元来釣りとは突発的に行くものではない。
計画し準備しそしてようやく行動するのがデフォであるトウゼンヨネ
もちろん私も基本的には(あくまで基本的にだが)そうゆう段取りをつける派であり
特に相棒有りの場合はいついつどこそこへ行こうべ!と数週間前に予定を組む。
だがこの段階でどうにもならない事がある。
当日の天気であるアメデスカ・・・
***
太平洋側にどっさり雨を降らせた木曜日。せっかくの釣行日に大雨ドンピシャとは何事か?!
しかも前日快晴翌日快晴とまるで天気のエアポケットに堕ちた如し。
そして題目はよりによって駿河湾オフショアとマヂで死にに行く様だ。
だがチョイ待てストッピン!
通常運転ですが何か?
そう私は正真正銘のレインマン。いつだって雨当たり前なのでそれぐらいではキャンセル致しません(船長はして欲しかったかもしれないが)
雨武装すれば平気平気へっちゃらさ!と下半身はウェーダー装備で上半身はレインにポンチョ二人羽織状態。雨かかってこいよ!
いつも通りや
これが最強(嘘)
って実は勢いだけの無謀ではなく確かに大雨でしたがまさかの風なし低気圧。そんで海は凪ぎとそれはもう不思議な世界でした。
それを聞いていたからの出船。言うても雨を歓迎している訳ではなくどんなに武装しようがツラいっすけどね。
だがおそらく明日では駄目。川からの超濁りで海岸線フィッシュは一時的に滅するでしょう。だから・・・ある意味間に合ったかな?
ではスタート。
***
相棒にウッチー氏を迎えてのオフショアですがお題目は「サビキ落とし込みヒラメ(五目)」であり
去年やったおさらいをしようと画策した次第。因みにお船は田子の浦の裕丸(ひろまる)で我等とあと1名の3名出船であります。
船長はメッチャ良い方
ウチから最も近い港かな(60kmくらい)
初めての去年は中々グッドなヒラメ1枚ゲトしましたがその後が続かず消化不良な感じだったかと。
今回はそれを上回ればありがた・・・いけど今回は無理かも。
それは雨のせいではなく現状のせいで、イワシはどうにか入ってきたようだが
それを食べるフィッシュイーターのご機嫌がややナナメらしくイワシ付けどもフィッシュイーター踊らずとの事。ウムム・・・
とりあえず出船してまずはイワシ探しからなのだが何て事なくて港の出口でもう反応アリ。
右舷に3名のみ
推奨仕掛け(ハリスが太い)
仕掛けは船宿指定のバケ皮のついたシンプルサビキで個人判断にて8本針を半分にして使いました。
理由は絡まる可能性の排除と絶対的にボトムを釣るので上の方までは必要ないんじゃね?と思うから。
それに25号から60号までのオモリを潮の速さと水深で適宜チョイスしました。
んでまずイワシの反応層を船長が告げるので(大抵10m前後)その層へ仕掛けを落とせば即プルプルとベイトがつく。
それをそのままボトムまで落としてゆき、オモリをボトムすれすれに調整しながらアタリを待つのであります。
そのポイントは20mから60mくらいのかけあがりであり数m船がスライドすれば水深が随分変わるので
置き竿ではなく手持ちで微調整しながらのボトムキープがベストだと思われる。
!
その一投目でウッチー氏にモーニングバイト!ほぇー早い!!
ハタ坊バス持ち(以降ピンボケスマン)
って上がってきたのは小型のハタ坊でしたがまぁ幸先良し。
!
続けてのバイトはワラクシに。これはまぁまぁのカサゴさん。おはようございます。
いいサイズ~
と、2人共中々の出だしに見えたのですがここからアタリが遠のいてゆく。
まずは魚探でベイトを探して見つければ速攻落とし込みベイトをつける。
このファーストテイクで速攻付けないとすぐどっかに行ってしまうのでのんびりしてられない。
そして付いたら落とし込むのだが早過ぎず遅すぎずスムースにベイトを外さないままボトムへ持って行く。
ついてればピクピクと感覚が伝わってくるのでそれをキープしながらアタリを待つのだがこのアゲサゲ判断がかなりスピーディー。
落して即反応なければ回収。つまり待って見つけさせて喰わせるのではなくその瞬間に下にいる奴を相手にする釣りなのだ。
だからピクピクと反応が継続してようと「上げて~」と指示は飛ぶし、ついてたベイトはポイポイと海へ帰す事を繰り返す。
イワシには超気の毒だがスマン
!
泳がせのアタリはガクガクとベイトが暴れる前アタリがあるのだが(残酷だがコレがこの釣りの一番楽しいトコ)
そこからの咀嚼中にいつ合わせるかのタイミングをとる。
特にヒラメは慌てちゃ駄目!(回遊魚はそのままパクーって持ってくので即アワセでOK)
何となくのカミカミモグモグタイムがPEラインを通して伝わり、そこからグーッとの本アタリが入るので我慢我慢だがもういいっしょ!
と、スィープで合わせれば乗った!よーしよしよしと往なしながら巻いてきたのだが中々引きよるゾお主。
「見えた!っか(ヒラメとは)違くね?」
そう上がってきたのは中々のサイズのオオニベさんでした。おぉ初めて釣ったけどアカメとシーバスの合いの子みたいな魚じゃのう。
あのイシモチの親戚筋らしくて確かに似ている。ちな焼き魚にすると美味しいらしい。御馳走です~
オオニベ新規アーカイブ入り
***
実はその1匹を最後にワラクシは大沈黙となる。胡散臭いアタリはソコソコあるのだが
ベイトを齧られたりせっかく掛かったらフグだったりと空振りばかり(フグ専門の時は釣れないくせに!)
途中ベイトが小サバに変わるとまたアタリが遠のく悪循環。うむどうやらイワシの方がお好みらしい(そりゃそうだ)
だがそんな中でもウッチー氏はポツポツとアタリを拾い集めて魚にしてゆきさりげなく五目を達成しておりました。
曰く「途中ロッドを変えたらアタリが明確になったヨ」との事。
なるほど私も200g対応硬めのサブロッドを試してみれば良かったかも。
ホウボウ登場
イナーダ
マゴッチ!!
ついにはオオニベで五目到達!
賑やかですねぇ
さてオシマイ。
泣きのラストキャストから更に号泣の一投でまさかのバイト!
それがここまで姿を見せなかった本命ヒラメの補佐役フラットフィッシュ?である
鯒(真ではなく鰐ですが)と残念ながらあと一歩届かずで終了してしまいました。
鰐鯒もアーカイブ入り
結果的には満足ではないけど豪雨の中やりきった感もあり今回は頑張りましたと言って良いでしょう。
まぁ後半はラーメンの事しか考えてませんでしたがwトンコツ・・・
計画し準備しそしてようやく行動するのがデフォであるトウゼンヨネ
もちろん私も基本的には(あくまで基本的にだが)そうゆう段取りをつける派であり
特に相棒有りの場合はいついつどこそこへ行こうべ!と数週間前に予定を組む。
だがこの段階でどうにもならない事がある。
当日の天気であるアメデスカ・・・
***
太平洋側にどっさり雨を降らせた木曜日。せっかくの釣行日に大雨ドンピシャとは何事か?!
しかも前日快晴翌日快晴とまるで天気のエアポケットに堕ちた如し。
そして題目はよりによって駿河湾オフショアとマヂで死にに行く様だ。
だがチョイ待てストッピン!
通常運転ですが何か?
そう私は正真正銘のレインマン。いつだって雨当たり前なのでそれぐらいではキャンセル致しません(船長はして欲しかったかもしれないが)
雨武装すれば平気平気へっちゃらさ!と下半身はウェーダー装備で上半身はレインにポンチョ二人羽織状態。雨かかってこいよ!
いつも通りや
これが最強(嘘)
って実は勢いだけの無謀ではなく確かに大雨でしたがまさかの風なし低気圧。そんで海は凪ぎとそれはもう不思議な世界でした。
それを聞いていたからの出船。言うても雨を歓迎している訳ではなくどんなに武装しようがツラいっすけどね。
だがおそらく明日では駄目。川からの超濁りで海岸線フィッシュは一時的に滅するでしょう。だから・・・ある意味間に合ったかな?
ではスタート。
***
相棒にウッチー氏を迎えてのオフショアですがお題目は「サビキ落とし込みヒラメ(五目)」であり
去年やったおさらいをしようと画策した次第。因みにお船は田子の浦の裕丸(ひろまる)で我等とあと1名の3名出船であります。
船長はメッチャ良い方
ウチから最も近い港かな(60kmくらい)
初めての去年は中々グッドなヒラメ1枚ゲトしましたがその後が続かず消化不良な感じだったかと。
今回はそれを上回ればありがた・・・いけど今回は無理かも。
それは雨のせいではなく現状のせいで、イワシはどうにか入ってきたようだが
それを食べるフィッシュイーターのご機嫌がややナナメらしくイワシ付けどもフィッシュイーター踊らずとの事。ウムム・・・
とりあえず出船してまずはイワシ探しからなのだが何て事なくて港の出口でもう反応アリ。
右舷に3名のみ
推奨仕掛け(ハリスが太い)
仕掛けは船宿指定のバケ皮のついたシンプルサビキで個人判断にて8本針を半分にして使いました。
理由は絡まる可能性の排除と絶対的にボトムを釣るので上の方までは必要ないんじゃね?と思うから。
それに25号から60号までのオモリを潮の速さと水深で適宜チョイスしました。
んでまずイワシの反応層を船長が告げるので(大抵10m前後)その層へ仕掛けを落とせば即プルプルとベイトがつく。
それをそのままボトムまで落としてゆき、オモリをボトムすれすれに調整しながらアタリを待つのであります。
そのポイントは20mから60mくらいのかけあがりであり数m船がスライドすれば水深が随分変わるので
置き竿ではなく手持ちで微調整しながらのボトムキープがベストだと思われる。
!
その一投目でウッチー氏にモーニングバイト!ほぇー早い!!
ハタ坊バス持ち(以降ピンボケスマン)
って上がってきたのは小型のハタ坊でしたがまぁ幸先良し。
!
続けてのバイトはワラクシに。これはまぁまぁのカサゴさん。おはようございます。
いいサイズ~
と、2人共中々の出だしに見えたのですがここからアタリが遠のいてゆく。
まずは魚探でベイトを探して見つければ速攻落とし込みベイトをつける。
このファーストテイクで速攻付けないとすぐどっかに行ってしまうのでのんびりしてられない。
そして付いたら落とし込むのだが早過ぎず遅すぎずスムースにベイトを外さないままボトムへ持って行く。
ついてればピクピクと感覚が伝わってくるのでそれをキープしながらアタリを待つのだがこのアゲサゲ判断がかなりスピーディー。
落して即反応なければ回収。つまり待って見つけさせて喰わせるのではなくその瞬間に下にいる奴を相手にする釣りなのだ。
だからピクピクと反応が継続してようと「上げて~」と指示は飛ぶし、ついてたベイトはポイポイと海へ帰す事を繰り返す。
イワシには超気の毒だがスマン
!
泳がせのアタリはガクガクとベイトが暴れる前アタリがあるのだが(残酷だがコレがこの釣りの一番楽しいトコ)
そこからの咀嚼中にいつ合わせるかのタイミングをとる。
特にヒラメは慌てちゃ駄目!(回遊魚はそのままパクーって持ってくので即アワセでOK)
何となくのカミカミモグモグタイムがPEラインを通して伝わり、そこからグーッとの本アタリが入るので我慢我慢だがもういいっしょ!
と、スィープで合わせれば乗った!よーしよしよしと往なしながら巻いてきたのだが中々引きよるゾお主。
「見えた!っか(ヒラメとは)違くね?」
そう上がってきたのは中々のサイズのオオニベさんでした。おぉ初めて釣ったけどアカメとシーバスの合いの子みたいな魚じゃのう。
あのイシモチの親戚筋らしくて確かに似ている。ちな焼き魚にすると美味しいらしい。御馳走です~
オオニベ新規アーカイブ入り
***
実はその1匹を最後にワラクシは大沈黙となる。胡散臭いアタリはソコソコあるのだが
ベイトを齧られたりせっかく掛かったらフグだったりと空振りばかり(フグ専門の時は釣れないくせに!)
途中ベイトが小サバに変わるとまたアタリが遠のく悪循環。うむどうやらイワシの方がお好みらしい(そりゃそうだ)
だがそんな中でもウッチー氏はポツポツとアタリを拾い集めて魚にしてゆきさりげなく五目を達成しておりました。
曰く「途中ロッドを変えたらアタリが明確になったヨ」との事。
なるほど私も200g対応硬めのサブロッドを試してみれば良かったかも。
ホウボウ登場
イナーダ
マゴッチ!!
ついにはオオニベで五目到達!
賑やかですねぇ
さてオシマイ。
泣きのラストキャストから更に号泣の一投でまさかのバイト!
それがここまで姿を見せなかった本命ヒラメの補佐役フラットフィッシュ?である
鯒(真ではなく鰐ですが)と残念ながらあと一歩届かずで終了してしまいました。
鰐鯒もアーカイブ入り
結果的には満足ではないけど豪雨の中やりきった感もあり今回は頑張りましたと言って良いでしょう。
まぁ後半はラーメンの事しか考えてませんでしたがwトンコツ・・・