橡の木の下で

俳句と共に

草稿05/23

2010-05-23 10:05:28 | 一日一句
走り梅雨文のしめりに記しけり  亜紀子

書状の書き出し
ここに相手は居ないのだが
先ずは眼前の事柄が浮かび
あたかも共有しているかのように
空間も時間も断絶しているものが
繋がる錯覚