苗栗縣の観光スポットの一つ、魚藤坪断橋(龍騰断橋)をご紹介します!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/87/019e38b67310b98214ea2544e4b14003.jpg)
廃線となった台湾鉄道旧山線沿い、景山渓の支流附近にどーんどーんと建っているレンガ造りの橋脚は写真で見るよりも大きくて、かなり目立ちます。これが観光スポットになっている魚藤坪断橋(龍騰断橋)であります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/61/48b3bb521a09bc3213931ae6e55e34b4.jpg)
説明を読んでみると、この橋は1906年に造られたそうです。全長200メートル、川からの高さは50メートルもある大橋だったとか。レンガを何層にも積み上げて造られた橋はダイナミックでどっしりとした重厚なムードが漂っていますが、橋脚の上部から伸びているアーチは美しくデザインされていて、優美さも兼ね備えた橋だと感じました。
しかし、残念ながら1935年4月に起きた関刀山大地震により橋は崩れ、橋脚だけが残り今に至っているのだそうです。1999年の南投大地震の時にも更に損傷したそうですが、この橋の芸術性は残骸となってしまった今でもうかがい知ることができ、多くの観光客を魅了しています。
実際私も、この橋の写真を雑誌か何かで見た時は「たいしたことないな~」なんて特に気にも留めていませんでした。しかし実物を目の前にすると、橋のダイナミックな様やら、この橋を造った人達の情熱やら、橋の上に流れた多くの歳月やらが迫ってくるように感じられ、大変感動しました。来てよかった、見てよかったと思いましたよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fc/c355381f60283721f9a9325283bcef54.jpg)
さて、橋脚に近づいてよくよく観察してみると、レンガは長い年月の風雨に耐えてきたんだなあと、わかります。ほらほら、レンガが黒く変色しているのがわかります?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/ef/917773624993c149b1959bb40094df8e.jpg)
川のほうに下りていく道を辿り、谷から橋脚を見上げた写真がこれ。かなり鬱蒼とした山の中に埋もれているように見えますが、橋が壊れてから実用的な人の行き来が無くなった証拠ではないでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d3/10542866febbef2b75ec791d4246222b.jpg)
川を越えてもう片一方のほうの橋脚附近に来てみました。ありゃりゃ、すっかり植物に占領されちゃってるわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/24/bc57d6e07b7fc3f6fa0ec1b85c553ea9.jpg)
どさっと落ちたままになっている橋の一部にはツタが絡まり放題。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bd/5b2e8eda5f3eedae9bec59d0b731cd8c.jpg)
わあああ、この橋脚は木の枝や葉に覆われていて、ジャングルにいるような錯覚に陥るわ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/42/24fb9027fb5cc15c6e3aca817543a315.jpg)
更に・・・なんとこの橋脚からは、木が生えているではあーりませんか!根っこがずいぶん伸びています。まるでアンコールワットの遺跡みたい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a7/3e6cad14d8acbb6e1e44fbcb8eeece6d.jpg)
この橋脚に絡みついた根っこはかなり太いです。人の腕やペットボトルと比べてみてね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f6/efb35cba8d8a8902af89db0bf5d069ce.jpg)
森の中に置き去りにされたような壊れた橋は、見ているとなんだかそこだけ時間が止まったような感じがしました。樹木に覆われていても、なお堂々とそびえるように立っている橋脚は見る価値有りですよ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/29/954e0afd5665fe7bd0eade80009f911f.jpg)
もう廃線になってしまった旧山線の鉄橋が断橋のそばに見えます。この旧山線沿いは苗栗の観光地の一つとなっています。
魚藤坪断橋(龍騰断橋):苗栗縣三義郷龍騰村
苗49号線沿い
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廃線となった台湾鉄道旧山線沿い、景山渓の支流附近にどーんどーんと建っているレンガ造りの橋脚は写真で見るよりも大きくて、かなり目立ちます。これが観光スポットになっている魚藤坪断橋(龍騰断橋)であります。
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説明を読んでみると、この橋は1906年に造られたそうです。全長200メートル、川からの高さは50メートルもある大橋だったとか。レンガを何層にも積み上げて造られた橋はダイナミックでどっしりとした重厚なムードが漂っていますが、橋脚の上部から伸びているアーチは美しくデザインされていて、優美さも兼ね備えた橋だと感じました。
しかし、残念ながら1935年4月に起きた関刀山大地震により橋は崩れ、橋脚だけが残り今に至っているのだそうです。1999年の南投大地震の時にも更に損傷したそうですが、この橋の芸術性は残骸となってしまった今でもうかがい知ることができ、多くの観光客を魅了しています。
実際私も、この橋の写真を雑誌か何かで見た時は「たいしたことないな~」なんて特に気にも留めていませんでした。しかし実物を目の前にすると、橋のダイナミックな様やら、この橋を造った人達の情熱やら、橋の上に流れた多くの歳月やらが迫ってくるように感じられ、大変感動しました。来てよかった、見てよかったと思いましたよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fc/c355381f60283721f9a9325283bcef54.jpg)
さて、橋脚に近づいてよくよく観察してみると、レンガは長い年月の風雨に耐えてきたんだなあと、わかります。ほらほら、レンガが黒く変色しているのがわかります?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/ef/917773624993c149b1959bb40094df8e.jpg)
川のほうに下りていく道を辿り、谷から橋脚を見上げた写真がこれ。かなり鬱蒼とした山の中に埋もれているように見えますが、橋が壊れてから実用的な人の行き来が無くなった証拠ではないでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d3/10542866febbef2b75ec791d4246222b.jpg)
川を越えてもう片一方のほうの橋脚附近に来てみました。ありゃりゃ、すっかり植物に占領されちゃってるわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/24/bc57d6e07b7fc3f6fa0ec1b85c553ea9.jpg)
どさっと落ちたままになっている橋の一部にはツタが絡まり放題。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bd/5b2e8eda5f3eedae9bec59d0b731cd8c.jpg)
わあああ、この橋脚は木の枝や葉に覆われていて、ジャングルにいるような錯覚に陥るわ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/42/24fb9027fb5cc15c6e3aca817543a315.jpg)
更に・・・なんとこの橋脚からは、木が生えているではあーりませんか!根っこがずいぶん伸びています。まるでアンコールワットの遺跡みたい!
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この橋脚に絡みついた根っこはかなり太いです。人の腕やペットボトルと比べてみてね。
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森の中に置き去りにされたような壊れた橋は、見ているとなんだかそこだけ時間が止まったような感じがしました。樹木に覆われていても、なお堂々とそびえるように立っている橋脚は見る価値有りですよ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/29/954e0afd5665fe7bd0eade80009f911f.jpg)
もう廃線になってしまった旧山線の鉄橋が断橋のそばに見えます。この旧山線沿いは苗栗の観光地の一つとなっています。
魚藤坪断橋(龍騰断橋):苗栗縣三義郷龍騰村
苗49号線沿い
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