ルーティンは安心と自信を生む。

「プロフェッショナルの習慣力」森本貴義著より。

森本氏自身も毎日欠かさずやっている朝のルーティンがあるという。それは起床時間、朝食、身体を動かすこと、シャワー、読書、メールチェックなどで、ランチを食べて12時半に出かけることだった。

しかも、朝ごはんは、フルーツジュースなどで軽く済ませていた。それは健康のためで、夕食を試合が終わったあとの遅い時間にとるため、、胃の調子を整えるためだった。

人それぞれ自分の健康状態にあった食事の取り方があるのだろう。やはり仕事を万全に行うために、最善のルーティンを持つことは大切なことだ。

筆者はさらに、「ルーティンの継続は、本番に向けての心構えとなり、万全の準備がしてあるという安心と自信を生む」と語っていた。

また、ルーティンが本番のための「準備」なら、「型」（ルーティンの一種ではあるが）は本番の手順だという。つまりイチロー選手がバッターボックスに入る時の一連の動作が「型」だった。そんなものを持てれば、安定した結果も望めるようだ。