この春もわら細工のほぼろ(わら籠)を製作する講習会(14回目)を開催しました。ほぼろそのものは伝統町なわら細工民具ですが、その技法を応用して買物籠,リュック,猫ちぐら,ペットボトルケース,シートなどを作ることができます。
午前中に来られた方は三回目の参加で立派なほぼろが完成しました。農作業に使うとのことで昼前に喜んで帰られました。残った四人は午後もめいめい好きな籠などを製作しました。
なお、一人の方が麦わら細工をしたいとのことでした。そのため、6月の麦の脱穀時に私の麦畑に来てもらう予定です。
わら細工民具ほぼろ製作講習会に参加された方々
今回は参加人数が多くなかったため、いろいろと教えることができました。マンツーマンで、例えば籠の縁の編み方をサンプルを使って教えることができました。私の工夫なのですが、そのサンプルを使って実際の編み方を見て,触って,解いて,そして編み戻して学ぶことができます。
今回の講習会は各クラフト工芸などの情報交換をしたりして思いのほか楽しかったです。私は簡単なペットボトルケースを作るつもりでいましたが、駒のセッティングだけで終わってしまいました。教えたり楽しい会話に時間をとられてしまったからです。
ある方のわら籠作品2点 セッティングだけの駒と編み台
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