ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

アイデアは「組み合わせ」であって、発見などではない。

2011年09月07日 | Weblog

「無趣味のすすめ」村上龍著より。

これは、“企画の立て方”というタイトルの部分にあったフレーズだった。その企画の前提は「アイデア」でもあった。アイデアがなければ優れた企画などできない。

そのアイデアは発見というものではなく、「組み合わせ」によって出来上がるものだった。魅力的、新鮮味のある組み合わせをどれだけ思いつけるかが勝負のようだ。

それは今までどれだけ素材となるものを記憶しているか、また新たな資料を得られたかにも関係している。そう考えると単なる思いつきがアイデアだなどとは言えそうもない。

発想力も筋肉のように鍛え続けなければ、だめなのだろう。そのためには誰よりも長い時間集中して考え抜くことのようだ。しかし、考えている間にはアイデアは生まれない。むしろ、そこから離れた時にふと思い浮かぶことがある。

タイトルとはややずれてしまうが、たとえば、よく知っているはずの人の名前や地名などいくら思い出そうとしても、すぐには出てこないことがある。ところが翌日になるとすんなりと思いだせたりする。それとも似ていそうだ。