●南部公民館での議会報告会は、33名の参加者でしたが、ご質問、ご意見もたくさんあり、大変活発な報告会でした。このような報告会、特に市民の意見や質問に、じかに触れることは、議員(議会)と市民との距離を埋めることになり、住民自治から見て大切なこととみています。今後も、公民館等の地域の施設で開催し、議会の説明責任、開かれた議会につなげたいと思っています。正直、参加者がもう少し多いかと見ていましたが…。
●台湾の総統選挙で、初の女性総統誕生とともに、8年ぶりの政権交代になりました。確実に民主主義が成熟しているようです。日本のテレビ報道のインタビューに、中国人の観光客が、「選挙が自由にできることはうらやましい」と言っていましたが、今後中国との関係がどうなるか、注目です。女性のトップと政権交代は、昨年秋、ミヤンマーでも行われました。スーチーさん率いる民主政党が、軍が支配する国民政党に選挙で勝利しました。日本も、2009年に民主党を中心とした野党が選挙で圧勝し、大きな期待を持たせました。しかし、政権運営に祖語をきたし、また自民党に政権が戻っています。今年の参議院選挙、18歳からの新しい有権者含め、投票率70%以上になればいいのですが…。
●明日は午後,自分が委員長の「第五次北本市総合振興計画審査特別委員会協議会」です。「第五次北本市総合振興計画審査特別委員会協議会」では、12日に実施した講演会の総括をし、そこで得た情報を活用し、これからの審査に生かしていきたいと思っています。昨日、ある集まりで、市民の方から「北本の魅力は何か」と突然聞かれました。すぐに応えることができず、ふがいなさを感じました。「緑が豊かである」とか、「首都圏(東京)に隣接している」とか、「地盤が地震に強い」とかを考えても、これらは「北本を選ぶ」絶対条件にはなれません。いや、十分条件にもなれません。人口が減り続けて10年、ここを克服し、人口バランスのとれた持続可能性のある北本市へ変貌させるためにも、地域特性(地理的特性、環境的特性、歴史・文化的特性、人口・経済的特性)を新しい視点で見直し、それぞれの魅力を組み合わせて創りあげていかなければなりません。まさに、今回の総合振興計画は、これまでの4次までの総振を継続するのでなく、2020年から25年の直近の課題を克服する「魅力のブラッシュアップ(磨き上げ)」が必要なのであろうと思います。まずは、市民参画・協働からです。
●現在議会で、北本市議会基本条例の制定をめざし特別委員会が設置されています。議会基本条例は、平成22年ごろに当時の会派「緑風政策フォーラム」で、北海道栗山町や三重県伊賀市など先進地で研修を重ね、市民に向き合う、市民と協働する議会を目指した「北本市議会基本条例」(案)を、議会に提案したことがあります。それに対案が出され、結局審議未了で廃案になった経緯があります。現在650以上の自治体で制定されています。8月に視察した静岡県藤枝市議会も、制定しています。いよいよです。