ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ネーミングがバカバカしくても、それが考えるきっかけになればいい。

2010年03月04日 | Weblog
「考える力」齋藤孝著より。

この本のサブタイトルは“アイデアを10倍生む”となっている。そのアイデアを生むためには、こんな方法もあるという一例としてネーミングに凝ってみるというのがあった。

つまり、その言葉のイメージに引きずられて発想が広がるというものだった。だからちょっとした思いつきでも、必ずネーミングをしてみるといいようだ。

たとえば、何かを思いついたら「○○力」と名づけてみるのも面白そうだ。そういえば齋藤氏も確かに「~~力」という言葉を多用している。「質問力」「未熟力」「言い換え力」「偶然力」「コメント力」・・・と。

無理やりにでもネーミングすると、言葉の力を引き出せるそうだ。その人物の例として、ボクシング元ヘビー級チャンピオンのモハメッド・アリをあげている。有名なフレーズは「チョウのように舞い、ハチのように刺す」だった。

この言葉でアリは対戦相手に自分の強烈な印象を与え、実際以上に自分の力を引き出したといえるようだ。これは自分の戦い方を見つけたあとの作戦でもあったのだ。

ちょっとバカバカしいが、もしすぐにどんな人ともうちとけて、友達になるのがうまい人なら「友達力がある」ともいえそうだが。そんな言葉を思いつけば、きっとアイツはそうかもしれないという友人を私は思い出すことができる。