ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

型にはまっているだけでは限界がある。

2010年09月18日 | Weblog
「スポーツマンガの身体」齋藤孝著より。

ここでは『バガボンド』を引き合いに出して語っていた。このマンガも『スラムダンク』と同じ井上雄彦の作品だった。吉川英治の『宮本武蔵』をマンガ化したものだった。

作品の質に対する評価も高かった。「講談社漫画賞」「文化庁メディア芸術祭大賞」「手塚治虫文化賞」を受賞していた。

さて、上記フレーズのあとには、すぐさま「しかし、型を持たない者は安定した力を発揮しにくい。」と続いていた。型に入って、型を出ることば武道、武芸の上達のプロセスだったのだ。

武蔵は型にはまった「剣道」の世界ではく実践の緊張感のなかで生きていた。生きるか死ぬか、何でもありの世界だったのだ。しかも自分なりのスタイルを持っていることも必要だった。

基本を身につけ、応用も可能な世界なら一般には、勉強(学習)や仕事(営業)の世界とも共通していそうだ。どちらも結果を問われるなら、ある程度の常識の範囲内であれば、何でもありと考えるべきだろうな。