このフェリーは、三浦半島の久里浜から房総半島の金谷へ向っています。ガラが大きな割には乗船車数が少ないような気がしました。船は喫水線よりもかなり浮上していて軽い感じでの出航です。台風で天候の不順が予想されたため土曜日とはいえ移動者が少なかったのではないでしょうか。そういえば、久里浜沖の釣り船数も、釣り客数もかなり少ない感じでした。もしかしたら、天候のせいばかりではなく、世相を反映した現象ではないかとも考えられます。
世相といえば、最近の首都高速道路も空いています。そこで帰宅の道すがら10年前の1000万円と今の1000万円の値打ち(購買力)を感覚で考えてみました。直感ですが、昔の1000万円よりも今の1000万円の方が沢山日用品を買えるような気がします。日々の暮らしでは、目が安いものに向きがちですが、10年間隔でお金の価値を考えるとデフレが実感できます。今の1000万円で10年前の1200万円位の日用品が買えるのではないでしょうか。