東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施川沿い史跡巡りウォーキング(その8)の下見 1/2

2014年05月03日 | 歴史探訪他ウォーキング

 田布施川沿い史跡巡りウォーキングの8回目を5月18日に実施する予定です。この8回目が最終回で、今回は田布施川最奥部の源流を歩きます。去年の7月に調査して決めたコースで、小行司にこにこパークをスタートして、多賀神社,余田畑などを経由して大波野奥までウォーキングします。
 今回は、そのコース全てを実際に歩いて丹念に下見しました。一部を除いてほとんど平坦な道ばかりですので、歩きやすいコースだと思います。なお、ウォーキングメーターで測定した距離は8.5kmでした。

   大波野奥、車からバイクを出す        小行司にこにこバークをスタート
 

 今回は片道コースです。このため、大波野奥の駐車場まで車にバイクを積んで出かけました。ところが、その駐車場に着いた時に大事なものを忘れていました。ヘルメットです。家にヘルメットを取りに戻ったので、40分ほどの無駄な時間を費やしてしまいました。それだけスタート時間が遅れてしまいました。やれやれ!
 大波野奥の駐車場で、車からバイクを下して、小行司のにこにこパークまでバイクで行きました。にこにこパークにバイクを置いて、下見の開始です。

   〇:地元の神社から見た多賀神社       小行司小学校跡 今は喰道農村公園
 

 小行司にこにこパークをスタートすると、多賀神社方面に向かって歩きました。とても天気が良いので、歩いていると汗をかいてしまいます。このため、腕まくりして歩きました。歩いていると農事法人組合小行司の畑がありました。ちょうど麦がいっぱいに穂を出していました。数人の方が、土手の草刈りをしていました。最初に訪問したのは、地元の神社(荒神社?)です。石鳥居に、文化十三子三月吉日(1815年)と刻んでありました。それなりに由緒がありそうな神社です。多賀神社の陰に隠れて、あまり知られていないこじんまりした神社です。なお、8月24日にお祭りがあるとお聞きしました。この神社から多賀神社がよく見えました。

                圃場整備された見事な田んぼ、向こうの方は岩国市


 こじんまりした地元の神社を過ぎると、昭和44年に東田布施小学校に統合のため廃校になった小行司小学校跡に行きました。昭和44年と言えば、私が高校2年生の頃です。当時の私は、小行司をはるか遠い所のように思っていました。まさか、小行司をウォーキングする時が来るとは、当時は思いもしませんでした。今は、静かな喰道農村公園となっています。

    力士小桜の碑 大正13年建立             道横にある郷江公会堂
 

 喰道農村公園からは、圃場整備された広々とした田んぼを眺めることができます。喰道農村公園下に、立派な圃場整備記念碑が建っています。圃場整備記念碑を横に見ながら歩いていると、お地蔵様があり、その隣に力士小桜の石碑が建っていました。今の大相撲ではなく、明治時代頃に地元にいた田舎相撲の力士碑とのこと。針や整骨で近所の方に尽くしたそうです。その力士石碑のすぐ近くに郷江公会堂があります。

      多賀神社への登り口?         この登り口を行くと、なんとジャングル!!
 

 郷江公会堂から、だんだん坂道となりました。しばらく登っていると、「至 多賀社」の立札がありました。その山道に入っていくと、とんでもない道でした。最初竹藪だったのが、ジャングルのように木々が茂っていました。所々で木が倒れており、とても歩けるように道ではありませんでした。それでも、藪こぎしながら無理やり進むと、明るい山道にポツカリと出ました。
 この明るい山道が多賀神社への道のようです。その道を戻って登り口を確認しました。すると、その登り口にはまったく立札がありません。先ほどの立札の位置が間違いのようです?悪戯でしょうか?それとも、立札が示す山道が使われなくなって久しいのでしょうか?立札の位置を正しく変えた方が良いと思います。

    明るい山道に遭遇、その道を登る          正しい登り口、しかし立札なし?
 

 この立札の間違いに気が付いて良かったです。これだから、下見はとても大切なのです。本番で間違った道に入ったら大変です。さて今度は、正しい山道を登りました。30分位のだらだらした登り道です。落ち葉が溜まった窪んだ道を進んでいると、やっと多賀神社の石鳥居が見えてきました。その鳥居の前に、桜の大木がありました。田布施町で一番大きな山桜だそうです。

                田布施町で一番大きい、多賀神社の山桜の大木


 山桜の大木の根元近くは風が吹いて涼しかったため、汗をぬぐいながら立ったまま休みました。山桜の傍にある石鳥居を見ると、大正15年(1926)と刻んでありました。私の父親が生まれた年に建立されたようです。神社にはこのような石の鳥居がよく建っています。重機のない時代、どうやって山の上まで運んだのでしょうか。

  1時間ほど歩いて着いた多賀神社    右の南参道と左の余田畑参道、今回は左へ
 

 1時間ほど歩いて、多賀神社に着きました。本番のウォーキングでは小行司にこにこパークを10時にスタートする予定です。正午までには多賀神社に着きそうです。ここで、田布施方面の景色を眺めながら昼食休憩をする予定です。ところで、この多賀神社の宮司さんは光市に住んでおられるそうで、毎月1日に多賀神社に来られるそうです。

    多賀神社の石階段からの眺め、田布施の大波野や平生湾方面がよく見える


 今回は下見ですので、多賀神社にトイレがあることを確認してすぐに出発しました。多賀神社を出ると、余田畑方面に向けて歩きました。

       田布施川沿い史跡巡りウォーキング(その8)の下見コース 1/2


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