四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

明日は「新人議員と学習会」です。猛勉強しました。

2016-01-07 20:57:24 | 日記

●今日は、明日行う「新人議員との学習会」のレジメをつくるのでほぼ一日。地方自治の本旨から始まった地方自治について。戦後、GHQの強い要求で憲法に入れることになったが、当時の内務省は最後まで抵抗したと言う。内務省が自治省、総務省になっても連綿と中央支配は続いています。首長に権限委譲することは中央が統治しやすいからと思うと、議会がしっかりと住民から負託を受け、責任を果たすことが必要です。アメリカのまねをする必要があるというなら、私は地方自治制度と思います。草の根の民主主義を徹底させるらしいアメリカの地方議会。山梨学院大学教授の江藤俊昭さんの「自治担う議会改革=住民と歩む協働型議会の実現=」で知りました。

●地方議会の歴史から入り、住民主権の地方議会について、元全国市議会議長会調査部長の加藤幸雄さんの「新しい地方議会」、「市町村議会の常識」で目からうろこです。元全国県議会議長会事務局長野村実さんの「地方議会改革宣言」で、委員会審査の在り方、動議の提出、予算修正(組み替え動議の活用)を知りました。神奈川大学教授後藤仁さんの「自治体としての立法府として議会」では、憲法第92条から95条まで(地方自治)は英訳の方が、その意味(地方自治の本旨)が素直に伝わるという解説には納得でした。

●明日は、会議規則と先例を合わせて、議会がどのように動いていくのか。そして議員がどう対応すべきか。何ができて、何ができないのか。抑制と均衡、チェック・アンド・バランスという二元代表性についてなど、確認しながら、対話しながら進めます。久しぶりに文献を読み、リフレッシュしました。明日は先輩ずらして、知ったかぶりします。実は自分の知識の再認識です。

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