株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2012年06月19日 | Weblog

台風が来るというので、昨日は、将来施工レポートに載せるべき土地のフェンスの扉を固定して来ました。もともとフェンスの一部に出入口があり、そこに鍵が付いていたのですが、どういう訳か16日の土曜日に念のため見に行ったときには、鍵も無く強風が吹けば扉が風力で勝手に開閉してしまう形になっていました。もし歩道にその時に人が居たら、その人を傷つけかねません。「念のため」という行動は、まさに災害予防ということになるのでしょうね。昨日は別の予定が入っていて時間的に厳しかったのですが、それでもしっかり固定したので今夜は台風が来ても安眠できます。

ところで、昨日、ディレクトフォース(DF)という団体の15時からの勉強会に参加しました。演題は「福島事故は諸外国の原子力に対する取り組みを変えたか?」です。地球規模の問題ですので大変興味深く聴講しましたが、なかでも世界の石油王国サウジアラビヤが電力(エネルギー)を原発に頼らざるを得なくなると判断して、「他電源との適切な併用が必要」とのことで原発推進している由。脱原発どころではないようです。地震の多いトルコも然りです。世界の流れは、要原発となっています。折から、政府は大飯原発の再稼働を認めました。

福島の事故は、外国にとっては「事故を起こしてはいけない」という教訓のような位置付けに思えました。「冷却さえできていれば事故にはならなかった」というのが、世界の目です。考えてみれば、チェルノブイリの事故後も「日本の技術は大丈夫」とタカをくくって50基以上の原発を作ってしまっています。

ただ、昨日の勉強会だけで脱原発は不可能な流れと断言するのは早計だと思います。今後の原発関係の情報があるときは、この勉強会の情報も一つの参考になるという程度の認識にしないと私自身が石川達三の云う「風にそよぐ芦」になってしまします。http://www.asahi-net.or.jp/~dr4i-snn/ishikawa-kazeni_ashi.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする