橡の木の下で

俳句と共に

草稿04/16

2011-04-16 10:01:09 | 一日一句

寄辺なき高楼群やつちぐもり

総身に玻璃まとふビル緑さす

窓拭きのゴンドラの宙風光る

白釉の鉢影まろき春灯

陶匠は団塊世代鳥曇

花過ぎのチャペルに復習ふピアノの音

春暗き聖堂に座す身の一つ

亜紀子


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