東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

初夏の花弁収穫のため、紅花の秋の種まき

2022年11月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 染色に使う紅花の種まきをしました。春に種まきをしてもかまいませんが、冬越しした紅花の方が花弁をたくさん収穫できます。そのため、私は収穫のためには主に秋に種まきをして、単に種子をとるためなら春に種まきして夏に収穫することが多いです。
 秋に種をまくメリットは、雑草対策が容易なことです。紅花は冬の間に少しずつ成長し、春になると雑草が芽生える前に大きくなるのです。春に種をまくと、どうしても雑草に負けてしまいがちです。そのためか、花弁の数が少なく花弁が大きくないような気がします。単に夏の野良仕事がつらいため、私が手抜きをしてしまうためかも知れませんが。

           秋冬野菜の隣に紅花の種をまく
          紅花は耐寒性があり苗のまま越冬します



 紅花の種を、秋冬野菜の隣に作った畝に種まきをしました。いつものように耕運機で土を耕して、三本クワで鞍型に畝を盛り上げました。そして、レーキで丁寧に整形した後に黒マルチを被覆しました。その後、この初夏に収穫した紅花の種子をまきました。
 以前は花を観賞する品種の紅花を栽培していましたが、知人にいただいた染色用の紅花を数年前から栽培しています。観賞用と比べて棘が長くて鋭いので花弁の収穫には難儀します。ちなみに、紅花の種には油分(サフラワー油)が多く含まれておりバターの原材料になっています。

 三本クワで畝を鞍型に   畝に黒マルチを被覆     まいた紅花の種子
  

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