ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

アイディアより「見立て」のほうが優れた概念なのかもしれない・・・

2013年05月28日 | Weblog
「佐藤可士和の新しいルールづくり」佐藤可士和・齋藤孝著より。

仕事でも何でも「アイディアを出せ」と言われても、そうそうすぐには思いつかない。そこで、むしろ「何かに見立ててみよう」と考えれば、楽しい感じもしてくるようだ。

佐藤氏は、アイディアは見立てだと考えたほうがいいというアドバイスだった。氏は実際に普段からそんなことを生活に取り入れていた。

そのモノは意外にもコーヒーカップで、それは江戸時代に使われていたそば猪口だったからだ。アンティークのそば猪口は飲みもの用ではないが、見立てて使っていたのだ。実にオシャレだとも思える。

本来の用途ではないものを見立てるというのは、意識しないでも普段の生活でもやっているかもしれないが、それを意識して見つけるというのは実にクリエイティブにも思えた次第。

つまりアイディア力があるからこそ、見立てられるとも言えそうだ。こんな概念は、佐藤氏の仕事では必殺技になっている。