ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

中山楼その1

2016-06-26 20:31:21 | お勧めスポット
 今回は写真が多いので、その1とその2に分けて記事をアップいたします。


 台北市の陽明山公園へ行く途中、小高い山の上に見える立派な中華式の建物、それが中山楼です。中山楼への入り口はこちら。



 車やバイクに乗ってきた場合は、中山楼の建物のすぐそばまで運転して行けますが、バスなど公共の交通手段で来た場合は、ここから徒歩で行きます。上り坂を歩くと、10分くらいかかるでしょうか。二股に分かれた道がありますので、右へ進みましょう。



 お、見えてきました、見えてきました。目指す中山楼です。



 もう少し。がんばれ~!これが、国父孫文の生誕百年を記念し、蒋介石が造った中華式古典建築の建物なのです!



 ジャーン!こちらが正面玄関であり、入り口です。



 その向かい合側には立派な門が聳えていました。



 それでは早速入ってみましょう。お邪魔しま~す。入ってみたら、そこは赤絨毯が敷き詰められた重々しい雰囲。



 ボランティアガイドさんがいらっしゃいます。私たちはベテランガイドさんについて、説明を聞きました。



 こちらは中華文化堂という大会議室。ステージがあって、スクリーンもあり、上映会もできちゃうんですね。収容人数1200人っていうんだからその広さがわかるでしょう?木製の椅子が重みあります!


    
 中華文化堂の後ろ出口を出ると、この方々とお目にかかります。蒋介石さんと息子さんの将経国さんの像ですな。



 とにかく立派さを全面に押し出した造りです。天井もほら、こんな風。



 こちらは大型ダイニング。600坪の広さがあり、200のテーブルが用意され、2000名の来賓が収容できるとのこと。



 いやあ~、こういった所で食事するのって、どんな気分なんでしょうね。まあ、国賓級の方々が食事されるのですから、私どものような一般人には関係のないことなんですが・・・


    
 廊下もこの通り立派!!天井から吊るされた照明のデザインも素晴らしい!




 階段に設えられた手すりも、これは大理石ですかな?擬宝珠みたいなのは寿桃。孫文生誕百年を記念して、この寿桃は百個あります。



 こちらは3階の円卓の間。広さは約30坪。広間の真ん中にはお高そうな丸テーブルが。そのぐるりに椅子が10脚。テーブル同様ゴージャスなデザインです。



 部屋の端には半月型のテーブルと、テーブルと同じデザインでそろえた椅子がありました。椅子の背もたれの部分には大理石がはめ込まれており、なんともセレブな椅子ですこと。



 3階のバルコニーから外を眺めてみました。おおお~、ナイスビュー!



 バルコニーへと出る扉の頭上には、燦然と輝かんばかりの「中山楼」の文字。


    
 この広間の照明もまた違った趣の中華式デザインです。



 こういう丸テーブルもありました。低いテーブルです。これも大理石が使われた贅沢な作り。椅子のデザインも素晴らしい!


    
 椅子のデザインにはびっくりしちゃいます。豪華の一言!


    
 天井の装飾、照明のデザインはまさにアート!


    
 階段の下側、つまり裏側ですね。こんなところにも凝っています。

 それでは、続きは「中山楼その2」へ。