橡の木の下で

俳句と共に

草稿11/07

2010-11-07 11:23:05 | 一日一句
大鷹の鴨打ち据ゑつ水漬きけり
群翔の鴫の銀鱗きらきらと
冠羽立て鶚がぼらの腹むしる
秋の汐干る青鷺の脛洗ひ
汐踏んで鷹のおこぼれ拾ふ鷺
龍潜む小さき淵も鳥の園
岸辺より秋の整ふ野鳥園
黒き鵜の雁行ねやへ帰りつぎ
亜紀子