ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ネットにアクセスできるかどうかが社会生活において大きな差になってしまう。

2011年09月01日 | Weblog

「不完全な時代」坂村健著より。

これは第5章の「国家と個人」という部分の“「情報弱者」のサポートを”と題して述べられいる個所のワンフレーズだった。

つまりネット環境が整っていればそれなりに、たんに便利だからというものではなく、そこからの情報が得られないことによって、被害を被ることさえありうるという意味でもあった。

現在は、変化のスピードが早くなっている。それに対応できるのはネットでもあった。しかし、誰もが同じように情報を得られるわけでもなかった。

たとえば、火災報知機の設置にしても、家屋によって全部でいくつ必要で、いくらくらいが目安だと分かれば業者がきても安心できる。しかしそんな情報は役所は出していない。

とくにお年寄りにとっては、情報弱者になりやすいか、役所だけでは不十分な対応も多くあって、そのサポート体制を作るべきだという考えもあった。

新時代の福祉としては、国がどういうサポート体制ができるのかを考えていくべきだった。そんな面でまだまだ「不完全な時代」なのだろう。