橡の木の下で

俳句と共に

草稿10/20

2009-10-20 08:31:14 | 一日一句
秋夕焼け安堵の吐息して消える  亜紀子
 
茜色の夕焼雲がふっと色を失うとき、
街のどこかで静かなため息。
日が暮れて、日が昇り、
喧噪と静寂と、
日常は小さな波を繰り返し、
進んでいくのか。

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