東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 稲荷山公園,石鎚大権現,六道地蔵などを散策

2013年03月27日 | 歴史探訪他ウォーキング

 24日、六道地蔵で餅まきやお接待があるので行ってみました。しかし、着いた時にはすでに終わっていました。残念!私以外にも、お年寄り二人組が残念だったようです。

 六道地蔵に行く途中、稲荷山公園にある稲荷山神社に寄りました。JR柳井駅から歩き始め、姫田川を通り過ぎて、柳井簡易裁判所近くから稲荷山公園への山道を歩きました。車も通ることができる上り坂を、ゆっくりと景色を楽しみながら歩きました。

      柳井簡易裁判所前を通る         稲荷山公園へのゆっくりとした上り坂
 

 稲荷山公園に着くと少し休憩しました。公園内の稲荷山神社入口近くは、見晴らしが良いので休憩にはちょうど良い地点です。発電所,茶臼山古墳などが見えました。その向こうには瀬戸内海が見えました。

        茶臼山古墳,火力発電所などが見える,その向こうには海が


 景色を見終わると、稲荷山神社をお参りしました。この神社は、真っ赤な鳥居群が特長です。たくさんの赤い鳥居を潜り抜けると本殿がありました。この神社をお参りしたのは初めてだと思いますが、遠くからでも目立つ鳥居は市街から見たような記憶があります。どの鳥居も建築年が昭和50年頃ですので、その頃に建て替えられたのではないかと思います。

          真っ赤な鳥居に囲まれながら、急な石階段を本殿に向かう


 鳥居群は、石階段と稲荷山公園の二か所に立っています。車で来る人のために、鳥居群が新たに公園にも建てられたのでしょう。稲荷山神社を参拝すると、六道地蔵に向かう道を登りました。同じ勾配の坂道が延々と続くので、さすがに暑くなりました。そこで、一枚上着を脱いで歩き続けました。

     車で参拝する人が通る鳥居群            同じ勾配の坂道が延々と
 

 一時間位歩いたでしょうか、三ヶ岳や琴石山がすぐ近くに見えるようになりました。だいぶ高くまで登ってきたようです。最初、石鎚大権現をお参りしました。四国にある石鎚山と関連があるとのこと。大きな岩がご神体のようです。

               大きな岩がご神体でしょうか、石鎚大権現


 石鎚大権現の次に、すぐ近くにある六道地蔵を訪れました。このお地蔵様は岩に彫られたお地蔵様で、今は岩ごと建物にすっぽり覆われています。200年以上前に、柳井で最も古い普慶寺の住職が岩にお地蔵様を彫って奉ったそうです。しかし、長い年月の間に忘れ去られしまいました。近年、岩ごと土に埋まったお地蔵様が発見されてから、今のように再び奉られるようになったとのことです。建物の扉を開けて中にそっと入ると、岩に彫られたお地蔵様を拝謁することができました。

      六道地蔵が奉られた建物            六道地蔵近くの信ヶ峠展望台
 

 巨岩に掘られた六道地蔵を拝んだ後、近くの広場で休みました。この六道地蔵前で餅まきやお接待があるのですが、着いたのが遅かったためすでに終わってしまったようです。少しがっかりしました。この広場に、私と同じようにがっかりしたお年寄り二人がいました。

  信ヶ峠展望台から見下ろした景色、発電所,柳井病院,大星山などがよく見える


 そのお年寄り二人は、柳井市街からわざわざ林道を歩いて六道地蔵まで来たとのこと。「招待状のハガキに『1時に~』と書いてあったので来たのに、着いたらもう終わっていた。去年までは少しくらい遅くなってもやっていたのにねえ。どうしただろう。」などと、残念そうに話をしていました。主催者の何らかの都合で、早めに終わってしまったようです。ほとんどの方は車で来たようですが、このお年寄りは林道を延々と歩いて来たので少し可哀そうでした。お年寄り二人にお話しを聞くと、昔に比べて参加者がだいぶ減っているとのことでした。
 六道地蔵の後、信ヶ峠展望台で眺望を楽しみました。そして、三ヶ岳をウォーキングした時に歩いた下山道を通って柳井市街に戻りました。途中、三ヶ岳の山頂が見えました。

  残念そうだった、山を下るお年寄り二人       三ヶ岳山頂を見つつ下山
 

コメント
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