やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

アニメとホラーは飴と鞭?!キャンディ化する甘苦い記憶と痺れない無知とは如何に?

2024-05-30 08:44:50 | アニメ部
デデデデ後編。




ランニングをサボってトーホーウェンズデーの恩恵を与りに甲府シネマズへ。
大人1300円はかなりありがたや。差額でコーヒーが飲めるってもんだ。


それはともかく思い出すのは前編のラスト。


謎の宇宙船からパラパラと異星人(みたいなの)が落ちて来たけどさてそれからどうなった?って話だ。


***


閑話休題①


現在ワラクシがマイブームになっているパンがある。


ヤマザキの生クイニーアマンがそれだ。


すんげぇ美味い


クイニーアマンなる固有名詞を最初に知ったのはかののだめの漫画の一コマだが以来幾つかのそれを食べてきた。


史上最強に尊かったのがローソンのカウンターで売っていたクイニーアマンだったが
いつしか廃番となってしまってそれは大いに呪ったものだ。あぁ因みに本場のクイニーがどんな味かは知らない。


中国の拉麺と日本のラーメンが全くの別物であると同様の可能性もあるが
あくまでジャパンナイズドされたクイニーがお好みなのであります。


とりあえず見つけたらコーヒー片手に一度お試しあれ。


***


閑話休題②


一瞬で人生が変わったのは何処の誰だ?


件のtotoメガビッグ1等1名当選アリ。その額脅威の12億マヂカヨ
うーん幾ら隣の銀河まで数えそうな天文学的確率だろうがこうやって当たる人は存在する(フェイクじゃなければ)


でもそれもしかしてかもしれない?!


これこそシュレーディンガーの猫。確認しなければ可能性は永遠にある。


***



クリアファイル欲しいな

他にも色々あったよ(買わないけど)


公開二週目の平日。お客さんの入りは当然両手で足りないが両足入れれば余るレベル。
まぁそれは仕方がないのかもしれないけどどんな作品にも心血注いで作った人はおろう。
そうゆう人達がニコニコ笑えるくらいお客さんが来ればいいよねぇ。
※大抵の映画はそうならないのが現実やけど


三行ストーリー(ネタバレ注意)

巨大宇宙船から多くの異星人が街に降りてきたが曰く「この地球は元々我々が住んでいた星である」と主張。
だが人類は発達し彼らの想像を超えるものとなっていた。人類による一方的な虐殺が横行する中
おんたんと門出は彼らと交流を持つ。そしてその出会いが世界を変えてゆく。


うーん成程こう終わるのか


前の時も書いたけど原作漫画は完結しているが半分くらいまでしか読んでない。
だからこの終わりが原作通りかは知らないのだが映画の尺としてそこそこ綺麗に着地したと感じる。


例えばこれを前後編なしで2時間で編集をしたらただただ意味不明な映画になっていただろう。
なのでそこを分けたのは良くやったと思うし、後編まで観に行った(山を越えて)パワーがあった事は評価します。


まぁ話の基盤がファンタジー(宇宙人)なので何でもアリっちゃアリだが
まさかまさかの実は〇イム〇ープものでもあっただなんて思わなんだ。


サードインパクトそのもの描写にも驚愕。


でも何でもかんでも整合性を持たせるなんてしなくていいのだ。ファンタジーにそんなの無粋や。


不条理結構意味不明上等!


おんたんと門出の未来に大いなる幸あれ!


次はコレ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あぁそうゆう意味か?!誰かの正義と相反する破壊衝動なデデデデとは如何に?

2024-04-05 08:26:46 | アニメ部
デデデデであるナンノコトヤラ?


***


デデデデ。


おんたん久しぶりやね


正式名称はデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
2014年から8年間連載されていた浅野いにお氏の漫画であるがついにアニメーションにて映画化された。


この漫画はその昔バイト先のJKちゃん(←)から借りて途中まで読んだが完結まで読み切ってはいない。
面白くない訳ではないが完読しないといけないとまで思わなかったのがワラクシの評価と言うトコだ。


でもこれも小さき何かの縁。


いつの間にか12巻で完結してた


***


本作映画は前後編に分かれており前編は先日スタートしたが後編は5月末との事。
つまり後編を観るのは前編次第とも言える。


三行ストーリー

東京上空に突如出現した巨大円盤。人々はこの世の終わりか?と絶望したのだが
それから3年した今も円盤はただそこにあるだけで何もしない。
やがて異常もいつしか日常になりその円盤の下で主人公達は学校に通い日々を暮らしている。



今回の映画館はいつもの甲府イオン内のTOHOシネマズであり今回は小さめのスクリーン5。
遅刻も眼鏡忘れもなくようやく平常心にてw


人の入りは案外あるが・・・あぁもしかして世間は春休みなんだろうか?子供の姿が多い。


主役の声を充ててるYOASOBIの幾田りらや今や大人気?のあのちゃんが
テレビ出て宣伝しまくってたけどそんな影響もあるのだろう。いやどうかな?


あのちゃん曰く「まだ友達じゃない」そうです


それはともかくスタートしたのだがそもそも原作読んだのって随分前なので
こんな話だったっけ?と言うアリナシの既視感。


多分だがこの前編は原作5~6巻くらいまでじゃないかな?
そして実は丁度そこから読んでないので後半はある意味素直に観れるかもしれません


正直起承パートであろう前編は掴みどころのない話だったと思う。


主役は門出なのかおんたんなのかワカラヌ


グッとその世界観に引き込まれるって事もなかったしな。
原作フォローしている私でさえそうなのだから未読勢には少々眠たかったかもしれません。


でも後編への引きは悪くなかったがヲマケシーンは意味がわからんかったな。何だろあれ?


本音を言ってしまえば「う~ん」であり、ぶっちゃけここで放り投げてもゼムゼム構わないのだが
主役の中の人の活躍に免じて一応後編も行きます。付き合いも長いし転結まで観るのはもう義務でしょう。
※二人とも良い仕事をしていたが特にあのちゃんはハマってた


そしてパートパートではない全編を通してのこの映画の評価を改めてしたいと思う。


ちなイソべやんの中の人は杉田
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛だろ?愛!そんな古い戯言とまだまだ続くネバーエンディングストーリーとは如何に?

2024-01-19 08:10:14 | アニメ部

メガネメガネ~



っかそんなマンガみたいな事にマヂでなった。


***


2016年に鉄血篇から始まり熱血篇そして冷血篇へと元来三部作であった傷物語が再編され1本の映画になった。


そもそもその三部作を初めて観たのがこの半年くらい前だったので私の中では全く時間が経過していない。
勿論再編話なぞなかったのでただの偶然ですが、余談だが先述のエクソシストも(50年前の映画だが)
こちらはまさかの新作だがそんな同様の引き戻しがあった。


本当に偶然か?予知能力でもあんのか?


それはともかくこの傷物語。


三部合計216分を144分に再編した事によりどうなる事やら?と思ったのだがそこはシャフトさん。
何一つ損ねる事なく傷物語の世界を再構築しておりました。ストーリーは多分前に紹介したので割愛する。




まぁ大いなる不満はありますけど・・・


昼下がり回

最後尾センターがワラクシの席(仮)


***







エロ川は何処じゃぁぁぁぁ!ドコイッタァァ


っと取り乱してしまいましたがスクリーン一杯に広がる羽川の〇〇を期待していたのだが
その辺りをマルッとカットしているではないか!!ちくしょうやりやがったなw


まぁそこは本編には関係ナイけどもだからこそ・・・っ!!
っかアララララ木君は文字通り血を分け合った仲になった羽川と付き合えば良くない?








あんな後出しのツンデレ蟹娘なんてw
※彼女もいいとこありますけれども


でも144分というワラクシの腰を壊す長さの尺も全く感じさせない没入感でした。
初見の人には絶対説明不足にはなるけれどそれでも物語シリーズの雰囲気は伝わったと思う。


そして本日速報が届いたが何とこの2024年に新シリーズを放送するらしい。
続・終物語を超えてついに阿良々木君が大学生になった後の話らしいけどこれはこれで楽しみ。


でも私はこうも思うのだ。


彼彼女らが描くストーリーとはあくまで高校生という大人でも子供でもない
短く貴重な期間の話で終わる事が美しいんじゃないかと。


自由だけど外枠のある自由。誰かの庇護で生かされている。モラトリアム?ちと違う?


最後まで描き切るのも愛だが、どこかで止めるのも愛じゃないかと。
化物語から始まった多くの物語シリーズにはどれも思い入れはあるけれどもさ。


それでも前へ進むと言うのだから愛を語るのなら最後まで見届けるのもって事かもしれません。


偶然だろうがこれまたエクソシスト音(チューブラーベルズ)そっくり?!


でも今年は現時点で既に大豊作。


上記の化物語新シリーズにユーフォニアム三期、更にまさかの狼と香辛料のリメイクがあり
そして恐らく年末にはまどマギ新作も来る。もうモリモリでハードディスクを増設せなアカン勢いです。


いい年こいたオサーンが何を言っているんだ?!との突っ込みもありましょうが
心底楽しみにしているのでそんな批判なんてどうでもいいのであります。


アニメーションはもうこの国の主流の文化です。


物販コーナー

キスショットきゃわわ

忍の漢字こそハートアンダーブレード


***


ヲマケ


冒頭のメガネ小話


今回も映画館到着がギリでちょっと慌ててたのかカバンに入れたつもりのメガネがないと判明したのが暗転直前。
だがさすがにもう車に探し行く時間はない。


ならばと一番後ろのリザーブしておいた自席を離れて最前列にイソイソと移動。
エクソシストに続きそうなるとは夢にもw


劇場内には3~4人しか居なかったので可能でしたがとりあえずそのまま裸眼で勝負w


でもまぁさすがにそこまで前進したので観れたし眼のピントも悪くなかったかと。
そんな訳でとりあえず事なきを得た?のだが車に帰ったらこんなになってた。


ソコっすか?!


いやたまたまそこに引っ掛かったと言うより下に落ちてたのをお隣の車の人が拾ってくれたと推測する。
いずれにせよ落としたのには変わりないのでその親切に感謝するのと同時に己のアホさを呪うのでありました。


何事も焦ると良くないッスね!皆さんもお気を付けて!


お次はコレ(隣のおしりが気になる)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにキタァァァァァァァァァァァ!たった一つのグッドエンディングと時間を超えた物語とは如何に?

2023-09-12 09:41:46 | アニメ部
全世界が注目していたまどマギ新作「ワルプルギスの廻天」の劇場公開が
2024年冬に決定した。


総監督新房、脚本虚淵、制作シャフト、キャラデザ蒼樹、音楽梶浦、そして声優もオリジナルメンバー勢ぞろい。
勿論魔女演出は劇団イヌカレー。


そもそもまどマギは2011年放送の深夜TVでありワンクール全12話で終わる予定だったのだが
そのオリジナリティ(まどマギはオリジナル作品なので原作がない)と余りにも深い世界観
そして全く読めない展開に多くの視聴者の絶賛を得た作品。


放送開始当初はよくある変身魔法少女モノだと思われていたが
数話後から全く違うダークな展開になり、やがて絶望をまき散らす恐ろしい結果になってゆく。


その賞賛はとどまる事を知らず深夜TV派生とは思えない程の影響力と経済効果を上げてゆく。


その後まどマギは劇場版前後編(2012)と劇場版新編(2013)を経て
いよいよ来年公開の「ワルプルギスの廻天」(2024)となる。


つまり新編から既に10年の歳月が経過している訳だがこうやって未だに待ち望まれていたと言う事は
このまどマギなるコンテンツがいかに巨大でかつ魅力的だと証明するものだろう。


さてそんなまどマギフリーク&ジャンキーは置いておいてまだ見てない人に向けて書く。


***


僕と契約して魔法少女になってよ


謎の生命体キュウベェはそう囁く。


わけがわからないよ


どんな願いも1つ叶える代わりにその契約を結び一度魔法少女となれば
生涯闇に巣食う魔女と戦わなければならない宿命を背負う事となる。


それぞれの理由で、かつ自らの絶対的な意思で魔法少女になってゆくのだが・・・
その先にはどうあがいても絶望しか存在しない。やがて一人また一人と闇に堕ちてゆく。


そして迫りくる最強の魔女に立ち向かうとある少女がただの平凡な中学生であった
主人公である鹿目まどかの運命の因果糸を強大かつ複雑に絡めてゆくのである。


***


まぁ全ては見てのお楽しみ。大画面で一気見推奨。間違ってもPCサブスクで見るな。


確かに最初はキャラデザ等で受け付けない人もいるだろうがそんなの秒で気にならなくなります。
それぐらいストーリー没入感が凄い。


特に話以降では次元が変わって何を見させられているか解らなくなります。


とにかく凄い作品。ジ〇リなんてクソ喰らえ。


だからこんなに待ち望まれている。


2024年冬まで生きる価値があるカンタンニハシネナイ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まさかの連続映画レビュー?!二度と来ないアオハルと何処かの疑似体験とは如何に?

2023-08-08 09:33:39 | アニメ部
響け!ユーフォニアム


2015年にTVシリーズとしてスタートした高校生の吹奏楽部がテーマのアニメーション。


製作は京都アニメーション。


原作ありきのアニメですが名門でもないとある高校の吹奏楽部が
新顧問の導きにより日々右往左往しながら全国大会を目指すと言うストーリー。


元来音楽もののアニメーションは好きな人だが(バンドやピアノ等)
個人~少人数ではなく吹奏楽なる団体としての音楽アニメは私は初です。


京アニ製作だけあり非常に繊細で美しい表現とそれと双璧をなす数々の楽曲達が素晴らしい。


もちろん主眼はその作画自体ではなくキャラクター達の成長や心情を丁寧に描いた良作であり
恥ずかしながら自分曰く「こんな高校生活送ってみたかった」と言わしめたアニメでありますw
※ワラクシ帰宅部(ある意味麻雀部)


それはともかくそうゆう総意が集結したのだろう。


一期、二期、そして劇場版はスピンオフ含む4作品と皆に長く愛される作品となりました。


そして去年も行ったのだが劇内音楽を再現する実際のコンサートにも何度か足を運んでおり
それはそれは泣くほど素晴らしいものでありました。


そんな愛されてきたユーフォニアム作品ですがあの京アニ事件により多くの主要スタッフを失います。


今でも全く許せません。


奴は串刺しにして地獄の業火で千年グルグルと焼かれればいいとマヂで思います。






・・・


***


閑話休題





こうゆう企画シリーズを東宝シネマズでしているらしいが随分前にこれでBTTF観た。
んで9月にコレやるらしいので観に行こうかな?と写真をパチリ。


よりにもよってエクソシスト


そしたら翌日にその監督が死去したなるニュースが流れた。
・・・うーん何かに呼ばれたのだろうか?偶然にしては出来過ぎかもね。


でもこれで絶対観に行かなければならなくなりました。ある意味呪いやね。


***


話を戻すがそれにより三期の製作が未定となってしまいましたが
ようやくここで来春から三期「久美子3年生編」が始まる事が決まりました。


部長になって全国大会を目指す最初で最後の年になりますが
久美子新部長の活躍に期待しながら次の春を待ってます。


さてそんなユーフォニアム作品を巡る状況ですが先週公開のユーフォ新作劇場版は
ある意味その繋ぎと位置付けます。


これは誰しも知っている事ですが大抵の部活は3年生が夏で引退します。
何らかの大会の後に良くある話でしょう。


さすれば当然2年生が先頭になり、更にその中から新部長が選ばれなければなりません。


今回はそんななりたての久美子ルーキー部長の戸惑いや葛藤を中心に
その中でゆっくりと成長してゆく彼女を描いています。


つまり三期スタート時にはルーキーの看板も外れ、部長となった彼女が見れるのですが
多分そうゆう今の戸惑いと変化こそ大事だと思い敢えてこのタイミングで映画にしたのでしょう。


本編は60分と劇場版としては異例の短さになっておりますが(傷物語もそうだっけ?)
部内アンサンブルコンテストというシリーズ初登場の舞台装置(多分毎年やってたんだろうが)と
それに挑む初部長の仕事っぷりが中心であり尺の短さ故何でも詰め込んだドラマチックな
展開にはなりません。もう全く。


朝イチの客入りは閑散(大スクリーンだけに)


でもだからこそシンプルに久美子を見ていられて嬉しいであります。


ワラクシの眼差しは既にもう親戚のおじちゃんやw


北宇治カルテット


なのでこの映画一本だけを観てあれこれ言うのはナンセンスであり
あくまで三期のティーザーとしての位置づけとして鑑賞していただきたい。


壮大なユーフォニアム作品の円環の一部でありメインディッシュ(三期)前の箸休めであります。


いざ三期へ!


そして京アニに期待するのはデザート(ラスト劇場版)まで。


さぁどんな素晴らしいコース料理になるのでしょうか?


ちなみに以前は加藤推しでしたが
今では夏紀&希美パイセン推しであります(リボンちゃんには申し訳ない)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その看板は純金かメッキか?忍耐力の摩耗と悪意を喰らう夜とは如何に?

2023-08-04 09:28:49 | アニメ部
実績というものは未来ではなく過去に積み重ねられるものだ。


例えば延々と続いている有名なブランド品があるとする。


それらを長きに渡り愛用しており、特に不都合もなければそのブランドに対する信頼が構築される。
行き過ぎればやや盲信的にもなろうがとにかくそれぐらい信用しているとしよう。


ここなら間違いない!と。


そして肝心なのがより多くの人にそう思われることだ。大衆や大勢と書くと少々下品かもしれないが
とにかく皆の総意がブランドのブランドたる格をより良くするだろう。




多分


***


私にとって宮崎駿作品のピークは「ルパン三世カリオストロの城」だ。


ルパンという稀代のキャラクターがいてこその話だがそれでももの凄く面白く出来ている。
導入部からアウトロまでアニメーションの良さを120%使えた本当に隙のないエンターテインメントだと今でも思う。


そして原点であるTVシリーズ未来少年コナンや誰も見たことない景色を見せてくれた
風の谷のナウシカ、ラピュタ等傑作の映画が続いた。
一応興行的なピークは千と千尋の神隠しだが・・・私的にはアレはどうでも良いと思っている。


とにかくもう長い年月で積み上げたパヤオブランドは天を貫くバベルの塔の如く
大衆に崇められ敬われ神格化しもう誰にも壊せないものとなる。


近年それに次ぐのが新海監督だが(庵野監督は置いておく)彼の作風であるジュブナイルは少々飽きている。
皆の期待に応える様な100億稼ぐ映画は撮らなくていいから「言の葉の庭」のような
美しくみずみずしい良作を次回にはお願いしたい。


話は逸れたがその最新パヤオ作品。


今作は全く1ミリも宣伝をせずにシレッとスタートしたのはご存じだろう。


普通ならコマーシャルや番宣や試写会などを経て公開前には監督や声優さんが色々と
メディアに発信してゆくのが当たり前の世界であえて全く情報を出さないという手法で挑んだのだ。


パヤオ作品という金看板だけで。


んでいざ公開。


興行成績は知らないがしかしそこから口コミとして漏れ出したのは悪臭に似たレビューばかり。
「よくわからない」「途中寝た」「金返せ」等々今までの実績からは考えられない様な悪口が並ぶ。


★メッチャ少ない。


勿論賞賛するコメントも散見できるが正直余り多くはない。


金看板は潰えたのか?


・・・えーとコレもしかして炎上商法?


余りも酷いと言われると逆に観に行きたくなる天邪鬼精神を揺さぶってんのか?!
ほんじゃわざわざ観に行ってやるわい!!


無能なストーリーテラー


***


甲府シネマのレイトショー。ちなみにパヤオ作品を劇場で観るのはナウシカ以来40年近く振りである。
お客さんの入りは30名程度。まぁ平日のレイトショーなんてそんなものよね。


ムジナ奥様と来た

今宵は30名/314座席くらい


んで観たよ。2時間一生懸命にさ。








なんですかコレ


某滝センセではありませんがこれ以上のコメントが出ない程何も感じなかったであります。
※ユーフォ新作公開はこの翌日


パヤオ作品云々はひとまず置いといてもこれは一体何を描いた映画だったのだろうか?
少年の成長物語?それとも世界の成り立ち話?はたまた鳥の話か?


別に彼の真意を1ミリも逃さず汲み取ろうとは思わないけど漉くった掌に余りにも何も残らなかった。
ワラクシの指の組み方が雑だったのだろうか?そんなに隙間だらけだったか?


確かにジブリらしさは随所にあったがあっただけでそれがやたらと散文的だ。


正直に言えばワラクシはメタファーとやらが苦手だ。


難しい暗喩や思わせぶりなシーン怪しい伏線など簡単に切り捨てて前に進んでしまうタイプだ。
全く理解が及ばない。
※だから村上文学がわからない


そうは言っても起承転結勧善懲悪みたいなマーベル映画は観ないけどな。


とにかくどこをどう突っ込んでいいのかわからない今作。朝方の夢のみたいに脈絡ない。
提示部はないことはないが構造が意味不明だし、なんちゅーかどれだけ進んでも貫いている筈の
何らかのパヤオテーマが見えないのでただただ映像を追うだけに。


まぁとは言え今までにだって意味不明な映画なんか山ほどあったさ


観客置き去りなんてザラ中のザラ。そしていきなり終演なんて某庵野監督の常套手段とも言える。
とは言えそれもある意味予定調和なんですけどね。


でもでもパヤオ程のビックネームがキャリアど終盤の集大成か?と言われた作品にぶっこんでくる?!
何年も何年も考え抜いて今コレなの?っかそこで終わりなの?マヂで??


逆に解釈すればジブリの金使って宣伝しようのない映画をノリでつくっちまったけど
とりあえずシレッと上映するから経費回収ヨロ~ぐらいのもんである。


さてオシマイ。


タイトルである「君はどう生きるか」


それを少しでも回収出来た人いる?


ワラクシの頭の傷は悪意のそれなの?
※悪役には間違いない


でも私なんかはまごうことなき外野ヤジ馬であり崇高なセンセの深淵を覗く事は出来まい。
そして多分理解出来なくていいんだ。


なのでどう生きたいか?と問われれば今後一切パヤオ作品に関わるのを止めようと決意。
結局何のレビューにもなってないけどおススメは全く致しません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未来まで響け!迷える老羊を導く金管と生きる為の道しるべとは如何に?

2022-06-06 09:17:06 | アニメ部
いつんでもいいメガデス!


日々常々そう思うが(別にやり残した事がないとかいう心境ではない)そう簡単に死なないのもまた事実。
この世界からのリストラ候補生筆頭の肩を死神は中々叩かない。なるはやで構わないのだがな


だがこの6月4日、正確に言えば5日早朝に(しばらく)死ねない理由が見つかった。









その生きる目標2024


***


その音に触れるだけで未だに涙する響け!ユーフォニアムの世界。


つい先日第六回北宇治吹奏楽部定期演奏会(仮)に行ったばかりだがいまだその余韻は醒めていない。
あの優しきユーフォの音が頭の中に鳴り響いてやまないのだ。満ち足りるものがあそこにはあった。楽園か?
※サマーコンサートの予定もあるヨ!


だがそんな万感の想いも日々日常の雑で雑多なヤスリで少しづつ削られていく。
対人対物仕事お金予定と現実が次々押し寄せ緩く温かい場所立ち止まる事を許さない様にだ。


そうやって当たり前のように下流に向かって流されていく毎日に抗うのがワラクシ人生の一つのテーマである。
解っているとは思うがコレ別にアンチエイジングの話じゃないぞw


矛盾するようだが言葉にすれば「我変化を受け入れつつ、だが本質は変化させない」。


と、ちょっとばかし恰好つけてみたが話は冒頭に戻る。


ユーフォニアム3期の制作は公式で既に発表されていたのだが、あの京アニ事件によりその未来は断たれた。
そりゃそうだ。多くの優秀なスタッフがお亡くなりになりとてもとてもそれでも前へ進んでくれ!と期待出来る雰囲気ではなかった。


いつの日かとは想っていたけどそれがいつかになるかは全くネ。


だがこの4日にまさかの公式より発表が!



2つサプライズが同時に出たのだが、まずは2023年に「アンサンブルコンテスト編」と題して新作劇場版の発表!
そして待ちに待った「久美子3年生編」のTVシリーズ3期が2024年予定に!


後姿が大人っぽくなったな久美子よ


朝から叫んだヨw


やっぱり北宇治の皆さんは日々あの街で泣いたり笑ったりして生き暮らしていたんだ!
そうこれがアニメーションだって事はわかっちゃいるけどワラクシ自身本気でそう思うのならそれはそれで現実だろう。


また彼女らに逢える。こんなに嬉しい事はないデスウレシナキヤ


ありがとう京アニ。マヂ感謝しかない。多分人生で一番感謝しているw


でもこの動画のコメント欄には我等日本人だけでなく多くの外国の方もコメントしている。
何が書かれているかは不明なんだが皆信じて京アニを待ち、そしてユーフォ新作を待ってたんだろう。
意味はわからなくても感謝の気持ちは伝わるのだ!(本当)




そして次の曲がはじまるのです!

2期ラストは完璧なエンディングでしたけどね


今その言葉の本当の意味が2024年に導く調べになる。


そんな訳で常日頃仲良くしたいなぁと思っていた死神さんには悪いけど待望のTV3期放送終了まで来ないで下さいw
※万が一があればバケて出るぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳴り響くのか?愛ゆえの当選ファンファーレと引き力最弱オサーンとは如何に?

2022-02-15 09:11:19 | アニメ部
二次元ナウ


***


ちはやふる48発売。


ここまで来た


いよいよ本当に本当にラストスパート。名人&クイーン戦第五局スタートで終わりの始まり。
私は単行本だけで追っているので連載ではもう終了しているのかもしれませんがさて一体どのような結末が用意されているのか?!


言ってしまえば弩級マイナー競技のたかが漫画。だがされど漫画。
とにもかくにも競技かるたなる誰も描いた事のない領域をここまで深く追求した功績は大きい。


その本尊である近江神宮で競技かるたの為の畳の張替をクラウドファンディングで募ったところ1000万円近く集まったとの事。
勿論新旧競技者自身の寄付もあったろうがこのちはやふるに影響された方も相当数いただろうと推測出来る。


繰り返すけどたかが紙上の2D印刷物。だけどリアル3Dに影響を与える力を持つのは本当にスゴイ。


漫画だアニメだと「いい大人が!」と一段低く見られがちだがとんでもない!


中には本物の力を秘めた作品があるのであります。えぇこれ本当。


***


2015年にスタートしたアニメーション響け!ユーフォニアムシリーズを愛してやまないワラクシ。
TVシリーズは当然、映画も4本観た。でも外伝?であるリズが一番好きかも青い鳥♪


そして原作も遡って読んで(まだ全てではないが)いわゆるユーフォシリーズのアーカイブは大体網羅しているつもりでした。


だがここで大事な大事なモノ。だが余りにも当たり前すぎて通過してしまった本質的なモノを押さえて無い事に気が付く。



生音ソレダ!!


***


今は中々行けないけどクラシックコンサートは結構好きだ。聴きたいピアノコンチェルトを探してポツポツと行った過去はある。


ラフマニノフやショパンのいわゆる名演奏CDは普通に車中でのヘヴィローテーションでありんす。
なんか最近メタルとか長時間聴いてらんないw


でも私の守備範囲はせめてシンフォニーまでで弦なき吹奏楽は聴く気にはならなかったのは本当。


だがその閉ざされた啓蒙?をユーフォが吹き抜けたのだ。文字通りネ。んでコレ。


「響け!ユーフォニアム公式吹奏楽コンサート 第6回定期演奏会」開催。




もちろん架空の学校である北宇治高校吹奏楽の皆さんではなく、その楽曲収録の中の人である「洗足学園音大」の方々の演奏となります。


まぁユーフォスタートから既に5年6年経過しているので厳密にはこちらもメンバーは違うのでしょうがそこはそこ。
プロの一歩手前にいるような方々なので何の心配もなく聴いてられると思っております。


たまたま(アニメの)公式サイトを何年か振り開いたらこの告知があり日程ギリで滑り込むように応募した。
これは偏にワラクシのユーフォ愛電波のお陰であり当然にして必然と言えよう。そうだっけ?


日時は5月。会場は川崎。


なんと当日は声優さんも来るとか何とか。まぁ中の人には余り興味がないけど。


が、まだ応募段階故、肝心要の当選かどうかは不明だ。


その合否は18日に判明するタノムゾ


いやこの有り余るユーフォを持ってすればトップ当選も当然であり必然かとw


ちな



(今回も)独りですがなにか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そこがスクリーンX?!秋の夜長のお楽しみと覚醒する120分とは如何に?

2021-10-04 08:32:44 | アニメ部
今年もあと三ヶ月マヂッスカ?


もちろんそんな実感はなく言うならばつい先日正月だった気すらする。なんなん?この時のスピードは?


まぁどうでも良いか。どうせオサーンには流れは止められないもの(誰にもです)
いやどうせ三ヶ月なら余命宣告でも構わないのだがなデス!


そんな事よりここから年末まで映画三昧の予感がする。


件の007はこの1日に公開スタートしたし(近々観に行く予定)他にもスクリーンで観たい映画はあるが
その前にTV映画の大老舗である「金ロー」の10月からのラインナップが凄い。


そもそも今となってはアマプラやネットフリックス等々で映画一本観る事なぞ造作も無い事だし
何なら借りに行けばたかが100円レベルで貸してくれるお店も多い。


そんな環境が当たり前の昨今でわざわざブツ切れのTV映画を観る必要なぞないのだが
それを逆手に取ってか面白い試みをしてきたのだ。


まずはルパン。


えぇあのルパン三世でありもう国民的映画と言われる程の名作「カリオストロ」は誰しも一度は観ただろう。
※丁度今週から全国のスクリーンで4Kリマスター版が上映してます!!


んでマモー編も然り。


だがそうではなく30分のアニメシリーズから選りすぐりの4選で2時間放送してくれるらしく
そのラインナップが当然だがニクいのだ。まぁパヤヲ監督作品ばかり人気なのはどうかと思うがやはり面白いから仕方がない。


このセレクトは当然の帰結か


でも超久しぶりシリーズの第一話「ルパンは燃えているか?」は不二子ちゃんがモニョモニョ・・・オヨヨ記憶違いかも。
そして何度も見たけどそれでもアルバトロスもラムダもかなり楽しみであります。


お次はまさかのエヴァーガーデンからTVシリーズ総集編?!


改悪は止めてくれよ~


これはどうつなぎ合わせるのかは解りませんが予想ではヴァイオレットの変移をゆっくりと映してゆくものが良いのではと思う。
人形だった彼女が(この表現は誤解を招くが)やがて人としての様々な感情に触りそれらを得てゆく過程は美しい。
そしてあの人のあの言葉の意味がやがて解る・・・って既に涙なくして書けませんw


そして神回と名高い10話に行けたらもう号泣であります。


それを序章にしてラストはエヴァーガーデン外伝をぶつけてくるというイカして(イカれた?)ラインナップは称賛に値するものだ。
いや出来れば外伝ではなく今回の方の映画がこの流れ的には完璧なんだけど(神回の意味を覚えているウチに)
鬼滅で無理矢理無限ナントカ放送したように日テレだって力づくでやれっての!!


外伝じゃ不足だがまぁいいや


それでもまぁ頑張ったと評価はする。


これにてエヴァーガーデンが更に一般に認知される事を切に願う。


ク〇みたいな邦画は山ほどあるけどエヴァーガーデンはそんなクオリティではありんせん。
世界を獲れるレベルだと確信する。


やはりもう日本はTVでウロウロしているような役者使ってゴミつくるくらいなら
超絶なアニメーションで世界のメディアコンテンツの覇権を獲れ。


それぐらいの力は既にももうあるだろ?いつまでもアキラとか攻殻とかにのさばらせているんじゃないよ。


と最後は愚痴りましたが期待するって話ですわ。


まぁかの事件で製作会社である京アニさんは大打撃だったろうが
それでも解散ではなく前進を選んだその決断と勇気に大いなる祝福をガンバレ!


そしてアニメーションとは言えそこで確かに生きているヴァイオレットちゃんに永遠の幸せあれ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつか来るかもしれない新世紀と見続けた長く儚い夢の25年目の覚醒とは如何に?

2021-03-11 16:37:23 | アニメ部
エヴァの呪縛なる設定がある。


それはエヴァ搭乗者に降り注ぐ一つの大きな厄災と思われるが恐らくとあるトリガー(覚醒?)により肉体的に加齢しなくなるようだ。
この設定は新劇Qで破の14年後の世界を描く際にアスカが当時のままの姿になっている事を肯定している。
若き日のゲンドウやユイを知っている風であるマリも恐らくそうなのだろう。何時から何故呪縛されているのかはワカラヌが。


だが良く考えてくれ。


我々こそ

25年前にエヴァの呪縛に囚われた者
なのだ。


遂に時は来た


***


1995年にTVシリーズとして放送された新世紀エヴァンゲリオン。それからもう25年。四半世紀だ。
かのNHKで「ナディア」と言う大作を完遂させた庵野監督がその脳内で次に創り上げた摩訶不思議なストーリーと
難解すぎる設定に本来の子供相手ではなく大人が夢中になった。


それから幾つものリビルトを繰り返してついについに完結編(と言われている作品を)が公開になりました。
話によると初日は平日月曜日にも関わらず50万人動員したらしいです。つまりそれぐらい待ち望まれていたのでしょう。
言うまでもなく私もその1人であり、観に行く算段をつけたら嬉しくて前夜はうまく寝付けなかったくらいでありますw


そんなワクワク一杯の~



ハズでした。


公開3日目平日朝の座席状況

オマケには厨二ワード全開


***


なんですかコレ



スマイルデビル滝先生のセリフではありませんが長い長い150分を終えてまず出た感想がコレ。
そしてまさかまさかのマリエンド。これは本当にあのエヴァ?一体なんなんだ?


ネタバレまでは書かないけど一応25年間バラ撒いた数々の伏線回収は行っていた(たぶん)
それに重ねて新設定が幾つもありその中には驚くべきものもあった。ありまくった。


多くの疑問符がエヴァインフィニティの如く脳内を駆け巡ったがその答えは独りでは見つからず
初日を観にいった友人に打診すれば「私は理解出来た」と宣う。おぉマヂなら凄げぇ。


欲しいぞコレ


でもこう考えればどうだろうか?


例えばTV版も旧劇も観ないで(それらの設定は忘れて)4本の新劇だけで考えたら曲がりなりにもアリなのかもしれないと。
前作Qが元来あったはずのストーリーから大きく逸脱して誰もが混乱した。「あれは違う!」と従来のエヴァファンは声高に叫ぶ。
だがそもそもを知らなければ案外受け入れられるのではないだろうか?もしかしたら最後尾から来た新参者が一番理解出来るとすら思う。


確かにQは不親切極まりない世界だったがそのQの補完を今回の:ll(以降シンエヴァと書く)で行われたのだ。


そうゆうのを含めこれから考察班がシンエヴァを徹底解析をしてくれるでしょうが
実は鑑賞後に読んだコラムが私的にかなり的確だったのでそちらを引用しつつ字数を稼いでみたい。


***


正直私は考察するのが得意ではない。かなり浅い知恵者なので相当に私見が薄い。


そのストーリーが面白いか面白くないかの二元的なジャッジをするならば、正直面白くない方に堕ちるかと(この程度の理解者)
でもそんな簡単な話でもない事は確か。


例えば単純な勧善懲悪のストーリーであれば敵が滅びてハッピーエンドを迎えるのだが
エヴァにでてくる人(敢えて人と書く)は皆それぞれ思惑で動いておりそれは善や惡に割り切れるものではない。


確かに人類を守るって立場は立派そうだがその守るべき人類すらない現状でその行為はどうも欺瞞が見え隠れする。
そして今まであれだけ恐れていた使徒は今回に限れば恐怖の象徴ですらない。


最終的に人と人のぶつかり合いであり極論すれば壮大な親子喧嘩になってしまっている。人類が滅ぶくらいの。
まぁそりゃ言い過ぎか。


とにかく幾つかの決して戻せない過ちを経過して現在のボロボロ地球がある筈なのに、それを神の力でどうにかしたろ!って話だろコレ。
でもその力を使った代償を誰が支払うのかなる大々問題は残った。まぁそもそも神の力ってなんなんだろうか?
※幾つものヤリの話は意味不明


と、まぁそんな浅知恵者の文章はともかくここからが私が大いに納得したコラムの引用となります。
ちなみの元ネタのリンク先はコチラ→シン・エヴァと視線の物語
氏はシンエヴァは「視線」の物語だったと解く。


Qが「大人がシンジと目をあわせない断絶の物語」だったのに対し
シン・エヴァの序盤は「シンジが他者と目を合わせない断絶の物語
中盤以降が「シンジが他者と目をあわせようとすることで交流が蘇る物語
として大きく物語を括る。


確かにそうゆう描写が多い事に気が付く。


Qではミサトさんはバイザーをつけ決して直視しなかったしゲンドウに至ってはそもそもの眼すら無かったかもしれん。
そんな訳で大人はシンジを徹底的に無視し相手にしてくれたのはカヲル君だけだった。


だがシンエヴァはそうではない。


昔の馴染みだったとしてもトウジもケンスケも大人になり孤独を纏うシンジを救おうとその目を覗き込む。
皆はこの小さきコミューンでなんとか生きてゆかなければと意思がありそれには人と人が繋がれていないとならないと感じているのだろう。
そうゆう優しさに触れたシンジは逆説的に自分こそが意思疎通や対話を拒否していた事に気が付いた。
それを氏は「シンジ主観での身勝手な被害者意識」と書く。


その後に起こる戦闘シーンモドキのせいで根底にある心理的なテーマを忘れそうになるが心の壁を対峙する際のATフィールドで表現し
それこそ全てを超越したハズのゲンドウすら纏う(結局誰しもが纏う)モノだったと描写する。


それらを全て取り除く事(これが人類補完計画)は出来ないのかもしれないが、お互い会話をし歩み寄る事は出来るのだ。
恐れ拒絶する事なく一歩一歩近寄る事は可能。そしてそして人と人は全てを理解出来なくて当たり前なんだと。


でもこれもやはり新劇だけでは補完出来なかった。TVシリーズがあり旧劇があったからこそ。
あの砂浜でのアスカとの邂逅や繰り返すカヲル君との記憶・・・


と、随分抜粋してかつ私訳意訳なので詳しくはコラム本編を読んで欲しいです。
私もこうゆう視点で世界を見れたらまた違うものが見えるんでしょうか?
いいなぁその才能・・・つくづくワラクシはアホじゃの。


でも解釈は人それぞれでしょうがまぁこれにて一応の終わりを遂げたし、多くの人がエヴァの呪縛から解かれるでしょうよ。


さて最後になりましたが我等凡人共を四半世紀も楽しませてくれた庵野監督にはありがとうございましたと感謝の意を。
そして完結編完成お疲れ様でしたと伝えたいのであります。


私達は批判や批評はするけれど創造は出来ない。もしくはその批判力を駆使して1を2にブラッシュアップ出来るかもしれないけど
0から1を産みだせない。そうゆう人種ではない。どうやっても。だからそうゆうクリエイティブな方に最大限の敬意を表します。マヂ凄いッス。


んでその四半世紀も誰一人欠ける事なかった中の人にも大きな称賛と感謝を。ありがとうございました。


そんな訳で全ての終わりに相応しい言葉で締めましょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする