東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

踏み込み温床の温度

2001年03月08日 | 田舎暮らし
 先週の土曜日に落葉と厩肥を混ぜて作った踏込み温床の温度を継続して計っています。日付 温度  計測時 測定場所:表面から5cmの深さ。3/5 17.6  14:30,3/6 17.0 14:00,3/5 19.7 21:00 本来もっと温度上昇するはずだが。3/6 24.0 21:00,3/7 26.7 20:00,3/8 ? 21:00 温度計紛失 ビニール袋に入れてたのでゴミと勘違いか?
 以上で分かるとおり、所定の温度に達していません。最低でも40度は出て欲しいところです。このままでは土曜日のサツマイモの伏せこみが危うい状況です。このため土曜日は、苗作り、ジャガイモの浴光催芽、などの作業に変更になるかも知れません。

              ビニールで覆った踏み込み温床、温度測定中


 ところで、温度が上がらないのは、放線菌などの菌の繁殖が弱いことが原因ですが、その理由は(1)炭素率:落葉に対して窒素(厩肥)の量が適正でない?(2)水分:水分が適正でない?。(3)空気:足で踏んだので空気が押し出されて酸素不足に?が考えられますので、土曜日再度チャレンジしてみようと思います。
 (1)(2)に対しては、尿素か石灰窒素を水に溶かして少し混ぜてみる。(3)に対しては切り崩してみて一度切り返してみる。
 ただし、奥に手を突っ込んでみると発熱は確かなので、もしかしていけるかも知れません。最深部は40度には達しているような気がします。土曜日の状態で決まると思います。自然は一筋縄でいきません。これもいい勉強だと思っています。
コメント
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