その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.９

海賊王ではないが我が手にあるのは宝の地図。


ザックザクのバコバコよ？


それは去年一週間かけて作った佐賀不完全雷魚ＭＡＰなるもの（適当）


何故不完全かと言えば佐賀には幾万のクリークが存在しておりとてもとても全てを釣るどころか見て周るのも不可能だから。
だがそんな中で厳選された実績十分の３つの場所が心の拠り所。ハチマルストレッチ、学校前そして空港前である。


それをローテーションしながら撃ってゆけばエンカウント問題ないじゃろ？ともう何の心配もしていない。
かの北での釣りがほぼほぼ散々だった事を考えれば佐賀クリークなんて甘々ですよｗ


旅は２回目と言うけれど釣りも２回目が素敵だもの。やはり具体的にゲームを想定できるし色々な絞り込みも大きくハズす事はないだろう。












と、思ってましたヨ・・・（←今ココ）


***


閑話休題


人生初のネカフェ生活である。


ここはカラオケＢＯＸやビリヤード、ダーツ等々それらを複合した施設で新しいのか凄く綺麗なトコ。


そのシステムはまず２００円支払って入会するのだが身分証明書を欲する。これは一時期ネカフェ難民云々で問題になったからか？
んでお次はコース選びなんだが私の選んだのは１０時間ステイコースで夕方６時から受付可能で入館した時点から１０時間ステイ可。


これが１４００円くらいで悪くなくない？


んで部屋も幾つかパターンがあるのだけど私はソファやイスタイプの部屋ではなくフラットに寝転がれるタイプをチョイス。
広さはまぁ畳１.５畳くらいかと。そこにテーブルがありデスクトップＰＣが鎮座しているのだ。


陣地は結構狭い


おそらくハイスペック機なんだろうがネットゲームせんから邪魔なだけ。
いやもちろん普通にネットサーフィンは出来るがヤフーすらお気に入りに登録してないスカスカピー君なので面倒だから放置。


まだ書くことあるぞｗ


このネカフェにはシャワーがあるのだが（有料１００円）お隣の同列系スポクラのお風呂も使える１０時間パックプラン（１８００円）もあり
去年はお風呂のみを６００円で使い車中泊してましたがネカフェ経由だと４００円なのでシャワーよりそちらで贅沢をするのだ。


そして簡単だが食事も出来、お酒以外は飲み放題。もちろん漫画読み放題とナルホド廃人になるのもうなづける希ガスｗ
とりあえず廃人育成は若者に任せてオサーンは朝も早いし酒飲んでとっとと寝るだけ～と言っても熟睡できるかどうかは難しいとこじゃな。


響面白かった（まだ完結してないけど）


でも大体一週間世話になるよっ！


生ビアで乾杯！


***


とりあえず空港前から爆撃じゃ！って事で既に釣った気分の意気揚々乗り込んでみたのだが到着してみればアレレ去年と風景が違う？
クリーク内にあった雷魚大好きアマ草（仮）がほぼ刈り取られていて隠れ家っぽいシェードがまるでなくなっている。そして濁りが酷い？！


おんやぁ何もないぞ？


実は慢性的に濁っていれば雷魚的には問題ないらしいが突発的な濁りはそれが落ち着くまで口を使わない可能性がある。
これがどちらかは解りかねるがとにかくこの吹き抜ける強風で泥が巻き上がっているのかもしれぬ。


それでも居るでしょ？ってこの時は楽観論が脳内をスキップして廻っているいた。


とにかく目の前のクリークにアマ草（仮）がなくてもあるクリークなぞ山ほどあるもの！
と少し河岸を変えつつ期待値も爆発寸前で撃ちまくったのだが～






釣れませんえぇ全く釣れないどころかバイトがない。


メソッドはこう。


アマ草（仮）の上にキャストしてそこの草むらから蛙が飛び出した様に泳がすと後ろからスーっと近づいてきて
バクリ！！と吸い込むのだ。このイメージで隙間なく撃って行くのだが一向にレスがない。


オカシイ・・・去年ならこのパターンでいとも簡単にバイトを得たのだがな。何が変わったと言えばやはり水の色か？
いわゆる田んぼの代掻きで白濁しているのは当然なのだがそれ以上にもしかして農薬が流れ出してそれを嫌って捕食（食事）しないのかもしれません。ワカラヌが。


それが火曜日早朝のスタート時なのだがこの時点ではまだマァマァあるよね？くらいのスタンス。


うーん反応がない


ところがその日の夕方に入った学校前クリークでも同じようにガン無視されたのでさすがに何か違うと疑わざるを得ない。
とりあえずこの強風で水面は波気立ちつまりフロッグの出す波動が大体かき消されているのが敗因じゃないか？とな。


だが幾ら風が強いからと言って全てのストレッチに吹き付けている訳じゃない。


方向次第ではブロックされた葦キワってのもあり、それは一度奥にぶつけてポロリと落ちて行く様に演出すると
その甘めの着水音で気が付きスイッチが入ればそれを疑いもなく咥えるのだが・・・


撃てども撃てどもウンともスンともで結局初日ノーバイトノーチェイス。


・・・タラリと冷汗が出るがまだまだワイはやれる子じゃ！（４８）と自分を奮い立たせて明日の奮起を期待するものである！


居るんだろうけどここまで育つと手が出せない

明日があるさ！


ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.８

稚内から新千歳空港に移動したのは日曜日。


プロペラ機だ！


九州福岡行きのピーチエアは翌月曜午後イチになるのでどうしようか？札幌でも行こうかな？とチョットだけ考えたが圧倒的に重い荷物の為、空港内に留まることを選択。
でも嵩張るウェーダーや防寒系は既に送ってしまったし対イトウ用のタックルは全て同梱したのだが・・・何故こんなに重いのだ？


重いものはコンクエスト４０１（対雷魚用のリール）ぐらいであとはパンツとＴシャツくらいだぜ？
もしかして北のヌコでも内緒で２～３匹入っているんじゃないか？と疑うレベル。


とにかくぎっくり腰にはツラい以外の何物でもない


とりあえずステイにはネタがあって最初のサロマ湖マラソンの際にも利用した空港内温泉施設が超快適なのだ。
朝までいて３０００円だし朝食もついてるありがたいお話。丁度その夜はＷ杯日本-セネガル戦も見れたしね。本田△ｗ


ここは掛け値なしでオススメ

おかしい？重い！


そんな訳でお外の徘徊は止めてただただジッと空港内散歩しているのがベター。いや座ると腰が痛いかもｗ


おっ？このシルエットは？

雪ミクさんではないか

キャワワ

実はウチのミク＆ダヨーさんも来てました


さてさてそろそろフライトの時間だ。


しっかし今度こそは鉄板級の約束の地だろうな？ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ！


ピーチ初搭乗じゃ


***


閑話休題


ここで格安航空ピーチエアのカラクリを。


平日午後便だけど満席でした

墜ちない様にピーチ飲んで願掛け


取得したのはシンプルプランなる席でこれが新千歳から福岡まで破格の７０００円ナリ。
だがしかし格安の落とし穴？はここからで荷物のお預けは有料なのだ。


一応１０ｋｇまでは機内に持ち込めるので大体の人は手荷物を纏めていたのだがワラクシのロッドはそうもいかん。
これが２８００円くらいだったか？それとリュックも預けたので６０００円弱支払った（※カードのみの決済注意！）


なので結局トータル１３０００円くらいと安いんだか高いんだか？ちなＡＮＡ早割なら１５弱で大して変わらないって事だ。
しかもロッドＢＯＸサービスはなく折れたらゴメンなさいだけど保証はせんので承諾してサインしてだと！


んで機内サービスは特になくコーヒー等々ドリンクは有料２００円だったかと。
だから利用するなら日帰りビジネス等の荷物が少ない人であとは飲み物を用意して搭乗すれば大いに安いが釣り人は駄目かもｗ


まぁ無事着いたしロッドも大丈夫だったから文句はないけどね。


***


さて今日は終始そんな移動小話で終わりますが到着した福岡はメチャ暑かった。だが先程までフリースを着てたボディはその気温差に戸惑い鳥肌が立つｗ


気持ち悪い・・・


それはともかく今回も早々にレンタカーを借り一路佐賀までドライブ。


だが少々問題があり貸してくれた軽自動車日産モコ君はなんと今時ナビ無し車？！
さすが一週間で１００００円の格安レンタカーだからかもしれんがそりゃないじゃろ～


軽も悪くないよね


まぁたまたま去年来て土地勘あるから良いようなものの素人さんならどこへも行けないぜ？スマホだってナビは出来るけど全体図はよう見えんがよ。


とまぁ旅のスタートはいつでも色々あるものです。そんな少々の不具合なぞ普通に飲み込んでレッツラゴーなのであります。


んで本日最後はこれからの本拠地となるネカフェに到着。これはチョット語るのでまた次回。


ｉＢＯＸ佐賀南店


さぁ起きたらハンティング開始じゃ！！狩るぞ！ﾔﾙｿﾞ！

ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？half time

ハーイ(^O^)／本日は北海道編のボツ写真墓場です。


誠に勝手ながらやんごとで供養させてくんろﾅﾑﾅﾑ…


***



トータル１０００ｋｍ強だがその内４００ｋｍは確信犯

シェルターは雨中に効く！

一応稚内駅前

ここが最北端のレールなんだと

市場には北らしい商品が

ウニーウニー

ホタテーホタテー

でも貧乏だから塩ホタテラーメンで我慢

そんな貝殻の残骸山

最北の街でも時給が高いぞ

サロマだけでなく浜頓別でもウルトラがあります

北の絶滅危惧種ＪＫ発見

道端には普通にブロークンホタテ

ブイがカラフル

注意看板から飛び出したのか

ホタテフライ

あまりかわいくないマグネットイトウ

オサーンは何かを焼いている

それはホタテバター美味い

企画倒れの真正役立たず

ウシさんと集合写真

漢は黙ってサッポロビール

ちょんまげもあと少しかな

猿払の日の出だったか日没だったか


さてストーリーも時系列もまとめる気も何も無くて順不同ただ貼っただけですがこれで今回はご勘弁を。
でも本当に楽しかった！沢山の思い出をありがとう北の大地よ！そしてまだまだグレートジャーニーは続くのであります。


オーバーザレインボー！

ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.７

泣いても笑っても最終日。しかもフライトの関係で午前中だけの勝負。


チケットゥライド


この日のタイドは若潮で６時半に干潮なので夜明け３時半から６時までが第一チャンスゾーンだ（パチスロみたいだな）
なので２時には起きて準備をし恐らく人生最後の猿払川ゲームに挑む。


ソコリは休憩時間

１０時なっても１０℃でした


しっかし外気温１０℃って何度だよ？とセルフ突っ込みせざるを得ない凍える寒さ。
ありったけの衣服を纏いニットキャップに手袋装着である。それでも鼻水が止まらん。


でも気持ちはホット。何と言うかそれは安心でも安堵でもなく諦観故の到達点？！
この限られたタームで結果が出なければ猿払ゲームは後ろ髪をバッサリ切り落とす事となると思うと余計にさ。


だがそんな切羽詰まった状況で過去に一度たりとも逆転ホームランを打った（釣った）試しはない。なので改めて１本獲っといて良かったと心底ｗ
もしここまでゼロだったら・・・想像するのは止めよう(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾋｪｪｪｪ


ではラストゲームスタート！


私は川辺に住んでるのかよ

さて寒いけどやるよー


***


金曜土曜と南西の１０ｍの強風が吹きつけた猿払川アングラーはフォローになる左岸に集まっている。
だって彼らはフライマン。風に最も影響される弱わき人々。もちろんルアーマンもやぶさかではない。


つまり人が集まれば動けるエリアが狭くなり私的エンカウント率が下がってしまわないかと懸念する。
んで残されたのは大っ嫌いな定点観測釣法でしょ？ゼムゼム無理無理したくないｗ


だがそのフライマンズはポン沼とのインターセクションに集中して中盤はマイスペースと化す。


結んだルアーはパンチラライン。いやもといそれは誤字で正確にはパンチライン。


ヒットルアーのサラナが殉職したいま手持ちのルアーには何一つ実績はないけどこのパンチラインの泳ぎはフィッシュイーターみんな大好きシラウオそのもの。
実は猿骨川河口でリアルにシラウオを見ていたのでワンチャンあるならこのルアーだなと。


この子は見た目以上に飛ぶ

これ拾った


何だかクネクネと良いフィールで何かやれる気がするぞ？


でもそうゆう気持ちを持てるだけでも猿払で戦うには必要な要素だ。自信とは自身。疑うとリーリングが気持ち早くなり結果上手く泳がないのだ。






ゴゴンっ！ｷﾀﾖｷﾀﾖヽ(ﾟ∀ﾟ=ﾟ∀ﾟ)ﾉｷﾁｬｯﾀﾖ-!!!!!!


開始から小一時間か？待望の手応えに嬉しくて泣きそうだ！でもあの神の一撃とはゼムゼム程遠いがこれは間違いなくイトウの手応え♪
最後の最後で１つお土産を頂いた気分ですが難なくやりとりして無事キャッチ！ヨッシャやったやった！


まーサイズは５０ｃｍ程度ですが嬉しい嬉しい心底嬉しい１匹。かのラッキーパンチとは違ったちゃんと狙って獲った子だと信じるよ。


ほーれほれほれトラストミー

何てハンサム！！


うーんヤマメが美しいと感じる姫ならイトウは凛々しい若君かな？ズーっと眺めていたいがパチパチと撮影したらササッとリリース。


そうそう！例の三脚作戦は大失敗～


先日のサクランマスの際にあたふたとセットしてやろうとしたのだが不具合だらけでＮＧでした。
やはりマス相手では難しいね。空気吸ってもゼムゼム大丈夫な雷魚で頑張ってみるよｗ


とまぁ実はこのあと２時間はルンルンで撃ったのですがもうウンともスンとも応答はなくが結局これ１匹でした。


つまりこの旅程での数字は３バイト２フィッシュ…


ここだけ見れば上等に感じるかもしれませんがこのバイト１つにどれくらいの時間と苦悩を費やしているか毒者の皆様には伝わっているでしょうｗ


そしてこれも確かめようのないことだけど誰１人として釣ったシーンを見てない。
時期がズレたのか魚が減ったのかは知りようもないけど難しい一週間だったことは間違いありません。


でもそれでいーのだ。


だからこそ刻まれるモノがある。その１匹１匹の顔を私は一生忘れないだろう。


これこそが誰に誇る事もない私だけの記憶と言う名のゴールド。この宝物は時間経てまた再び輝くだろう。その日まで少しお眠りなさい。


最後になりましたが釣れた釣れないだけじゃなくたくさんの思い出をありがとう猿払川。
憧れの地は少々試練がキツかったけどそれも良きエピソード。本当に面白かった。


サヨウナラまたいつかネ！


そしてお次は九州編。アラフィフオサーンの冒険はまだまだ続くのであります。


お疲れ自分一週間頑張りましたネ

ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.６

アレレ？身体が動かないゾ？


それは金縛り等のオカルト話ではない。


翌朝目覚めるといも虫になっていたと言う小説は知っているが私の場合はぎっくり腰になっていたｗ
それは前日の物書き中になんか腰が痛いな？とは感じていたがまさかまさかの全身フリーズ？！


何とか気合いで立ち上がれたが逆にしゃがめない。


これって４００ｋｍドライブの弊害かしら？それとも柔らかマットレスを敷いて寝たのが敗因？
実は過去に何度か腰を痛めておりその治療法？としてなるべく硬い床っか寝床で寝るのがベターと身体が知っている。


家でもペラペラハードな敷布団に竹のシーツを敷いてハードベットで寝ているのだ。


だが旅先ではそうもいかず言われるがままにマットレスなぞ甘めの設定にしたのがマズかったか・・・いやどう考えても強行ドライブだろｗ


さてさてそれではダラダラと脂汗も出てきたところで～





釣りに行くかﾏﾁﾞﾃﾞ？

腰は大事にネ


そんな漢に与えられた択肢はこうだ。


①　猿払川に行く
②　猿骨川に行く
③　再び４００ｋｍ運転する


えーと・・・実質一択に見えるけどそんじゃ①番で…


***


閑話休題



一応結果はないけど近所の川（１２０ｋｍ先）でもチョイチョイ。ライダーズハウスの裏手のサーフでチョイチョイ。
北海道だからってどこでも甘い訳じゃないねｗ


やっぱり川はクリアウォーター


でもこうゆう息抜き大事。


そうでもなければ鬼退治に向かう気力が養えないもの。っかそっちもゼロなんだけどねｗ
それでもアメマスやウグイのバイトは常に期待出来るしなにより攻めのシチュエーションが面白い。


繰り返すがゼロなんだけどね。


ヒラメはおらんかね？

場所が場所だけに生き埋めのオットセイかと思ったｗ


***


釣れません。


心のスタミナ切れ


もう飽きる程使ったフレーズですが単なる事実です.


あの奇跡の一撃リターンズを狙ってただただキャストを繰り返す。そしてこの日はよりにもよって左岸誰もおらず全てのショアラインを占有？！


そしてそれに応える様にあのインターセクションから第二の２ｋｍ上流橋までの全てのショアラインを撃ち尽くした結果がゼロだ！
おそらく距離にして１．５ｋｍ弱だと思うが全てですよ全て！土日じゃこんな事絶対ないけどそれでもゼロ。


左岸全てだぜ！


もちろんただやみくもにキャストしていた訳じゃなくてタイドを気にしながらカレントを気にしながらだ。
そして結果はゼロだが怪しいバイトは３つ。ただおそらく何らかのベイトにルアーが触った様な感触。


シーバスの際に通りがかりのボラがラインに触るようなククン！なるものだけ。そ
れがトンギョなのかはわかりませんが少なくともルアーに喰ってきたのではないと。


そんな訳で再び猿払川暗黒時代を迎えるｗ


ガクブル人々の骨？（シカです）

デルモンテかな？解読班よろしく


っか無理


例えば先日湧別まで行った様にサロマ湖マラソンの際に来ようと思えば来れる距離だ。
ただ一見さんにそう簡単に釣れるもんじゃないとこの一週間で脳と身体に嫌って程叩き込まれた。


しかも今ベストシーズンだよ？憧れの地は約束の地とは違う。


これで釣れなければいつだよ？今でしょ？と誰かのマネ突っ込みをしたいくらいだｗ


１日だけのなんらかの隙間旅程で来ても絶対無理だと結論。


ついでに言えば１週間居るワラクシでそれなりに状況を読めている（ハズ）でもたかが１匹だよ？
それどころか今の今まで自分以外の誰１人のファイトシーンも見てないのはどうかしてる！とまで思う。


連日強靭（狂人）なメンタルを持つ定点観測フライマンが大勢猿払川に立っているのにだ。


面白いのは河口部で最も狭くなっているトコに餌師が張り付いていて上がって来る（と思われる）イトウを執拗に狙っているのだが
これがゼムゼムノーカンジ。遠目だがデカい餌をつけており通りがかれば絶対食べそうなもんだが・・・


それとその付近に腰かけているフライマンは護岸のヘチにフライを沈め流しているだけでキャストしてないｗ
っかそれもうフライじゃないじゃん！！スタイルはそれぞれですがもちろんこれらもお魚には完全無視されてました。


お座り一発期待かよ

テクトロかよ

鮎師かよ


とにかく猿払川難攻不落杉！イトウいねーんじゃねーの？！


ホンンンンンとたまたまでも偶然でも何でも１本釣っといて良かったと心底思うﾏﾁﾞ卍
だってもうここで釣りすんのヤダもの！それなら４００ｋｍ先までドライブする！ってのが偽らざる本音。


それでも旅程が少なくなった今もう逃げの選択肢はない。腰はクソ痛いけど最後の気力を集めてやりますよ！


さぁ最終日の朝が来た！


鬼退治残された時間もあと少し

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.５

アレレ夢でも見たのかな？あの重さは幻だったのかな？とプシュ～と気が抜けた炭酸の様な午後。
当然あれから再びを夢見てキャストを繰り返したのだが案の定カスリもせずｗ


あーなんか今は違う事したい・・・


***


北海道は広い。かなり広い。


地平線はスグそこ


隣町まで３０ｋｍなんて事はザラである。


ただ道は空いているので距離ほど時間はかからない・・・そんな訳ねぇダロ！！！


っとセルフの突っ込みを入れても虚しく１９０ｋｍを走り切るのに３時間強。ついつい湧別まで来てしまったｗ
ただのノリで来るには滅茶苦茶遠い距離だが何か気持ちが盛り上がり過ぎてドライブしたかったんだ。


でも６０ｋｍ/ｈに毛が生えたスピードしか出してないよ（嘘）
スピード違反はレンタカーでも警察は捕まえますから気をつけて下さい。


そんな訳で先のが夢が叶う小話ならこちらは夢よもう一度編になるのかな？


３～４年前の大遠征でサロマ湖マラソンを走る前日に湧別で釣りをしたのだがそこで存外のサクランマスストップ安を経験したのだ。
※サクラマスは確か７月まで保護対象魚だったような・・・なので似ていますが別物ですｗ


ちな２４（日）がマラソン当日です


本州で川サクランと言えばかなりのレア案件であり釣った私は大興奮したのだがどうやら北の地ではそんなにレアじゃない様子。
確かにその時は１匹では終わらず２、３、４匹と釣れ続け最終的にはワイはウグイが釣りたいんじゃぁ！と叫んだとかなんとか？！


とにかく丁度この時期なのでもしかして同じシチュエーションになるのではないか？という淡い期待っか皮算用ってかｗ


ここここ！変わってないね


***


閑話休題


北の夜道は獣だらけである。


特にキタキツネのチビ助がそこらじゅうに置物みたいにいる。マヂで危ないったらありゃしない！
もちろんシカッドミサイルもいつだって飛んで来る。


ボロボロだな

こっち見んな


それを避けるには誰かに前を走ってもらうことだ。


被弾したくないぜ～


そいつが急ハンドルを切れば前方の警告だし、最悪跳んできたミサイルの盾になってもらうのだｗ
ただあまり近づくと巻き添えを喰うので着かず離れずの絶妙な車間が必要。煽ると譲られちゃうのであります。


まぁ究極の防御は夜運転しないこと！


だから１９０ｋｍ（３時間強）を戻るのなら午後４時には撤収セヨ！


次の曲がり角まで１２０ｋｍ？


***


つまり実釣２時間か？わざわざ東京から静岡（仮）来たのにたったの２時間かよ？！
でも実はそれぐらいのポイントの狭さ。そしてただどうしても撃ちたかっただけなので時間はどうでも良い。


あーあの時行けばヨカッタな～と後悔するより釣れねぇ！二度と来るかよ！と捨てゼリフの方が潔いｗ


とここでようやく忍ばせてきたパックロッドをセッティングする。
イエロークワトロはハワイでもピーコックバスを退治した由緒ある名刀でもあります。


咥えると折れますよ


あーパックロッドのご法度はラインを通さないで素振りする事。大事なモノがかなり遠くへ飛んでゆきます（実話）


さて攻撃システムは２つを繋ぎ合わせたヘナチョコＰＥラインに直結７ｇチェンクラフトアバロンスプーン。
うーんこの子らも随分在庫が無くなってきたな～コレスプーン史上最強なんだけどね（当社比）


美しいよね～マヂ万能

対岸でお散歩中


それはともかくいざ参らん！とザブザブと入水してみる。


ほぼ記憶と同じ風景だが今回の方が水量が多く歩けるエリアが少ない。
ちな橋の上流側は駄目だと前回で判明しているので撃てるのは本当に１００ｍもないショアラインだけだ。


ある意味この１００ｍに１９０ｋｍかかってんだ、頼むから結果出してくれよ・・・




ギュギュン！！


案の定数投目でキタ！


オッシャ！と何かがアバロンをひったたくって下流方向に勢いよく走ってゆく！この手応えは間違いなくサクランさんでしょ？やっぱいるじゃん！


膨大な水流を味方につけて下ってゆくが今回は走って追わない。つかスグ深みなので追えないのだ。
でもかのあばれる君に比べたらゼムゼム余裕～と走らせるだけ走らせてゆっくり手繰り寄せるだけ。


ホレ捕まえた！と無事ネットインしたのは案の定美しいサクランマスやったネ！今日の私は持ってる持ってるｱﾘﾃﾞｼｮ


簡単なお仕事です

ベリー美人ちゃんだね


とは言え結局サクランはこの１本のみ。他はチビヤマメさんが２本とミニマムアメマスが１本で
アメに関してはネットの隙間から逃げる様なサイズで写真が撮れませんでしたが確かにキャッチ。


あーちなみＪＫヤマメ嬢が海に降りて色々経験と積み（←？）熟女となって再び川を上がってきたのがサクラマス。
だから彼女らは未来のサクラ姫候補生なのでＪＫは優しくリリースしませうｗ


いや満足満足あっぱれじゃ～これもまたわざわざ来た甲斐あった！


未来の女王候補だね


これからまた３時間かけて猿払川まで戻るし息抜きと言うには少々過酷ですけどそれはそれ。
あのウンともスンとも言わない猿野郎に比べて何と素直な事かｗ


とここまではベリービュティフルディに思えたのだが・・・





翌朝悲劇が訪れる…

ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.４

あっ、この子アカンやつだ！


掛かった瞬間にそう悟らざるを得ない感触。ファーストランでドラグがもの凄い勢いで滑ってゆく。
この何とも言えない不安なフィールはいつぞやのサーモンフィッシングに良く似ている。


とにかく走るのを止められない。ジジジジジィィィーと一方的にラインが出て行くのだ。かと言ってスプールを押さえるのは怖い。
なにせサラナにはバーブレスフック装着。少しのテンションの変化で簡単にフックアウトするかもしれない。


とにかく止められないのなら自分が近づくしかないので下流に向かって岸を走って行く。
もちろんラインテンションに細心の注意を払いながらだ。


ヤベェなこの状況ﾄﾞｳｽﾙ？


ショアラインは倒木や流木でイガイガしておりそれを超えて良さそうなエリアに導こうとするのだが
なにせ奴が超トルクフル過ぎていう事をゼムゼム聞かない。クソっ我儘ボディかよｗ


でもでもこのインナーエギロッドも負けてない。


リールは相変わらず巻けないがロッドティップ部の柔らかさと粘りが非常に上手くテンションを維持してくれてる。
中古３５００円の安物だが私の目に狂いはなかった～ってソコ感動している場合じゃねぇ！


コイツをキャッチしなければ全てが嘘臭いフィクションネタになっちまうぞ！


***


走りまわって私の心拍数は上がったままでハアハアと息切れがするがどうやら魚もその様子。


ゆっくりゆっくりと近づいてきた。こちらも慎重に入水して間合いをつめる。


だがここで大問題が発生。


魚のサイズがデカすぎて私のランディングネットじゃ入らない可能性がある。っか無理だろこれ？
一応今回それなりを想定して奥行きの深いネットを用意したのだがこの子は想定外すぎる！！


さてどうする？最悪岸に引きずり上げたいがそんな都合の良いエリアが近くにない・・・


と、そこで遠くにいたフライマンが私の危機を察知して大型ネットを持って駆けつけてくれた！


そしてついについにネットイン！！！



うぉぉぉ獲ったぞぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・


さてこの子がどれぐらいかと言うと～


***


よりにもよって愛用のデジカメラレスｗ


だが辛うじてスマホだけはあったのでそれでパチリとフライマンに撮っていただきました。
そして計測もしてもらったのだが水から出し地べた置きはＮＧ行為を言う事でネットインのままザックリと計ったサイズは～










キタコレマヂかぁぁ！


しかもク〇重くてまともに持てませんしあの象徴的なイトウ持ちポーズも出来ませんでしたが何と言う僥倖！何という歓喜！
見てお解かりの通り頭の大きさが尋常じゃない。一般的にデカいといわれる８０とはレベルが違いすぐる！！


まさかまさかの最初でおそらく最後の一撃はおそらくここでのＭＡＸサイズでありました。もうこれ以上はない。


来た甲斐なんて言葉を超えたこの出会いはまさに奇跡で凄いものを見せてくれたとただただ感謝するだけであります。


ＤＲＥＡＭＳ　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥ


こんな年になって今更夢だってのもナンセンスなのかもしれないけどこうゆう想いは届くもんだねｗ


そして遅くなりましたがランディングを手伝ってくれたフライマンさんには改めて多大な感謝を。ありがとうございました！
あなたがいなければおそらく最後にフックアウトしてこの物語はウソップになってましたｗ


口に指を入れたら大穴が！

インナーエギロッドとサラナよお疲れ様


でもでも今思えばもっとじっくり写真を撮れば良かったｗ


ネット借りてるしその人の釣りを邪魔しちゃいけないし魚も早くリリースせな！と焦ってばかりで見てみれば気に行った写真の１つもないｗ
でも繰り返すが助っ人には本当に感謝してます。ありがとうございました。


そんな訳でこれにてハチマルどころかキューマルにて北での公約ミッションコンプリート。


もうこれ以上は望めないけど、望めないんだけど言ってしまえばコレただのラッキーパンチ。
サイズはともかくあと数匹釣り上げてこそ本物の力となりますので自分思い上がらない様にｗ


でも今夜はこれで美味しいビールが飲めそうですｳﾏｰｲ！


もう九州行こうかなｗ

ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.３

払が駄目なら骨で勝負だ！？ﾌﾝｶﾞｰ！


***


さて少し説明せないけませんがイトウ釣りで有名な私の立つ猿払川のウンｋｍ隣に猿骨川なるリバーがある。
猿払に猿骨と猿づくしなのだが特に猿に意味はなくてアイヌの呼び名に漢字をあてただけみたいです。


それはともかく払にいるなら骨にもいるべ？と朝から逃げて行ってみたのだｗ


期待値は？

河口部はアリかも


そのファーストインプレッションは払より相当ショボい川だってとこ。


とにかく浅いし川幅もなくマッディでとても鬼神イトウを抱える懐を感じさせない言い方は悪いがただのドブ川。
いや生活排水は入ってないから正確にはドブではないけどこの上流の猿骨沼の水質がショボいんだろうｗ


でも来たからには撃つべしと誰かが囁く（誰がよ？）からとりあえず左岸に入ってみた。


ちなみにコメントであったイトウの魚影は見えるのか？って質問だがもちろん見たこともないｗ
なぜなら徹底的にライズしないから。もしかして真夜中飯喰ってるんじゃないのかコイツら？


ここは猿払上流部より細く浅いかな？でもネット検索してみれば釣れない事はないみたいので
メイビードブ川さんを信じれないが我慢我慢で撃ってみたのだがやはり駄目ズラｗ


それでも一応こんなショボ川にもポツポツと入れ替わり立ち代りルアーマンが来てましたがゼムゼムの様子。


でもね～小さなプレゼントっちゅーか歩いてたら綺麗なプライヤーを拾いました＼(^o^)／
でもね～逆に唯一のヒットルアーのサラナが死亡しましたｗ


どちらが得かは貴方次第。


赤いの発見

プライヤーでした

卵自棄喰い


***


ハッキリ言ってもう行くトコなんてないﾓｳﾀﾞﾒﾀﾞ


そうなると思い出すのは昔の良きメモリー。丁度この時期のサロマ湖マラソンの際の釣行だ。あの時はサクランマス？がガバガバ釣れたな～と。
やっぱ北海道はこんなマッディードブ川じゃなくてああゆう鮮烈な本流攻略が良いな～と思考は現実逃避ｗ


検索するとここ猿払からかの湧別まで１９０ｋｍ・・・１９０ｋｍ？行けなくはないカモ？！
ついに現実逃避の算段を実現化する始末。ちな東京から静岡の川に行くような距離ですｗ


でもこの遠征は何の為だ？イトウから逃げるのはまだ早い！（ホントにそうか？）とそう自分を説得＆鼓舞しながら再びの猿払川に立つ。
これで駄目ならマヂで１９０ｋｍドライブだ！


ナビも足跡だらけｗ

アクセスは極めて悪路です


と今度も左岸は左岸だがやや中盤からスタート。


プランとしてはもうウェーディングせずショアからの１ｍ刻みでひたすらの爆撃。ルアーは先にロストしたサラナの色違いさんだがこれで何とぞ一つｗ


と、そんな寄せ集めた最後の意気込みも順調にスルスルと溶け残りは僅かあと少しﾔﾂﾚﾙｾﾞ
あーイトウマヂマボロシ。こうなると初日のあのワンバイトを獲れなかった自分を末代まで呪う。


もし獲れたらゼムゼム違う展開になってたかも？でもそれがチャンスの女神ってヤツかよ・・・







ゴゴゴゴンっ！？

ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.２

スミマセン謎解きなんて生意気言ってホンとスンマセン思い上がってました。


と、勢い土下座しそうな謝罪だがおやおや一体彼に何があったのでしょうか？（誰やねん）


サーセンシタァァァ


***


我がノートによると本日火曜日の満潮時間は朝５時半。そこから引き始めれば恐らく最も効くのは８時頃なんじゃないかな？
と手書きのタイドグラフを見てほくそ笑む。気分は既に勝ったも同然の凱旋将軍の如く鼻息は荒い。


こうゆう作業大好きｗ


今時期は夜明けが３時半頃なので３時には動き始めまずは場所取りと言う名の駐車場確保に急ぐ。
そう（海に向かって）左岸にはそもそもスペースがないのに一番広く河口に近い側の駐車場には水溜りが凄くて誰も近寄れない。


ただ行ってみれば平日のお陰かまだ誰もいなかったので無事橋頭保を確保。さてここからここから。


しっかし寒い。意気込みだけで身体は火照っているものの外気は６℃とか７℃とかの冬模様。
スキー靴下やフリース、グローブなど邪魔だけど用意してよかったと心底。


マヂ？ありえないんだけど

北の朝は早いなー


車を置いたらお次は釣座の選定。


まーぶっちゃけ根拠なんかないけどポン沼とのインターセクションから２００ｍくらい上流をチョイス。
微々たる理由は大きな流木があって椅子代わりになるからとやはり適当。


さてでは頑張ってみましょ！


いつものメンズエッグじゃな


***










釣れませんｿﾓｿﾓﾂｯﾀｺﾄﾅｲ


こうゆうのを先にセットして釣れたためしがないｗ


まぁここまではいつも通り。つか開始してスグ気がついたがワラクシこの釣り向いてないって事ｗ
実はウェーディングの釣りを殆どした事がない。もちろん渓流ではなくサーフや河口などでだ。


特に一昔前流行した干潟ウエーディングシーバスは皆無。


その釣りは回遊してくるシーバスを定点で待ち構え投げ続けるのだがこの定点観測が性格的に向いてない。


いやショアジグなんてそのものじゃん？と言われればその通りなのだがあれはもう少しいい加減。
喰ったり飲んだり歌ったり踊ったりと釣り以外が忙しいのだ。


ところがこのウエーディングシュートはただただ回遊を信じて真面目に投げ続けるだけ。
特に動けないフライマンはズーっと同じレンジにキャストを繰り返していて気が狂わないかと他人を心配すらするレベル。


せめて底質が砂や石なら移動も楽なのだが粘る泥ときたもんで余り上でハシャぐと下流が泥だらけになっちまう。
もちろんそんな心配はしないけどそうしても棒立ちするだけで飽きるものは飽きる。


そもそもこの釣りにコンフィデンスなんか１ミリもない。


昨日初めてキャストしてみてたまたまサラナにワンバイトあっただけが私のイトウ釣りの全ての経験値だ。
だから回遊するする言われているイトウだがそんじゃいつどうやってどのルートで？と私が知る由もない。


なので開始早々にそのワンバイト分の自信は消滅ｗ


後は魚からのリアクションをひたすら待つカウンターフィッシング。


いや一応自分を弁護しておくと釣れないながらも何故どうしてを色々観察してます。
まずベイトとなる魚はどこか？そのベイトが食べるものは何か？と良く見るとモエビがめちゃくちゃ接岸している。


それがタイドによって皆下流方向へ移動している様子。それをトンギョが喰うかは知らないけど
ウグイでもいたらエビを殲滅するまで喰うに違いない。んでその太ったウグイをイトウが狙う？！


つまりマイ仮説はショアラインからほんの少し沖にそうのフードループレーンが出来上がり
絶対王者であるイトウのお食事シーンが見られるのでは？と想像・・・いや実際はないんだけどねｗ


そしてコレ。


アマモだと思う

川の流心にだけ生えている様で恐らくフライマンは届かなくその存在に気が付いてない。
例えばこの群生にベイトが隠れその周辺にフィッシュイーターがいてそのスイッチがタイドの変化なのではないか？


しかしそんな想像や連想も虚しくバイトどころかマヂで捕食シーンがない。でもどこかで何かを食べているはず！


ならば定点で待つのではなくエンカウントするまで岸を歩き続けてやろうではないか！


***


釣れません…


こう書くのも飽きたけど本当にワンバイトもない。タイドは下げ中でポン沼との合流点には潮目があり
そこを執拗に攻めているフライマンがいたが不発の模様。もちろん対岸の連中もゼムゼムだ。


他にも色々投げてるんだけどアジャストせん

見えるかな？


こうなるとそもそもない自信は既に霧散して不安の雲が気持ちを覆う。


とにかく頼るべきコンフィデンスが場所にも時間にもルアーにもないナイナイ尽くし。独り疑心暗鬼で鬼退治に来たワイが鬼になりそうだ？！


っか猿払川ってイトウ本当にいるの？（←ここから疑うｗ）こんなにアングラーがいるのに誰も釣ったシーンを見てないんだけど？とマイ鬼神化は進む。


やがてタイドが止まり午前の部は終了。駄目だコリャ。


***


気を取り直して午後の部～っか夕方の部。


初日の夕方にワンバイトとった上流部で勝負をしようと大体同じ時間に同じ場所に入ってみる。
とにかくこの一粒の実績？しかヒントがないので縋るのは道理だ。


だがしかし何も起きない起きやしない。いよいよこの手にした藁すら役に立たなくなってきたｗ


大量の苦笑が生えるｗｗｗｗｗの大草原じゃな

そしてまた日が暮れる


それでもいつか来ると信じ（ほぼほぼ疑ってますが）２の橋からついには３の橋までの全てのショアラインを
撃ち尽くしてみたのだが～ノーバイトノーチェイスの完全試合となりんす。


いや完全に心折れましたネﾎﾞｯｷﾎﾞｷ


特にこの日程の中で最も期待値のあった火曜日に完ハゲだったので既に明日から何をして良いのかワカラヌ（←今ココ）


いーすかここから逃げてｗ


ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・

その一撃は必殺か痛恨か？北鬼と南雷のラスボス退治と一筆書きのたまねぎ剣士とは如何に？Ｖｏｌ.１

状況を整理する。まずは地図を見てくれ。


メインは湖じゃなくて川ね


猿払川の水質はマッディ。高低差少なく緩やかに流れる川の特徴で石底ではなく泥が体積している。
お隣には続きの沼地があり多分湧水なんだろうが鮮烈ではない温めの水を供給している為。


そして川幅は河口から２ｋｍ上流の橋までは７０～８０ｍはあると思うが橋上流は３０ｍ程度に細くなる。
んで当然だが海から堰等の遮るものもなく潮の満ち引きは川に直接影響がでる。


川岸は場所にもよるがウエーディングは可能だがそんなに前進出来ないのでそれなら陸からのフルキャストに注力した方がベター。
そしてほぼほぼだが日々連日のアングラーぞろぞろの為、結構踏み固められており足場は悪くない。


これが２ｋ橋の下メインエリアの感想。


インターセクションから大橋を望む


一方上流部はボサだらけだが一応細い道が岸沿いにはある。その足元は結構深そうでこちらはウェーディングは不可だ。
なのでそのボサボサの隙間からキャストするのだが普通に対岸に届いてしまうのでサミングで距離調整をしましょう。


大体歩けます


さてそんな訳で初日の夕方。日没まであと２時間くらいなのでまずは小手先調べとして小場所の上流部をチョイス。
サイドは海に向かって左側。この左岸を歩きながら撃って行こうかと。


とりあえずルアーは１１ｃｍのショートリップフローティングミノー。
もちろんチョイスに根拠なんてないが手持ちの中ではサラナがナウ旨そうに見えたから？！


そして敢えてのベイトタックル。川幅は狭いしルアーも重いしなによりベイト玄人ぽくて恰好イイじゃんｗ
９ｆ弱のエギロッドに左巻きのベイトリール、そしてフロロ１４ｌｂを巻いてルアーは直結して使う。


一つ一つはチグハグな選択かもしれないけど合わさるとこれが結構イケてます。
特にスピニングロッドにベイトリールという一見するとド素人に見えますがこれが完璧に機能するのは我ながら驚き。いらねーのかよトリガーグリップは？


パーミング問題ナシ

ルアーは何となくサラナ


さて早速投げ始めたのだが対岸ギリにキャストしステディリトリーブでただ巻いてくるだけ。
アップストリーム気味に投げヒットゾーン（と思われる）ボトム付近をトレースする感じ。


いやワラクシ先程書いた様にフローティングミノーですけど何か？


そんな矛盾をバイトが破る！


底質は泥でかつ何もないので根掛かりはしないのだがルアーがガツりと止まった。
アレレレ？と思っていたらそれがピューっと走りだした！！


ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!


その手応えはそんなに大きくはないけどクネクネとロールするようなファイト。
それってつまりイワナ系男子・・・っか君イトウじゃね？？？？


って血が沸騰しかけたところで～












(ﾟД(Д(ﾟДﾟ)Д)Дﾟ)バレターぁぁぁぁぁぁ！！


ゼムゼム持ってねぇぇぇ！


ハイ外れました。フックアウトはある意味バーブレスフツクの宿命だけど今なの～と後悔先に立たず。せめて姿は見たかった・・・
でもまぁこれも良し。だってノーデータでスタートしたけどバイトを得たって事はまんざら外れではないって話じゃね？うんうん次頑張れば良いではないか！


だがこの日は結局投げども投げども次が来ませんでした。でもまだ初日だもの～ゼムゼム大丈夫！（嘘）




明日から本気だす！ﾌｧｲﾔｰ！


***


日没は１９時半。


早々に上流部を見切り下流部の大本命ポイントである沼と川のインターセクション全域を見渡せる橋の上で待つ。
何を待つかと言えばライズ・・・ってイトウの場合はチェイスと言った方が的確かな？


ワンバイトだけだがやり切った

釣りするよりも今日は全体を観察しましょ


大抵のフィッシュイーターは夕暮れ時にフィーディングタイム（夕食時間）が設定してあり
やがてボコボコと小魚を追い回す音や波紋があるのだがこれが待てど暮らせどほとんどない。


ここのメインベイトはトンギョと言われるイトヨだかハリヨだかの小魚。
確かに日中群れてるのは見えた。だからその辺を泳いでいるハズ。


だがドゴーン！とかガポーン！なる捕食音がせん。


釣りの理屈として一番シンプルなのは腹ヘッタ魚の前に美味そうな餌を垂らす事だ。
それで大抵の魚は釣れるのだがそれを恰好つけてルアーなる偽物で騙そうって話。


それはともかく餌であれルアーであれバコバコと捕食し興奮している魚を見つける事は釣り上げる早道だ。
だが今ここでのチェイスシーンはない。単に居ないのかたまたま食事時間じゃないのか？


先にも書いた様にここは河口から激近く潮の満ち引きの影響をモロに受ける。


そのタイドの状況でイトウのポジションが変わるとは思うがならばいつどのように？って事だ。
その謎を紐解くには初日ではデータが少なすぎるがだからこそその為に６日間もあるんじゃないか！


それこそが遠征の真骨頂～さぁこの難門を見事暴いてくれようぞ！


ｔｏ　ｂｅ　Ｃｏｎｔｉｎｕｅ・・・