ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

クライアントとの打ち合わせは、自分の思考を言語化するためにやっているようなもの・・・

2013年05月06日 | Weblog
「佐藤可士和の新しいルールづくり」佐藤可士和・齋藤孝著より。

実際はこの二人による対談になっていて、その聞き手が齋藤氏だった。佐藤氏は相手と話して、ブレインストーミングなどでピタッとする単語や文脈がみつかると「そうだ、そうだ」と思考が言語に置き換えられるという。

しかし、そこにたどり着くまでは、かなりの時間を費やすことだろう。また自分の好きを言語化するとも表現している。「ただ何となく言えないが、好き」ではいけないようだ。つまり抽象的なことを理由をはっきりさせて、具体的に説明できるかどうかがポイントのような気もする。

これは、いいと思っても、思考はそこで止まってしまうことが多いようだ。しかし、佐藤氏の仕事では、「何でいいのか」と「こういう理由だからいい」、が言えなければいけなかった。つまりロジカルであることが必要だった。

また佐藤氏は、デザインとは、直感とロジックが最適なバランスで組み合わさってできているものだと述べている。実にクリエイターらしい表現だと思った次第。