東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

郷土館 今度はキジバトを保護

2020年10月09日 | 生き物

 数ヵ月間前から、キジバトが郷土館の玄関前をうろうろしている事に気が付いていました。餌をやっている訳ではないのに不思議に思っていました。実は、玄関横の庭木に巣を作ってヒナを育てていたのです。半年前に弱った伝書鳩を保護しましたが、今回はキジバトのヒナを保護することになりました。私が近づいたのを察知してか、なんとそのヒナは道路の反対側の灌木に飛んでいきました。ヒナなので充分な飛ぶ力がありません。灌木に近づいて保護しました。そして、巣の近くに放しました。しばらくして、親鳥二羽がやって来て無事を確認するかのように鳴きあっていました。やれやれ、ほっとしました。

       保護した後、巣の近くに放したキジバトのヒナ


 鳩の成鳥は羽が綺麗ですが、鳩のヒナはあまり綺麗ではありません。今回保護したヒナは、羽が生え変わりつつある段階でした。聞くと、あと1週間ほどすれば巣立ちするほど育ったヒナとのこと。ところで、私が東京に住んでいた頃に怪我をした鳩を保護したことがあります。動物病院に連れて行った時、獣医から驚くことを言われました。「東京では鳩は害鳥」なので治療できないとのことでした。むやみやたらに餌を与える人がいるからなのだと思います。野良猫に餌を与える構図と似ています。今回保護したヒナは巣に戻ったようですが、無事巣立つことができるでしょうか。

    玄関横の庭木上に営巣        保護したキジバトのヒナ
 


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