『なぜ、人は「体育会系」に弱いのか』内藤 誼人著より。
人間関係をよく保つにはこれがいいらしい。普段あまり念頭に置いたことがなかったので新鮮に思えた次第。別のページには、人間関係で大切なのは、自分のほうが、ほんのちょっぴり損をすることだとあった。
つまり相手にトクをしたなと感じさせることが、人間関係を長続きさせるコツらしい。恩を売って、貸しを作ることはかなり有効なようだ。困っている人がいたら、どんどん手を貸すことがいいという。
それが習慣となってしまえば強いのだろう。自分ばかりが損をしていると思わないことだ。つまりそれが、親切の大盤振る舞いということだった。あまり損得ばかり先に考えるのもよくないようだ。
ここには、こんなことも書いてあった。「あなたが貯金した親切や愛情は、そのまま返ってくるのではなく、むしろ、“利息がついて返済される”」と。まあ人に親切にするのは自分だって気持ちがいいことだとも思える。