやすい低い位置の柿を残しておきました。さらに、茶色に実ったササゲのさやを収穫してもらい、さやの中にあるササゲ豆を取り出してもらいました。サツマイモ,柿,そしてササゲ豆をお土産として、子供達に持って帰ってもらいました。

         楽しそうにサツマイモを掘っている子供達と保護者


 子供は体が小さいのでスコップやクワを使えません。そこで、子供用に小さな手クワや移植ごてを用意していました。しかし、保護者が持たせた小道具で掘っていました。土を掘っていてサツマイモを見つけると「あったあ!」と歓声をあげていました。そして、芋づるを掴んで力いっぱい引っ張っていました。たくさん収穫して、我家分のサツマイモも掘ってくれました。

  二人仲良く芋ほり     芋づるを引っ張る   掘り上げたサツマイモ
  

 サツマイモを全て掘り終わると、子供達を甘柿の樹の下に案内しました。そして、柿を収穫してもらいました。低い位置にある柿なので、片手で柿を持ってひねると簡単にもげます。両手いっぱいに柿をもぎました。テーブルに持ち帰ると、美味しそうな柿を選んで皮を剥ぎました。そして、テーブルに座って行儀よく食べました。とても美味しそうでした。

   左手に柿を持ってひねり取る     皮をむいた柿、美味しかったかな
 

 柿を食べ終わると、今度は子供達をササゲ畑に案内しました。そして、茶色のさやを取ってもらいました。八百屋さんではササゲ豆を売っていますが、さやは売っていません。そのため、豆がさやの中にあることを知っている子供は少ないと思います。
 考えてみれば、八百屋さんにはいろいろな豆を売っています。ソラマメ,小豆,ササゲ,金時豆,落花生,グリーピース,そして大豆などたくさん売っています。どれもみな、収穫直後は必ずさやに納まっています。そのことを知っている方はどれほどいるでしょうか。

   ササゲ畑に入りさやを収穫      さやを開くとササゲ豆が並んでいる
 

 続いて、収穫したさやからササゲの豆を取り出してもらいました。ほどよく乾いているさやは、開くとバラバラとたくさんの豆が飛び出してきます。子供達は、飛び散った豆を楽しげに集めていました。農産物を収穫する機会が少ない子供達にとって良い体験だったのではないでしょうか。
 収穫体験にやってきた子供達は、サツマイモ,柿,そしてササゲ豆をお土産にして元気よく帰っていきました。

     乾いたさやを開いて、飛び散らないようにササゲ豆を取る


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