橡の木の下で

俳句と共に

草稿03/26

2010-03-26 11:44:31 | 一日一句
病む人の話聴きをり合格子
雀より長き尾見えて初音せり
              亜紀子

庭に今年初めての鶯
下から見上げて、膨らむ喉や羽を小刻みに振るう様を目の当たり
都会の鶯は案外人慣れしているのか

草稿03/25

2010-03-25 10:51:12 | 一日一句
餌を運び運びて暮るる育雛期  亜紀子

根津の神社のつつじの真中に立つ大木
片腕がウロになっている
シジュウカラが二羽、餌をくわえて入っては出て、、
出入りの際は必ずひと呼吸辺りを伺う
ただ、ただこの繰り返し