「成功する人の一見、運に見える小さな工夫」中谷彰宏著より。
ここでのファインプレーはサービスに関することだった。一つの例として、あるレストランが貸切のとき、それを知らずに来店したお客さんに「今日は貸切ですので・・。」と何もしないで断るのはサービス業失格だという。
私も何度かそんなケースにぶつかったことはある。店の表にただ「本日何時から貸切り」とホワイトボードに書かれた看板が置いてあり、ガッカリしたことがある。
また、店が満員で予約がないと入れないという場合もある。場合によっては予約をしてから来てほしいという店もある。まあ高級な店によってはしょうがないところもあるが。
そこで、なにもしないというのもサービスに欠ける気もする。それなら、またの来店を促すような一言も必要だろう。先ほどの貸切りの場合でも、わざわざ来店してくれたお客さんには何らかの特典を与えることも考えるべきだ。たとえば割引券、サービス券なども入るようだ。
たとえ、満員や貸切りでもまた来ようという気にさせるほどのフォローがあるお店は、どれほどあるだろうか。もう次はないかもしれないものを、次のチャンスに変えられるかどうがかがポイントのようだ。やはり、ちょっとした工夫ができるかどうか・・・だろうな。