東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春の田んぼ、踏み込み温床

2001年03月13日 | 田舎暮らし
 ボーイスカウトの行事が延期になったため、午前8時頃にクレソン田から沢伝いに上流に向けて歩いて見ました。早春の田んぼはとても美しいです。ため池周辺の田んぼは、時代劇の撮影に使われたことがあるとのこと。納得できるような風景です。

                  昔ながらの美しい里山の田んぼ


 しかし、去年開田した田んぼの上の土砂には唖然としました。驚いたというよりも恐怖心がおきるような光景でした。そして、悲しさと怒りが交互に込みあげてきました。頂上よりも高く積み上げられた土砂の山は、砂防対策も植生対策もされていません。
 直下の田んぼは、この梅雨・台風シーズンは希望が持てません。地すべりが発生すれば人命さえ危険だと思います。モトクロス場の直下は土砂を免れているようです。 そのまま平山小学校の裏や薬科大学付近をやぶこぎしてため池に戻りました。

               片側に笹の群落が生える田んぼ


 午後は、戦前の物でしょうか骨董に近い古いエンジンをもらいに相模原に行き、ついでに当地の田んぼを見学しました。エンジンは、秋までには修理してお披露目しようと思います。このエンジンを使って子供達に脱穀体験をさせようと思います。すさまじい音が出そうです。
 ところで、土曜日は里山シンポジウムの手伝いにでるため、農作業は実質的にできません。サツマイモの伏せこみは日曜日になります。しかしながら・・・・土曜日からの踏込み温床の温度が、20.3度、20.6度、23.6度、25.5度。
 どうしたのでしょう?温度が上がりません・・・・困りました。農作業は、工業製品のようにはスケジュールどおりには進みません。天候を見ながら、状況を見ながら、臨機応変に気長に進めるしかないと思います。
コメント
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