百人番所蜘蛛の囲に戸を鎖しをりぬ
熊野みづき緑の宙に花浮かべ
瑠璃しじみ萩のそよぎに羽ひらく
茎強く立ちて菖蒲のひらきけり
山吹の漆黒の実の四粒づつ
紫の濃きは菖蒲の二番花
鳰の子の顔漬くるのみ潜らざる
緑陰に奉仕の熊手積まれをり
腰あきとんぼ皇宮護る白ベルト
腰に帯皇宮護るとんぼどち
百人番所蜘蛛の囲に戸を鎖しをりぬ
熊野みづき緑の宙に花浮かべ
瑠璃しじみ萩のそよぎに羽ひらく
茎強く立ちて菖蒲のひらきけり
山吹の漆黒の実の四粒づつ
紫の濃きは菖蒲の二番花
鳰の子の顔漬くるのみ潜らざる
緑陰に奉仕の熊手積まれをり
腰あきとんぼ皇宮護る白ベルト
腰に帯皇宮護るとんぼどち