東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ほぼろ版買物籠の試作(2/5)

2023年05月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 これまで、いくつかほぼろを製作してきました。ほぼろは基本的に底は円形です。そのため、手持ち籠や買物籠としては使いづらいと思います。
 そのため、今回あらたに底面が細長い楕円のほぼろを作っています。通常のほぼろと底面の編み方を変えてみました。そして、床に置いても倒れない工夫もしてみました。さて、どんなほぼろ版買物籠ができるでしょうか。出来上がりを楽しみにしながら製作をしています。

        側面を編み終わり、底型に被せたほぼろ版買物籠


 底面をどんな形にしようか最初迷いました。多いのは長方形です。あるいは、その長方形の端が円形のものが多いように思います。長方形の底はありふれているため、長楕円の底にすることにしました。そこで、長楕円の型を作りました。この型にはめ込んで底を編みます。なお、長楕円とは細長い楕円のことです。

  長楕円を板に墨付け    長楕円を切り抜く   底編み用型の組み立て
  

 底が長楕円になるように板で型を作りました。そして、事前に完成しておいたほぼろの側面にその型をはめ込みました。続いて、その型に合わせるようにしながらほぼろの底が長楕円になるように編みます。編み終わったら型を取り出します。これまでのような、底が円形の時の蜘蛛の巣網ではありません。ちゃんと編めるか心配です。

 事前に完成しておいたほぼろの側面      ほぼろの底に型をはめ込む
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする