とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

あちこち「SYOWA」 (番外)オランダ語でインタビューに答える素晴らしい小平選手!

2018-02-27 23:22:01 | 日記
この映像は貴重です。小平選手の強さの原点を見た感じがしました。清水宏保選手を育てた信州大学の結城匡啓コーチにつき、そしてオランダに行って練習をしています。この間練習に専心する傍ら語学も熱心に学び話せるようになったのですね。真摯なこの学びが大きく結実するのですね。

オランダ語でインタビューに答える素晴らしい小平選手!Bravo~Nao Kodaira!


小平 奈緒(こだいら なお、1986年5月26日 - )は、長野県茅野市出身のスピードスケート選手。信州大学教育学部生涯スポーツ課程卒業。社会医療法人財団慈泉会相澤病院スポーツ障害予防治療センター所属。学位は学士(教育学)、資格は中高教員免許(保健体育)。その独特な言い回しから『氷上の詩人』と称される。

主要な戦績として、2010年バンクーバーオリンピック団体パシュート銀メダル、2018年平昌オリンピック500m金メダル・1000m銀メダル、2017年世界距離別選手権500m金メダル・1000m銀メダル、2017年世界スプリント選手権総合優勝、ワールドカップ500m15連勝(継続)。
世界記録は500m×2、1000m、スプリント複合で保持している。オリンピック記録は500mで保持している。

オリンピックで日本女子スピードスケート史上初の金メダル獲得。また、夏季・冬季を通じ女子初の1大会金を含む個人種目複数メダル、オリンピック日本選手団主将として女子初の金メダル、旗手として冬季女子初のメダル獲得。1大会で主将と旗手両方を務めるのは日本人初である。冬季日本人最年長で金メダル獲得(平昌、31歳8ヶ月)。

2018年平昌オリンピックの閉会式 では国際オリンピック委員会トーマス・バッハ会長より、フェアプレーと友好を世界に伝えた選手代表としてマルタン・フォルカードらと共に紹介され登壇した。


略歴

新谷純夫(新谷志保美の父親)を師とし、茅野市立北部中学校(2年)で500mの中学記録を樹立。
2001年(中学2年時)には全日本ジュニア(スプリント部門)で当時高校生の吉井小百合を破り、史上初の中学生王者に輝く。
伊那西高等学校(女子高)進学コース入学。インターハイで500mと1000mの2冠獲得、全日本ジュニアでも優勝を飾る。
高校卒業後に富士急行と三協精機から勧誘されたが、保健体育の教員になる夢を捨てず、清水宏保を育てた結城匡啓監督(現 教育学部教授)がいる信州大学教育学部へ進学。

1年時に第25回日本学生氷上競技選手権大会500mと1000mの2冠も達成。
2年時の2006年10月には全日本スピードスケート距離別選手権大会1000m優勝。
4年時の2008年10月24日、全日本スピードスケート距離別選手権大会1500m優勝。
この間、大学から履修へ特別な配慮は受けず、単位を取得した。

2009年、信州大学教育学部生涯スポーツ課程を卒業。卒論は『有力選手のカーブワーク動作解析の研究』。社会医療法人財団慈泉会相澤病院にスポーツ障害予防治療センターのスタッフとして採用される。実際には「長期出張」扱いとして競技に打ち込む傍ら、所属病院のスポーツ障害予防治療センターの医学面のサポートも受け2010年バンクーバーオリンピックを目指して選手としての活動を行う。

2009年の第16回全日本スピードスケート距離別選手権大会では500m、1000m、1500mの三種目で優勝した。中-長距離の3冠(1000m、1500m、3000m)は田畑真紀が第8回大会で達成しているが、短-中距離の3冠は小平が初めてであり、スピードとスタミナを併せ持つ選手との評価を得る。

2009年11月7日のISUワールドカップ・ベルリン大会で500m3位、1000m2位に入った。いずれも日本人選手最高位。
2010年2月、初の冬季五輪出場となったバンクーバーオリンピックで、500mは12位だったが、1000mと1500mでは5位入賞を果たした。女子団体パシュートでは、穂積雅子、田畑真紀とともに日本女子スピードスケート界史上初となる銀メダルを獲得した。小平は大卒初の女子メダリストとなった。

ソチオリンピックでは、500mで5位入賞、1000mでは13位だった。
ソチオリンピック後、相澤病院に籍を置いたまま、オランダに1年間の予定で練習の拠点を移した。ヘーレンフェーンに本拠を置くプロチーム「Team continu」で活動する。オランダに2年間滞在し、オランダ語を習得している。

2014年11月22日のISUワールドカップ・ソウル大会の500mでワールドカップ初優勝。参戦開始から9年目で達成した。
2015年2月に行われた世界距離別選手権の500mで3位入賞。この種目での日本人女子のメダル獲得は、2007年の大菅小百合以来8年ぶり。
2014/15シーズンのワールドカップ500mで総合優勝した。日本の女子選手がこの種目で総合優勝するのは島崎京子以来24年ぶり。
2017年2月に韓国・江陵で開催された世界距離別選手権で、500mを37秒13で優勝、1000mを1分14秒43でヘザー・リチャードソン・ベルグスマに次ぐ2位。500mでの37秒13は、ふたつの高速リンク(オリンピック・オーバルとユタ・オリンピックオーバル)で出た記録を除いた、世界最速の記録である。

2017年2月、カナダのカルガリーで行われた、スピードスケートの世界スプリント選手権、第1日の500メートル(36秒75)、1000メートル(1分12秒51)ともに日本新記録で総合首位、最終日も500メートルは1位、1000メートルは3位で総合優勝を果たした。
2017年3月11日、ノルウェーのスタバンゲルで行われた、スピードスケートのワールドカップ今季最終戦、女子500メートルで37秒14のタイムで優勝し、2季ぶり2度目の種目別優勝を果たした。

2017/18シーズン、11月10日から12日に行われたワールドカップ・ヘーレンフェイン大会で500mを37秒29(11月10日)、37秒33(11月11日)、1000mを1分13秒99(11月12日)のタイムで、いずれも優勝。ワールドカップでの1000mの優勝は、この大会が初めて。1000mでは高木美帆が2位に入り、日本人ワンツーフィニッシュ。

2017/18シーズン、11月17日から19日に行われたワールドカップ・スタバンゲル大会の初日、500mを37秒08、1時間後の1000mを1分14秒33のタイムで、いずれも優勝。ここでも1000mで美帆が2位に入り、日本人ワンツーフィニッシュ。500mでの37秒08は、ふたつの高速リンクで出た記録を除いた、自身が2017年2月に江陵で出した37秒13を100分の5秒上回る、世界最速の記録である。また、500mは全勝だった昨季からの国内外における連勝記録を19に伸ばした。ワールドカップ通算勝利数は岡崎朋美を超え、1000mと合わせ、日本女子歴代最多の14勝となった。

同大会の2日目の500mで、自身が前日に出した平地世界最高記録を100分の1秒上回る37秒07で優勝。1000mと合わせ、通算15勝目。
2017/18シーズン、12月1日から3日に行われたワールドカップ・カルガリー大会の2日目、1000mに出場したが、転倒により最下位に終わった。

同大会の最終日に行われた500mで、世界歴代2位となる36秒53で優勝。前日の転倒の影響が心配されたが、同走で2位に入った韓国の李相花に0秒33の差をつける圧勝だった。世界記録は相花が2013年11月16日にユタ・オリンピックオーバルで出した36秒36。
2017/18シーズン、12月8日から10日に行われたワールドカップ・ソルトレイクシティ大会の初日、500mで自己記録を100分の3秒更新する36秒50で優勝。翌日の500mでも36秒54で優勝、同走で2位に入った相花に0秒25の差をつける圧勝で、この種目ワールドカップ15連勝。

同大会の最終日に行われた1000mで、これまでの記録を0秒09更新する1分12秒09の世界新記録をマークして優勝、同走で2位に入った美帆に0秒54の差をつける圧勝だった。なお、日本の女子選手が個人単種目で世界新記録をマークするのは小平が初めてである。
女子500m・1000mの現日本記録保持者。
あこがれの選手はカナダのシンディ・クラッセン。(「Wikipedia」より)