四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

「まち・ひと・しごと」計画会議傍聴。号泣県議の公判、甘利大臣の辞任。マイナス金利と激動の申年か

2016-01-30 10:59:14 | 日記

●5日ぶりのブログ。たった5日間なのに、激動の「申年」か。ついに裁判所に強制出頭させられた「兵庫県の号泣県議」その後逃亡を疑われ2か月の留置所。リオ・オリンピック大会のサッカーアジア代表決定戦で、強豪イラクを破って6大会連続出場決定。28日は、第五次総合計画策定に向けて、先進地である長野県小諸市に視察に行き、帰宅してテレビでニュースを見ていたら、「甘利大臣が辞任」という。そして昨日は、日銀がマイナス金利を決定、株価が乱高下と、目まぐるしい。

●小諸市は、法の改正後、総合計画の策定の方針として、何のために策定するのか。策定した計画はどのように使い、運用するのか。徹底的に考えていました。現在は、第五次基本構想を策定中ですが、平成25年度当初から、市長ら最高幹部による「理事者協議(政策会議)」を経て、部長級を交えた「特別戦略会議」で約1年、市長と全職員による意見交換会、職員から公募した「政策研究会」で、基本政策をまとめています。同時進行の審議会への意見具申、なにより、市民参加がすごい。まちを調べる「宝探し」や市民検討会の実施など、学ぶことが多かった。小諸市の総合計画は、「地域経営計画」として策定、財政計画も策定し、長期にわたって運用するという。北本市の計画も、そのような観点で精査し、結論を導きたいものです。

●号泣県議も、ようやく裁判に出頭したが、容疑否認、記憶にないなど、政治にかかわる議員は記憶が薄れる場合が多いのかな…そういえば最近、昨日の晩御飯の内容(おかず)を思い出せないときがあるが、「議員病…」かな。と思っていたら、週刊誌に書かれた記事について、甘利大臣も「記憶が定かでない」と言っていた。結局認めたことで辞任となったが、これでは(記憶喪失)TPPの交渉について国会で答弁できないでしょうから、辞任は順当なところのようです。「甘利」とはいえ、余りにひどすぎます。今朝の毎日新聞に「甘利」の漢字を分解したら、「口利キ」とのイラスト。すごい発想です。号泣県議も功績があります。それは地方議会について警鐘を鳴らしたことです。

●26日、北本市「まち・ひと・しごと総合戦略計画」策定会議を傍聴しました。傍聴者は、私を入れて3人でした。もっと市のホームページに会議の開催が載っていないことも影響していると思います。第1回目ということで、委員の委嘱と素案の説明で1時間半ぐらい。その後意見交換がありましたが、委員長がよく質問されていました。他は病院の事務局長ぐらいで後は、「参加に意義」とオリンピック憲章のような会議でした。元々、銀行の支店長とか、宛職がほとんどですから…。素案を見て「…???」と思っていました。例えば、子育てなんでしょうが「産科医院の誘致」とありました。鴻巣市の総合病院誘致と同じにならなければ…と考えていたら、北里の事務局長?が、「産科医院の誘致は無理では…医者がいません」と一言。「それより、当院の産科の充実の方が現実的と考えるが…」とすごく常識的・現実的なご意見。

●商業のにぎわい・活性化について、二ツ家周辺(南部)とあります。中心市街地を南部に重点化するという計画か。とすれば現在の北本駅周辺の活性化をどうするのか。南部地域の新駅は「終止符」を打つといったように記憶していますから、南部の東側(二ツ家)だけで人口が増え、北本市が再生するのか。期待しますので、頑張って!さて、企業誘致について、「企業相談」現在ゼロ件だか5年後に5件とありました。委員から質問はありませんでした。相談に来てから条件設定するということでしょうが、そんな裕著なことをしている自治体の相談には来ないように思いましたが。企業誘致条件(例えば「企業誘致条例」)が必要と思いますが…。まあ、素案ですから…。一方、「素案」こそ、最も大事なんでは。北本市は正念場だと思いますが…ね。申年はいろいろあるね…。

●最後に、小諸市の政策担当者(総合計画)は、よく勉強され、考えもしっかりしていました。北本市の担当者も、よく頑張っていますので今後に期待です。ブログさぼると、長くなりますので、毎日少し書くようにします。(反省猿)市民の皆さん、市議会の傍聴だけでなく、市長の付属機関の傍聴も出席されたらどうでしょうか。大事なことが「ひっそり」と決まっていきます。

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