ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

失敗を糧として成功する人は本当にごくわずか・・・

2011年09月08日 | Weblog

「無趣味のすすめ」村上龍著より。

しばしば、失敗から学んだとか、失敗のなかに成功のヒントがある、という言葉を聞いたり目にしたりすることがある。それは、失敗というより単なる準備不足やミスともいえそうだ。

同じような失敗を何度も繰り返したりするのは、やはり性格的にも問題があるのかもしれない。そんな人はむしろだらしないといわれそうだ。また失敗が日常化してしまうのも恐ろしい。時にはダメ人間の烙印を押されてしまうだろう。

失敗しても成功したという人は、絶好調のときに失敗していたりするようだ、そうすればリカバリーできるからだった。実際はいつまでたっても成功できない人のほうが圧倒的なようだ。

失敗しても何かを得ることができるのは、挑戦する価値があることに全力で取り組んだが、知識、経験、情報が不足していたという場合だけだと村上氏は述べていた。むしろ普通は挑戦すべきものに出会わないことのほうが多いらしい。

そこで、前提となる条件は「飢え」だという。(挑戦することに価値がある何かと)出会うことに飢えていなければ、それにまったく気づかないままずれ違ってしまうだろうということだった。