越ぶりの広々青き朴葉ずし
谷渡る風思ほゆる朴葉ずし
亜紀子
若葉雨ときに嘆きの音すなり 亜紀子
不如帰来鳴くと文を差しかはし 亜紀子
卓につく若葉の冷ゆる夜を集ひ 亜紀子
かこちつついささ明るき薔薇の雨 亜紀子
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