ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

“感動”や“ひらめき”というのは、たとえていえばトビウオみたいなもの。

2010年09月24日 | Weblog
「天才になる瞬間」齋藤孝著より。

いきなりトビウオという表現が使われていたのが意外性があって、しかも適切な表現だと思った次第。このトビウオを持ちだしたことで実にわかりやすくなっていた。

ここでは世界のクロサワ、黒澤明監督(1910-1998)を引き合いに出していた。(そうか今年で生誕100年ということだった!)氏は今でも世界で絶大な評価を受けている。スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスなどにも影響を与えていた。

そんな黒澤監督は、「創造とは記憶・・・」と述べていた。自分の経験や読んで記憶に残っているものがあるからこそ、創造できるということだった。監督の好きな言葉に「悪魔のように細心に!天使のように大胆に!」というのがあるらしい。

まずはち密な計算が大事だということだった。その計算に必要なものが記憶だったのだ。記憶するためにノートを活用していたと語っている。感動したことをノートに残しておくことで、その後の仕事のヒントをつかめたようだ。

つまりちょっとしたことも海面に姿を現したトビウオをすくうようにノートに記録しておいたからこそ創造を生むことができたのだった。凡人にはこのちょっとしたことが継続できないのだな。