橡の木の下で

俳句と共に

草稿10/15

2012-10-15 10:00:02 | 一日一句

鈴掛のもみぢ始る道修町

秋の蚊や和漢の薬祖並びをる

少彦名ビルの狭間を発ちにける

人寄せて神輿小さき御堂筋

花摘みの乙女のごとき薔薇手入

秋さうび浪速の水もやや澄みて

背を向くる石の獅子像秋の園

亜紀子


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