ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

仕事の実力のない人間ほど、「いい人」にならざるを得ない。

2011年06月05日 | Weblog

「もらった名刺は、全部捨てろ!」内藤 誼人著より。

ここでは「いい人ほど、仕事ができない」とも言っている。これは実に逆説的な表現だ。つまり、仕事さえできれば、「いい人」になる必要はないということだった。

とくに今は成果主義が当たり前のようになっている。だから、結果だけが問われることが多い。途中のプロセスなどどうでもいいようにさえ思える。これでいいとは思えないが。

実力だけが問われるスポーツの世界では、これが分かりやすい。「いい人」は実力がない選手ということになる。実力があっていい人なら最高だろうが。たとえ嫌われても、人に信頼される存在が大事だということだろう。

かつての豪速球投手、江夏を思い出す。彼はしばしば各球団を渡り歩いて、優勝請負人などと呼ばれていた時期があった。人格者である前に、チームを優勝に導けるかどうかが実力だったのだ。

いい人をやめるためには、誰にも負けない仕事の実力を身につけることだった。そうなれば、先輩だろうが、上司だろうが文句は言えない。売上げさえ常にトップで信頼されれば、他の人以上の経費さえも認められる・・・かも。