橡の木の下で

俳句と共に

草稿10/05

2012-10-05 10:00:02 | 一日一句

翳りゆく秋の声聞く仏かな

瀑布図に藍のひと色秋の声

蜻蛉は風が住処よ渡りゆく

あぶら茅穂を焦がしたる秋暑かな

木洩れ日に舟を干しをり釣舟草

手折りきて香りはあらず山薄荷

亜紀子


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