東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

昔の手押し式種まき器で小麦の種まき

2021年11月07日 | 麦,穀類,雑穀

 

 小麦の種まきの季節がやってきました。去年も小麦の種をまきましたが、鳩やカラスに土を掘られて少し種を食べられてしまいました。それ位ならばまだ許せます。しかし、防鳥網を被せていたにもかかわらず、収穫前に小麦を全て食べられてしまいました。今年は、それらを考慮して種まきすることにしました。さて、毎年の事ですが、古くから使ってきた手押し式の人力種まき機で小麦の種をまきました。来年は食べるほど収穫できるでしょうか。

   小麦の種まきに使った、昔からの愛着ある農具、猫車や種まき機など


 去年の反省を元に、防鳥網のサイズに合わせた種まきをしました。防鳥網のサイズは 9m x 18mです。このサイズに収まるように種をまきました。具体的には、4m (4列)x 15mに収まるように種まきしました。防鳥網は来年新調するつもりです。スズメなどの小さな野鳥が通ることができない網目サイズ3cmの防鳥網を購入する予定です。

 1m間隔4列の杭を打つ    4列の溝を掘る     平クワで溝掘り
  

 小麦の種をまいた手順は次のとおりです。最初、1m間隔4列で長さ15mの浅い溝を平クワを掘りました。その溝の中に手押し式種まき機で小麦の種をまきました。そして、周囲にカラスや鳩がいないことを確認して種をまきました。カラスや鳩がいると、種まき後に畑に飛び降りてきます。そして、掘り返して種を食べてしまうのです。種をまき終わると土をかけます。最後に、種をまいたことをカラスや鳩に悟られないように、畑の表面を竹や枝で撫でておきます。11月下旬には発芽すると思います。

   種をまいた手押し式種まき機     種まき後平クワで土を被せる
 


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