東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

高キビ(砂糖モロコシ)の緊急収穫

2009年10月12日 | 麦,穀類,雑穀
 台風による長雨で倒れ掛かっていた高キビ(砂糖モロコシ)が、台風通過後はすべて倒れていました。元のように起こすことはちょっと無理のようです。地面に倒れた穂をこのまま放置していると、せっかく実った実は腐ってしまいます。このため、だいぶ早いのですが未熟穂を含めて緊急に収穫しました。

          倒れた高キビ(砂糖モロコシ)から穂を刈り取る
 

 倒れた茎は根元からは切らないでおきました。しばらくして茎が立ち上がり、再度穂が出てくるかも知れません。そうなれば、茎から砂糖成分を抽出できるかも知れません。また、実をもう一度収穫できるかも知れません。

             倒れた茎を起こすことはもう無理、残念!


 収穫した実にはまだ青いものが混じっていましたが、かまわず束ねて干すことにしました。多少実は小さいものの食べることはできそうです。私1人では時間がかかるため、今回大学生2人に協力してもらっての緊急の収穫となりました。

             刈り取った穂を束ね、ワラで縛る大学生


 未熟な穂もいっしょに刈り取って束ね、それを農作業小屋の軒下に干しました。日当たりがとても良い場所のため、数日のうちに乾燥すると思います。ただし、乾燥すると縛った茎もしぼんで縮むため茎が抜けやすくなります。このため、再度束ねた茎を縛りなおす必要があります。
 11月頃に脱穀して精米する予定です。食べるのは12月頃になると思います。粒のまま食べようか、製粉して食べようか考えるだけで楽しくなります。さて、どんな味がするでしょうか。

            束ねた穂を農作業小屋の軒下に干す
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