「齋藤孝の企画塾」齋藤孝著より。
前日のジャニーズ関連の内容になるが、もう5年ほど前(2005年)に大ヒットした『青春アミーゴ』は「あのころ」の感じを思い切り突いたタイトルだった。
しかも歌詞のなかにある「地元じゃ負け知らず」というワンフレーズもオヤジさんたちの郷愁を誘っていた。実際には子どものころに勝ち続けたというわけではないだろうが、“幻想の世界”ではそうだったのだろう。
上京して盛り上がったあの頃を思い出したのかもしれない。そして、ふだんはCDを買わない50代、60代のオヤジさんたちも、男女の若者に加えてCDを買いに走って、宴会やカラオケで歌ったのだ。その世代にとってはCDなど安いものだ。
もちろん楽曲が新鮮なサウンドで耳にも心地よかったことも成功要因だろうが。これも別のグループのエースのタレント同士を組み合わせたカップリングのうまさが成功した企画例でもあった。
今後も繰り返し「あのころ」を刺激する企画は生まれてくることだろう・・・な。たんにカッコいい男の子を集めればいいわけではなかった。ジャニーズ帝国の企画、恐るべしだな。
前日のジャニーズ関連の内容になるが、もう5年ほど前(2005年)に大ヒットした『青春アミーゴ』は「あのころ」の感じを思い切り突いたタイトルだった。
しかも歌詞のなかにある「地元じゃ負け知らず」というワンフレーズもオヤジさんたちの郷愁を誘っていた。実際には子どものころに勝ち続けたというわけではないだろうが、“幻想の世界”ではそうだったのだろう。
上京して盛り上がったあの頃を思い出したのかもしれない。そして、ふだんはCDを買わない50代、60代のオヤジさんたちも、男女の若者に加えてCDを買いに走って、宴会やカラオケで歌ったのだ。その世代にとってはCDなど安いものだ。
もちろん楽曲が新鮮なサウンドで耳にも心地よかったことも成功要因だろうが。これも別のグループのエースのタレント同士を組み合わせたカップリングのうまさが成功した企画例でもあった。
今後も繰り返し「あのころ」を刺激する企画は生まれてくることだろう・・・な。たんにカッコいい男の子を集めればいいわけではなかった。ジャニーズ帝国の企画、恐るべしだな。