

- 19日水曜日は、令和7年度北本市の予算を審査する「予算決算常任委員会」が開催され、予算分科会長の報告に対する質疑が終了し、討論に入る前に、私が修正動議を提出しました。修正すべき予算は、平成20年ごろに整備した「地域食材供給施設(そば店)」の椅子40脚の交換について258万9,000円(1脚単価64,000円)を全額削除するものです。280億円を超える予算です。高々250万円程度の減額修正かと思われるでしょう。確かにその通りです。しかしながら、「一事が万事」に通じると尊敬する恩師:今は亡き朝比奈博が口癖のように言われたことを私は忘れていません。ことの顛末を述べます。
- 令和7年度北本市一般会予算の審査(建設経済分科会)で、予算書にある基金繰入金(森林環境整備基金)で「さんた亭」椅子の老朽化による入替業務258万9,000円が計上されていました。詳細について質疑したところ、
市・「地域食材供給施設さんた亭の椅子が老朽化しているので入れ替える」と答弁。
私・「何脚ですか」と質疑
市・「40脚を見込んでいます」と答弁。
私・「一脚幾らと見込んでいるのか」と質疑
市・「約64,000円です」と答弁。
私・「公共施設のそば屋の椅子としては高すぎないか」と質疑
市・「埼玉県産材を使って家具業者に特注する」と答弁。
私・「そば店の椅子に1脚64,0000円は普通の感覚では高価過ぎないか」と質疑
市・「財源の森林環境整備基金は使い方に制限があり、森林関係に限定されており、埼玉県産材は該当するので予算化した」と答弁。
私・「基金の使用制限は理解するが、そば店の椅子に64,000円は納税者・住民の理解は得られないのではないか。
市・「・・・この基金は使用制限があり、使う機会があまりないで・・・」と
私・「それは理解できなくもないが、埼玉県産材としてももっと広く多くの市民に使われるバス停や街中の小さな公園のベンチとか、市役所のみどりの広場で遊ぶ親子のためのベンチやテーブルとか・・・」と意見を言いました。
- 分科会は採決する審査でないので、予算決算常任委員会へ動議として「258万9,000を削除する修正案」を提出しました。採決では「賛成」が3人、「反対」が15人で圧倒的な否決となりました。質疑では、「老朽化している椅子に座ってけがをしたらどうするのか」とか「市は業者から見積をとって予算入にれているのだから」とか、「工藤議員はさんた亭に行ったことありますか」という質疑もありました。
- 基金を使った特注品でなく、財源を一般財源にして「既製品」でいいのでないかと提案しています。現状老朽して危険であるならそれを使わなければいい。40脚全部が危険な状態ではないはずです。もし全部が危険な状態であるなら、まさに特注品でなく、既製品で対応するのか施設管理者の責任であろうと答弁しました。私は、監査委員を経験し、税金は1円なりとも不合理な使い方をしてならないと、当時の代表監査の監査を見聞きしてつくづく思い知らされたことがあります。予算編成した三宮市長は、議員時代に当時の市長に厳しく財源論や税の使い方を厳しく質疑していましたが、市長になったらこのように「ご都合主義」丸出しになるんですね・・・。一事が万事です。市のガバナンスが崩れて行くのは小さな出来事の積み重ねが多いです。長々となりました。老害議員の「グチ」でした。