やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

こうなれば銀でも金でも良いわ!?喜ばれる嘘とお布施にも似た寸借詐欺とは如何に?

2021-01-14 17:08:57 | アニメ部
「千と千尋」がうち立てた偉大なる日本の興行収入記録を塗り替えた辺りから全く話題にならなくなったアノ映画。
もちろん今でも上映中でかつ12週連続して1位だったのだがまさかこの映画がそれを蹴落とすとは夢にも夢にも・・・


***


閑話休題


今週はまた行けないが来週にようやく今年初釣りの予定が決まった。


しかもお題目は悪天候で出れなかったイカブリ船リターン。


リベンジになってないリベンジ戦?で現在張り切って武装準備中。


だが誘ってくれた本人が結構のんびりしておりコチラとしては気を揉んでおりますw
「プラツノ?ナニソレ?」と戦場武装の理解度低し。オイオイ大丈夫か?当日までには用意しといてよ?


今回は冷凍ではなく生イカ捕獲からのブリ直撃を狙う


そんな訳で準備はソコソコ進行しておりますが最後はやはり天気天候運まかせ。この時期の海は特に荒れやすいからね。
なので当日の海とリンク出来るかどうかが大事であるが残念ながらイワゾー社長もワラクシも雨男属性なのでまた危ういかもしれません。


さて予定は未定。どうなる事やら?


***


私はその鬼滅とやらに一切興味がない。いや正確に言えば随分前に「鬼滅凄いよ」とオススメ的縁らしきものがあったのだが華麗にスルーw
そんな訳でこの子が誰だかは知らない(多分左の名前の子だろうが)


右隅に注目


これはこの映画での特典であり決して鬼滅ではなく鬼魂(きんたま)でありもう言うまでもなく銀魂である。
この辺のパロディは銀魂お得意のトコだがまさか鬼滅異例のロングラン上映中に銀魂が覆いかぶさってくるとは思わなかったろうw
個人的にはこんな知らない誰かより猿飛さっちゃんのイラストでも貰った方がよっぽどマシだがの。


それはともかく銀魂THEFINALである。


朝も早よから

誰もいる訳ないか

しかも一番でかいスクリーン6じゃん


過去幾度となく終わる終わる詐欺で引っ張り続けていた銀魂もようやくここで本当の終わりに到達した(多分)
ストーリーはもう今更の骸編で特に新しさはないけどそれでもこの映画で決着をつけた形になりこれにて終了なのでしょう。


冒頭のアレは少々悪ふざけが過ぎましたが。やたら長いしw


泣いて笑って面白かったですが2時間後は特に何も残らなかった。何一つね。でもそれが「銀魂らしさ」で逆に良いのかと。
でもたまたま安い日(大人1200円)だったけどこれがもしイチキューなら何かヤダw


さよなら銀魂


さて言ってはなんだが銀魂なぞ来週の映画鑑賞ウォーミングアップ。いよいよ待ちに待った大本命である「エヴァ」が封切りになります。
前作エヴァQの初日初回に行き満員御礼の中であのエンディングを迎え誰しもフリーズしてましたが
あれからウン年の月日が流れついにあの日に戻るときが来たのであります。えぇ多分希望では。


スクリーンで予告見たら鳥肌立った!期待してるぞ!


実はこちらも終わる終わる詐欺加害者ですがこれはこれで構わない。終わって欲しいけど終わって欲しくない。
っか今回で(あの続きからこれっきりで)終われるの?と疑問は尽きませんがそれは観終ってから突っ込むなりボケるなり致します。


今回はさすがに初日初回は弩密なので行きませんが翌週どこかの朝イチとか行けたら良いと狙ってる。
そのジャッジメントはまたやんごとで書き殴りますのでお楽しみに。


エリザベスマスコットと

定春ミニポーチ(勿論買ってない)
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私が紫好きなのはこの伏線?!京アニ渾身の一撃と崩れゆく涙腺戦線とは如何に?

2020-09-25 13:13:39 | アニメ部
1クール12回程のアニメーションでその導入部から完全完結までを描くのは難しい。
メインストーリーの流れ、そして散りばめられた含みや伏線は勿論、数多く出演するキャラクター達の奥行をたったそれだけの話数では表現しきれない。


そんなアニメーションが毎シーズン山のように出てきて視聴者が何を見るかの好き勝手な取捨選択により
どんなに製作者達が力を込めたとしても人気が出たり出なかったりと厳しい世界だと思う。


ただ一度人気が確立されるとそこからの派生は割とイージーでネクストシーズンや外伝、そして劇場版等々へと作品として羽ばたいてゆけるのだ。



***


京都アニメーションに起こったあの大災厄により幾つもの進行していたプロジェクトが破綻せざるを得なかったのはご存知の通り。


幾らデジタル化が進んだとはいえアニメーションはやはり人の手によるもの。
しかもそれは作業ではなくクリエイトするものだから誰でも出来る事じゃない。


そんな優れたクリエイターを多く亡くしたあの凶行はやはり赦す訳にはいかないと改めて思うが
その最悪の状況下でも残された彼等スタッフは製作を止めなかった。


本作「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」はある意味制作に関わった京アニ全ての思念の結晶みたいな作品だ。


140分強というアニメーションではそこそこの長尺だが1秒たりとも目が離せない程精密精巧に作り込んであった。
それはもちろん作画だけの話ではなく幾つもの同時進行するストーリーに意味を持たせそれらが有機的に絡み合う実に深みのある表現でありました。


しかも冒頭がまさかあのストーリーの行方から始まるとは思いもせんかった!


それはシリーズで神回と言われた10話からの続きの話。もうその掴みだけで涙腺崩壊ですw


やはり映画は映画館で


***


3行改め4行ストーリー


人々の多くがまだ文盲の時代、場所は欧州のどこかの國。依頼人の代わりに手紙を書く自動手記人形なるサービスがあった。
彼女等はドールと呼ばれ優れたドールとはクライアントの言葉ただそのものを書きとるのではなくその本意を汲み取り文章にする才能があった。
そのドールの1人であるヴァイオレットも当初は語彙少なくそして人としての感情が多く欠如したドールであったが
さまざまな人との触れ合いで知らなかった感情や豊かな表現力を見につけてゆく。だがその一方で自分自身の祈りや願いを押し殺して・・・


実はエヴァーガーデンを見始めたのはここ数ヶ月。


もちろん知ってはいたがたまたまBSか何かで放送しているのをほぼほぼ録画出来た(超肝心な第一話が欠落しているのが悔しい!)からなのだが
見たらあっさり嵌った。そして上記にもある神回第10話で完全降伏。あとはもう・・・


だからこのタイミングでの劇場公開は私にとって非常にタイムリーだったのです。


エヴァーガーデンが世間でどれほどの評価を得ているかは知らなかったがこんな片田舎のシアターでも
初動の客席はほぼほぼ埋まってたのでその注目度は相当なものだったのだろう。そしてヤフーでのレビューポイントも高い。


そして面白いのはこの映画の公式トレーラーへのコメント欄。


ようつべに跳べばわかるヨ


どうゆう訳だか外人さんばかり?!まぁ舞台設定が欧州のドコかなので余計馴染みやすいんだろうがこうやってエヴァーガーデンが
世界中で公開を待たれているなんてちょっと誇らしい気持ちにもなります。ただの1ファンである私如きですが。


それはともかくここからは個人レビュー。


泣かせる事が良い映画の条件なんかじゃゼムゼムないけど今作品には様々な泣くポイントがありました。ちょっと多過ぎな気もするぐらい。
「お涙頂戴」と揶揄される事は余り良くないけどそれくらい感情移入させる表現力はさすが京アニだ。もちろん絵だけで泣いている訳じゃない。
絵と言う単なる平面に色を乗せ音を乗せそして声を乗せて人間以上の深みを魅せてくれたと思う。


気が付くと私達はヴァイオレットがただただ幸せになって欲しいと願っているが実は本作の根底は違うとこにあるのでは?と。


この物語はラブストーリーなんかではなく下敷きは凄惨な戦争があります。


武器を手に持って至近の敵と戦う時代の話でその武器として育てられ感情の欠落した子供がヴァイオレットだ。
今は手紙を綴る事で人々を結ぶ仕事をしているが過去に殺めた多くの人々の絆を断ち切ってきたのも事実。たとえそれが戦争だとしてもだ。


その矛盾は彼女を苦しめそして彼女に愛を教えた少佐(当時の上官でありヴァイオレットの養父的なものでもある)も今でも苦しんでいる。


私は戦争を経験してないし善し悪しだけの二元論を語る事もせんけどそれぞれの正義対正義だから救いようのない争いが起こってしまうのだろう。
まぁそんな重苦しいテーマを描きたかった訳じゃなかろうがただの美しいラブストーリーだけでもないのでアニメーションだからと言って毛嫌いせんで
観てみたらどうだろうか?もちろんシリーズから観てくれ。そうじゃないと背景はワカラヌ。


余談だがハードディスクに録画してあったアニメーションタイトルを見たら「ユーフォ」「氷菓」「エヴァーガーデン」そして「ツルネ」と全部京アニばかり?!
※ツルネは後に消したが・・・


当然全て見たものだが別に京アニだから残している訳ではなくその劇中の何かが私に刺さるんだろう。
ド派手なアクションもエキセントリックな設定もないけれどだからこそなのかもしれません。


さてオシマイ。


良作です。間違いなく。そしてこれにてヴァイオレット・エヴァーガーデンは完結だと思います。全て閉じるなら今かと。
もちろんファンにとってそれは当然寂しい事。でも彼彼女らは作品の中で永遠に生き続けそれぞれの人生を進んで欲しいと妄想ながら強く念じたい。


初見から完結まで短い付き合いだったがだからこそ濃密な時間をありがとうと感謝するものであります。


オマケの小冊子も素敵でした
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これこそ観る前にタイムリープ?最上級の酷評と脳内に溢れる罵詈雑言とは如何に?

2019-10-15 07:55:29 | アニメ部
これはもう過ぎた後に書いておりますが皆さまのトコは台風被害は大丈夫でしたか?


我が富士吉田市は富士山麓の丘陵地にて大きな川もなく水害の心配は少ないのでそれは良いのですが
山々が迫る地形なのでがけ崩れの可能性はありそうゆう場所に住む人には避難勧告が出てました。


幸いウチは市内の何も無いトコなので大雨だけでは問題なかったのですが災害なんてのは明日は我が身。
万が一の富士山噴火って話もありますからね。ちっとも笑えないのであります。


さて話は戻って19号接近により引き籠りを強要された土曜日。まー釣りワンチャンどこじゃなかったネデス


でもそうなるんじゃないかなと予めレンタル円盤を借りておきました。


なので本日はムジナ奥様が借りた「ねことじいちゃん」の評はともかく
ここでは私チョイスの「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」について少し。


それぞれ微妙なチョイス


原作は若かりし頃の岩井俊二監督で1993年にTVドラマ用に作られたものとの事。
それをベースに一昨年2017年にかのシャフトがアニメーションとしてリメイクし劇場公開したものであります。


残念ながら元ネタ版は見ていないが劇中の美少女なずな役が奥菜恵と書いてありちょっと見てみたい気はある。


この頃のオキメグは可愛かったが・・・


ちな岩井作品は花とアリスを昔観たが何も感じなかった。彼の感性とワラクシは相性が悪いのかもしれません。


それはともかくこのアニメーション版。


公開当時にウチの店の若い子が観に行き感想を聞いたのだが「正直良くわからんかった」とコメント。
それを聞いたワラクシはもう少し具体的な感想あるだろ~と笑っていたのだが・・・






全くわからんかった・・・


と更に語彙力を失った様な感想しか持てませんでしたw


独特な映像美はある意味シャフトらしさ満載でウットリさせるのだがいかんせんストーリーが圧倒的にク〇。
よくもまぁこんなツマンネ話をツマンナイまま公開したもんだ!なにそれ原作リスペクト?って奴け?見てないけど。


3行ストーリー

海沿いの街に住む中学生の典道は同級生のなずなが好きだった。
ただなずなは親の都合により2学期から転校する事になってそれに反発した彼女は家出を決意する。
そこで家出の相手に選んだのは・・・



まぁ言ってしまえば良くあるもしもモンですよ。


もしも未来がAルートなら?またはBルートを選んだら?といずれの行く末を対比して描くありがちな手法だ。
そのifをタイトルである打ち上げ花火云々に引っ掛けてあり夜空に広がる花火を横から見ると丸いか平べったいかで異なる世界を表現してました。


今ドキの言葉ではタイムリープですがそれを可能にするのがなずなが海で拾った不思議なガラスっぽい小さな球体。


これに願いを込めて?ブン投げると時間が戻り別の世界線に行けるみたいです。


まぁ言ってしまえば映画なんぞご都合主義の塊なんだけどそれにしても起承転結端折り過ぎじゃねーか?
ときには何も始まらず何も起きない静物画の様な映画があるけどこれもそうなのだろうか?


そして登場人物がペラペラ過ぎる。特になずな。大人びた美少女だが美少女なだけで頭はカラのご様子。
この映画の主題歌であるDAOKO/米津の5分のPVだけみればこの映画はオシマイであります。


つまり総評は~





時間の無駄


残念ながらネ90フンカエシテ


繰り返すがコレはシャフトの無駄遣い。彼等には彼等の活きるストーリーがありますので余計な事はせんでいいかと。


そして関係ナイけど何もないトコから壮大なストーリーを紡いだ新海監督は凄いんじゃないかと相対的に思ふのであります。


お口直しにどうぞ
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評するなんて烏滸がましい?!ペラペラ無職人生譚とただの感想棒文とは如何に?

2019-07-25 11:02:59 | アニメ部
人は期待値なるある意味身勝手な見えざるラインをもつ。


少々ニュアンスは違うがそれは金銭的、時間的、心情的等々なにがしの見返りかもしれぬ。
だがそれは等価ではない。ちょっとだけプラスαを求めてしまうのは仕方がない事なのかもしれません。


なんの話かと言えば興行収入250億、歴代4位の大記録をうち立て一気に時の人になった新海監督3年振りの新作「天気の子」を観てきた。




私にとっての新海フィルムは言の葉から始まり秒速、雲のむこう、そして君の名はに続く5作品目。


上がり過ぎた期待のハードルを超えられるのかはたまた否か?


3行ストーリー

離島での生活に息苦しさを感じ家出上京してきた主人公帆高。
一方病気入院の母の為にとある願いをかけた女の子と偶然出会う。
彼女が祈るとき東京に降り続ける雨が止む・・・



***


かなりポエムな3行紹介ですがこんなモンかな?と。大体合ってるよね?


公開2週目平日昼下がりの13時。チケットを購入してビックリしたが90%程埋まってます。
まぁ子供らの姿が多いのは時間帯&夏休みだからか?


オサーンはいつでも夏休み

おぉ凄いね

最後尾センターがマイ指定席じゃ


君の名ははスタートダッシュは弱かったのだがその評判がツイッター等の口コミで広がって行き
同時に上映シアターも増えかつロングランとなった結果の興行収入。凄いね250億円って。


因みに当初の予定は20億レベルのヒットを狙ったらしいです。その目標が謙虚だかどうだかは知らぬ。


さて本編。なるべくネタばれしない様に書いてみる。


唐突だが前作君の名の面白かったトコは時系列のミスリード。
同時刻進行していると思われたお互いの存在がズレていた事が物語の複雑さを形成していた。


しかしタイムリープ系の話ではない天気の子にそのミスリードはない。
ある意味観たままを受け止めてゆけば良いストレートな話。


が、鑑賞翌日にコレを書いているので私の言葉は極めて浅い事を承知してくれ。


公開と同時に単行本も出版され劇中にはない設定を文中で表していると聞くがもちろんそれも未読。
ただ既に数多の考察サイトが立ち上がりその辺の言葉を借りながら私なりに進めてみようかと。


まず主人公帆高について新海監督がこんな風に言及しております(一部編集あり)


帆高は家出をして東京に出ていますがその理由を劇中では明確に語っていません。
 トラウマでキャラクターが駆動される物語にするのはやめようと思ったんです。

 映画の中で過去がフラッシュバックして、こういう理由だからこうなったんだっていう描き方は今作ではしたくないなと。
 憧れのまま走り始め、そのままずっと遠い場所まで駆け抜けていくような少年少女を描きたかったんです。



大人だったら誰もが通り過ぎた思いだが少年が青年になる成長過程は見ていて清々しい。
我等がどこかで無くしてしまったストレートな感受性を持ち時には抗い時には涙するその姿がいつかの自分が重なってゆく。


ジャパンアニメーションにそうゆう思春期少年少女の設定が多いのはそうゆう事なんだろう。


もちろん現実には奇跡なんてないし祈りは届かないケドそれを願った日は誰しも一度や二度はあっただろう。


その見えざる壁を突破した2人のストーリーと言ってしまおうか?


君の名では脈々と続く血筋だったり組紐という象徴的な概念がストーリーを下支えていたが今作にはそれがなくかなり起承転結の起が唐突だ。
ただそれについては冒頭シーンで少しだけ説明がつくかと。


つまりもう何日も長々と降り続ける雨の中で偶然見つけた一筋の陽に惹きつけられた女の子が陽菜であり
その段階では神様の設定も何もないけれど強い祈りにたまたま小さな奇跡が降臨しただけ・・・と。


なぜ東京に雨が延々と降るのか?の疑問には科学的アプローチよりも天の機嫌が悪いからで納得させ
つまりは機嫌で左右される人ならざるものの存在を仄めかしているかと。


その神さま(仮)の気まぐれの結果かも。まぁファンタジーだからいいんじゃないのかなw


そんな唐突の起から話は進んでゆくがその得た特殊な力を使う中で自分の存在意味を見つけてゆく。
がしかしその力の代償は着々と陽菜自身を蝕んでゆくのであります・・・


映画自体は単純に面白かった。新海作品の真骨頂である雨の描写は今回嫌って程あったしさw


(敢えて)捻りのないストーリーにピッタリでまっすぐな帆高には感情移入出来たし泣けたもの。


焦燥感喪失感虚無感等々揺さぶられるものは大いにありました。中の人を演じた醍醐君には惜しみない拍手を。
もちろん陽菜役である森七菜さんも素晴らしかったですね。


んで前評判は悪かった夏美役の本田翼さんでしたが全然違和感なかったかと。寧ろ好演とすら思う。勢いあったしさ。
後は重要でありほぼほぼ唯一な大人須賀役に小栗旬氏でしたが私はクレジット見るまで気が付きませんでしたね。


なんでもかんでも山ちゃん(山寺氏)使えばいいってもんでもないみたいですw


音楽も素晴らしい。


前作に引き続きRADって事でチョイ引き気味でしたが蓋を開けてみれば劇中で非常に効果的に使われハマっていたかと。
あとRAD曲に乗せ女性ボーカルがあったのだがそれが印象に強く残りましたね。あれ誰だったんだろうか?


さてもうオシマイ。


実は評する言葉が見つかりません。勿論良し悪しの話ではなく私の語彙力不足のせいスマン。


今や実写映画でも役者以外はフルCGなんてのもありその表現力には際限がありませんが
やはりアニメーションならではの良さは確かにある(こちらも相当製作はデジタル化はされておりますが)


ではその良さとはなんだろうか?


私思うに「重さ」なんじゃないかな?と。


実写なら役者の重さ、小物の重さ、セットの重さなど画面からの総重量が圧倒的に多いがアニメーションにはそれがない。
もちろん本物クリソツな緻密描写ってのはあるけどそれはリアルな重さではない。


だから少年少女達は飛躍出来るんじゃないかな?それこそ空にへもさ。





とりあえず観に行け損なんかしないソレダ!


では最後に予告編を貼り終わりにします。これだけでもう泣けますよ(ノД`)・゜・。




でもありがちな展開でその特殊な力を悪用云々でそれを少年が救う大活劇~ってペラペラストーリーにならなくて本当にヨカッタw
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京アニ事件について

2019-07-22 08:38:59 | アニメ部
アニメ部として触れない訳にはいかぬ京アニの事件。


痛ましいそして居た堪れない殺人事件だ。


数多の可能性を持つ多くの若いクリエイター達がこんなクソみたいな放火で命を落とすなんてあり得ないあってはならない。
お亡くなりになった方々にはご冥福をお祈り申し上げると共に未だ生死の境目を彷徨う方もいるとか。


これを書いている現時点(20早朝)で既に34名の死亡、そして30数名の重軽症者がいると報道されてます。
その中には私の好きな作品の監督の名もあり・・・是非こちら側にお戻り下さい心よりお待ちしております。


この悲報に対し日本だけでなく世界各国からの励ましや追悼の声、そして支援が続々とスタートしている。
ある国では国家トップレベルの人からや誰もが知る世界企業からの言動もある。


言ってしまえば日本の更に地方のたかが150名くらいの中小企業にだ。


それくらい世界中に影響があり愛される唯一無二の作品達を生みだしてきた集団が京都アニメーションなのです。


アニメーターが一人前になるまでどれくらい時間がかかるかわかりませんがおそらく元来絵を書くのがトップレベルに上手な人達だろう。
そんなそもそもの高い才能の上に製作現場としてのキャリアを積み上げてゆくのだ。


出来上がった作品とは当然評価や批判の対象になりますが本当の価値であり大切な資産とは京アニスタッフのスキルそのものなのかもしれません。
そして今回焼失したと言われている多くのアーカイブももう戻らない。貴重な原画やフィルムはもちろんこれから生まれるであろう未来の作品もだ。


こんなこんな大切な至宝をこんなクソみたいな男が台無しにした。絶対許さない絶対にだ。


上記にありますがその広がる支援の輪の主は募金でありそこそこまとまった額になるかもしれませんがお金で経験値という時間は買えない事は事実。
まずは再建より被害者やその家族の支援を願いたい。そしてその先に可能性があるとしたらいつの日か再び京アニとしての作品を世に送り出して欲しいと思います。




***


さて私と京アニ作品。


やんごとでも何度も繰り返し登場しここ数年夢中になっているのがご存知「響け!ユーフォニアム
そのストーリーが素晴らしいのは勿論だが丁寧な作画こそがこの京アニ作品の真骨頂だ。


人物描写は当然として背景や楽器を丁寧に描く力量は本当に凄い。


これもTVアニメーションとしてスタートしたものなので当然多くの制約や数多の締切があっただろうが
その全てを妥協せず深い取材力や構成力、そして何度も繰り返すが丁寧な作画、そして新しく素晴らしい音楽で多くのファンを獲得した作品。


だからTV1期→映画→TV2期→映画→スピンオフ映画(リズと青い鳥)→映画とこんなに皆に愛されている。
そして満を持してのTV3期製作発表・・・しかしこの事件により幻になるかもしれません。


これは少々妄想じみているけれど漫画やアニメーションから生みだされたキャラクターとはたとえその作品が終わろうと生き続けています。
それが架空の街だとしても彼等はそこに居て私達の知らないストーリーを紡いでゆくのです。


それをほんの少しだけ覗き紹介してくれるのが彼等の様なアニメーターだったりするのだ。
つまり今回の事件ではそうゆうキャラクターの未来まで殺した事になるとすら思う。


もうそれだけでも十分殺人と言えよう。


でも待つよいつまでも。一縷の望みは託し続けます。


だが私の京アニ評価の最高地点はそこではない。


それは2012年作品「氷菓」の最終話「遠まわりする雛」編のラストシーンだ。


言葉もない美しさだ


この氷菓には原作小説がありそこでも語彙を駆使した素晴らしい表現力で書き表してはいるけれど
その言葉を絵や色に変換表現してここまで痺れさせたのは本当に凄かった。私にとっての京アニの本気を見た瞬間だった。


もちろんそこに至るまでのストーリーも重要で更に言えば氷菓1期そして2期へと続く流れも大事。
そんな一話一話を丁寧に積み上げてきた集大成のシーンでした。アニメーションの表現力は無限だと信じられるくらいだ。


期せずしてその氷菓の最新刊小説を先週買ったばかり。そしてそれを読む前に過去作品を読み返していたので余計にね。


氷菓3期もいつまでも待つ


とにかくもう訃報は聞きたくない。


どうか少しでも前向きなニュースが流れる事を願って止みません。ガンガレ京アニ!!
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あれからウン年?!追い続けて追い続けてもいまだ止まない響け!ユーフォニアム愛とは如何に?

2019-04-26 07:32:36 | アニメ部
無粋な計算をするナントイウコト・・・


大人1名1800円の映画チケットだが各種割引や子供もいるかもしれんと仮定してとりあえず1名1500円として計算する。
例えば4回/日で各30名入ったとして18万円。それが打ち切られず30日だとすれば540万円。
そして全国で75館(公式ページから調べた数)とすると約4億円・・・


この試算根拠はいい加減なものだけどそれでも割と真実に近いのではないか?と思う。
もちろん丸々制作側に入る筈もなくあくまでシアター側の売り上げで、はてさて幾ら戻るのだろうか?


そもそも映画のお金の巡りかたはゼムゼム違うんだろうか?
円盤(DVD等々)収益こそ制作側の拠り所であり劇場公開によるマネーは超大ヒット以外雀の涙なのかもしれません。


そして問題はここからの除算でありその代入値とはアニメ映画1本作るのに一体どれくらいのコストがかかるって事だ。


そりゃ大御所ジブリや期待の新海作品みたいに桁2つ違うウン百億に届けばガッポリなんじゃろうけど〇△なんて知る人ぞ知るレベルだからね。
でも大作=名作ではありんせん。マイナーだろうけど私にとっては実に傑作でありました。


ミニオンが画角割り込み


***


現実と仮想をゴッチャにしても仕方がないんだけど敢えて思う。


例えばどんなに綺麗に完結したストーリーで読み手は満足して本を閉じたとしても中の人物たちのその後は続いてゆく。
それを筆者が描かない限り表面上には浮かばないけれどどこかの架空の町でキャラクター達は生き続けるだろう。
アニメか漫画か文章かは問わないがその二次元?な世界でそれぞれ成長してゆくのかもしれません。


TVシリーズ第二期は本当に美しい終わり方だった。ユーフォニアムの世界観を半分支えてきた田中パイセンの卒業は
ストーリー的には必然でもあったがあすかファンとしては最も避けたい節目でもあった。


その余韻を非常に上手く汲み取ったのが総集編的な劇場版2であり軸をそこに据えると
前にも書いたが主要人物ほぼほぼ上位であるレイナなぞただのモブキャラ扱いでありました。


そしてその第二期前半の主であったみぞれとのぞみは「リズと青い鳥」としてスピンオフ作品となりました。
これもまた物語自体は静かで地味なんだけど実は秘めたる熱さがあり恥ずかしながら劇場の暗闇で涙腺崩壊した覚えあり。


さてそんなこんなで関わって既に数年経過したユーフォニアムですがここでようやく進まなかったメインストーリーが動き出しました。


劇場版3作目はTVシリーズから引き継いだ完全新作版。今までは1年生だった主人公達が進級し2年生へ。
そしてそうなれば新入生の加入とまた新しい話が始まるのであります


I-10はマイ指定席じゃの

公開初日初回の座席予約風景


3行ストーリー


去年全国には届かなかったが関西大会まで勝ち上がった北宇治吹部には多くの新入生が入ってきた。
やや不人気系の低音パートにも経験者を迎える事が出来たのだがこの新入生が一癖も二癖もある子達だった。
先輩となった久美子達も戸惑い迷いながらも再び全国大会を目指して練習に励むのでありました。


どんな分野でもそうだけどなにかしらの上達には基本的に多くの時間がかかる。
もちろん瞬時で出来てしまう天才もいるんだろうけどそうゆう特例は置いておき我等凡人の話。


ちなみに1000時間携わるとどんな事でもそれなりのモノになるらしいが30年ギターを触っている
(置いてあるだけだが)ワラクシは1曲もモノには出来ていない凡人以下の廃人である。


例えば部活なんてもんは基本的に中学校からで私は卓球部に初心者で入った。経験値は温泉卓球のみのレベル0。
当然素振りから始めたけどもう1年生でいきなりそれなりに打てた子はそう言えばいた。


それが経験者の強みなんだろうが楽器こそそうだろう。放課後同じ時間しか練習出来ないなら早く始めた分には絶対追いつけない。
それを埋めるのがセンスと言われてしまえば仕方がないがここではそう言わない。


つまり先輩として1年先を行ってるつもりでも数年前からやってる下級生からみたら下手だと思う訳であります。
その辺が今回のテーマの下に流れる葛藤のアンダーテーマ。


そしてそれに纏わる感情をコントロール出来なかったり無駄に先回りしたりと皆若い子は悩むのであります。


でもこれって田中パイセン&久美子(この2名は少し違うか)やカオリ先輩&レイナと繰り返してきたモノ。
この辺が原作者の意図かそれとも京アニの意図かはわかりませんが描きたいトコの一つみたいだ。


さすがにグッズ系はいいや(欲しいケド)


ちなこのユーフォニアムとは吹奏楽なる部活を通しそうゆう幾つもの衝突を重ねて皆が成長してゆく話。
私にとってはもう戻らない時間の先にある更に架空の話なんだけど・・・だからこそ今面白いのかもしれませんw


んで上記にあるスピンオフ云々も実は流れる北宇治吹奏楽部の時間の中に組み込まれていてあぁそうゆう事なんだ!と改めて思ふ。
今回は(のぞみとみぞれには)一言のセリフすら与えられなかったけど・・・


さてオシマイ。


良作です。間違いなく。個人的には☆を無限にあげたいくらいサイコー!


でも若い子には永遠にもなりうる大事な1年間を2時間に凝縮したので少々情報過多だったかもしれません。
特に人間描写を頑張った分、練習風景?が足りなくてつまりコンクールに向けての努力の跡が余り見えなかったのは残念。


と玉に瑕もありましたがいままでブレブレだった主人公黄前久美子の立派な成長を親戚のオサーン風に喜びたいと思いますw


出来ればTV編全てを見た後で劇場版をドーゾ


プレゼントは葉月&緑でした
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全ては大きなお友達用?完全新作と銘打ったアレと不完全製作サイドの狙いとは如何に?

2019-01-29 10:08:23 | アニメ部
久しぶりのアニメ部。そしてけものフレンズ2ひっそりと始まってます。




その1の方は数年前に娘。に強く推されて観たのだが正直最初の数話はオサーンにはキツかった。


意味不明の設定に能天気なキャラ(exサーバル)が展開するお話でああゆうのは最初の掴みが肝心なのに
全く掴まれないまま流し見をしていたのだが気が付くとストーリー後半には涙なくしては見られない内容にw


それを絶賛した視聴者が多かったらしく満を持して製作されたパート2なのだが・・・


良く分からないトラブルと大人の事情が絡んだのでしょうか?1を大成功させたたつき監督が降板しました。
例えれば君の名はの新海監督待望の次回作は新海監督抜きで!と超本末転倒なお話。


それでもカドカワの優良コンテンツであるけもフレは止る事を許されず2を作ったのであります。


では肝心の話はどうか?と聞かれれば前作と導入は似ている感じであります。


2~3話まで放送しましたが前作かばんちゃんを彷彿させるヒトキャラが少々過去の記憶の曖昧なサーバルや
他のフレンズさん達と絡んで自分の家(ルーツ?)を探しているのであります。


おっと間違えました

こちらがきゅるるちゃん


この展開をどう評価して良いのかはまだ尚早かもしれませんが現時点では無難な船出ってトコでしょう。


何もかも理解した大人がジャパリパークに現れるのでは話が進みません。やはりフレンズ達と精神年齢が同じくらいの子供が適任かと。


あぁでもフレンズには博士なんていう博識のキャラもいましたっけね。


でも1から乗りかかった舟なのでぶーぶー言いながらも最後までお付き合いはします(黙っては見れないかと・・・)
なのでこの辺でググッとオサーンをその世界観に引き込んで欲しいものであります。


んで希望としてはジャパリパーク荒廃(廃棄?)の謎や人ナウ類の存続までスケールアップして様々な伏線を回収して欲しいと思う。
だって子供用アニメに見せかけてズバリ大きなお友達用でしょコレ?だったら設定の裏まで突き抜けてみろよ!と思うじゃんね。


これについてはまた書くかもしれませんがその際に発現が真逆になってても予めご了承くださいw


因みに私の推しキャラはけもフレ1のツチノコです。また出てきてくんねーかな?



***


あと少し文字数不足なので露骨な蛇足。


明日30日に響~小説家になる方法~11巻が発売になります。


これが表紙


高校を一時退学し再入学するとか何とか。それと新入部員絡みの話になるのかも。
ちなこの響がどこで連載しているか知らないし追う気もないのでこうやって早々に本になっていただけると有り難い。


でも11巻に進んだにも関わらず絵が下手過ぎだ。特に人間のデザイン(下半身が特に)がずっとおかしい。いい加減改めよ


そして3月のライオン。


13巻末のストーリーは忘れた


いつの間にか14巻が出ており(12月中だったみたい)これも併せて買わなくてはなりませぬ。うーむ春から豊作じゃの。


そんな訳でなんとか2000文字到達したので本日はこの辺でサヨウナラ。
因みに次のアニメ部は4月の劇場版ユーフォニアムのレビューになると思われます。完全新作楽しみでありますダァー!

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第二歩目は文化的活動?二次元スクリーンの向こう側とやがて終わるオサーン物語とは如何に?

2018-11-19 09:19:37 | アニメ部
第二歩目は東へ100km移動。


中央フリーウェイ~♪


到着したのは府中駅前にあるくるるなる商業施設内にある東宝シネマズ府中。だがここで少々のミステイク発生


近くには間違いないのだが駐車場の位置がわからなくて(そもそもくるる自体がわからなくて)
道路表示に導かれるまま入った市営地下駐車場だったがそこがシネマズ提携外のトコ。


本来なら3時間無料の筈だったが普通に時間加算有料で1200円ナリ。


これじゃせっかく安価で購入したチケット(たまたま14日はシネマズ特異日で1800円→1100円!)なのにw
でも河口湖美術館も無料だったけどこうゆうので世の経済の辻褄があうのでしょうか?いや己の確認不足のせいですけどね。


ともかく映画館に行ってから気がついたけど訂正する時間もない。あぁ残念無念。


ところでなぜ府中なのか?甲府じゃダメなのか?と疑問もありましょうが今回観る映画は全国で11館のみの上映で残念ながら甲府はカスリもしてません。
前作である3部作がどうゆう公開方法していたかは知らないけどもしかして興行成績的にはコケたのかもしれん。それ故にこうゆう形になったのかとも思う。


その映画のタイトルは



・終物語



昨今私がはまっている物語シリーズの最新作でありんす。


***


3行ストーリー


主人公阿良々木暦の物語は終わった。地獄のような春休みから始まった一連の物語は終焉を告げたのである。
なのでこの続編はオマケだ。だがしかしオマケと言うものも中々馬鹿にならないものである。
そしてこのオマケの世界はあらゆる事が反転した世界だった。


公開翌週水曜日の夕方。入りはソコソコ。ロビーにはJKが溢れていたがスクリーン5に入ると男ばっか?!
どうやら別の恋愛系映画を観るようです。そりゃそーか。


観るときはセンター最後列がお好み

まずまずの入りでしょ


私が単独で映画を観るときは大抵朝イチの無人くん状態なのでザワザワとした人のノイズが映画館っぽい。


んで本編スタートしたのだがまぁ正直微妙。


いや面白いし終始安定しているシャフトの映像美は必見モノだがいかんせんストーリーが緩い。
一応公開のチョイ前に続・終物語の本を購入し読んだのだがそれを忠実になぞる様に進行してゆく。


火憐ちゃんの背が低いぞ?!


つまり最初っからヤマもオチもない話なのだ。


ヤマもオチもないと言えばユーフォニアムのスピンオフであるリズと青い鳥の如しであるが
この続もキャラクター変化(その反転世界という意味で)に比重が置かれそれはそれで面白いのだがいかんせんね。


そして申し訳ないけど長い。


150分近い上映時間でそれが至福の時の連続なら良いのだがそうでもないので気が緩むと眠気すらやってくる始末。
うーむ普段ならアクビ(´Д`)なぞせんのだが今回少々・・・スンマセン。


んで途切れ途切れの意識で何を思ったかというと大スクリーンでまどマギ観たかったなぁと場違いな事をボンヤリw
同じシャフト作品でレンタルで観たけどアレはスクリーンでこそ価値がある気がします。手遅れですがね。


がはらさんは売り切れてました


そんな訳であと少し納得出来ぬもやもやフィールを残したまま終了と相成りました。


でも最終案件に向かって千葉大原港までドライブすっぺ・・・


アクアライン爆走中
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微妙!微妙?と極都合の良い言葉と正しく表現出来ない己のボキャブラリーの枯渇とは如何に?

2018-04-26 09:47:48 | アニメ部
もう何度もやんごとではユーフォニアムを語ってきた。言うまでもないが楽器そのものではなくアニメの方である。


時は2015年。何となく見始めたユーフォ1期で即ハマり→映画版まで完遂。
そして2016年には待望の2期からのこれまた映画版も当然完遂と全て追ってきた。


ストーリーをザックリ紹介するならとある高校の弱小吹奏楽部の成長物語であり
主人公である新入生久美子(ユーフォニアム担当)を通しての様々なエピソードでまぁ恋愛模様は薄目w


それに私が重なる訳ではないけどこうゆう部活動に打ち込む熱さとかに無縁だったからか
そうゆう高校生活を送る彼女達のひたむきな努力に憧れに似たものを感じます。


それはともかく今までのユーフォニアム軌跡を私的戦績とするなら

1期アニメ 
1期映画
2期アニメ
2期映画

2勝1敗1分けと完全なる信者でもないw


やはりいくら世界観やキャラに愛情を持っていても肝心のストーリーの脆弱さが露見すれば手放しで好き好きサイコー!と言える程若くもありんせんw


***


閑話休題


デッドデッドデーモンズデデデデデストラクションはソラニンの浅野いにお作品である。
それをオススメされたので読んでいるがこれまた極めて微妙であるw


この写真は酷いかも・・・


3行ストーリー

東京上空に巨大な円盤が現れると言うイメージは前にあったインディペンスディや第9地区なる映画風だが
出現してから時間も経過し時々現れる小型UFOも弱い為それを撃退しながらも人々は日常を送るようになっている。
そんな違和感だらけの東京で暮らす主人公門出(JK→元JK)とその友人達の不思議な小話・・・


これは映画だけどまさにこんな感じ


浅野作品はこれで3本目。


オススメしてくれた方には悪いが面白いけどハマる程ではない。ソラニンの方がよっぽど好きかも。
あそこから何かエッセンスを組みとろうとは思えないしそんなものは無いとも思えるかな?


だが乗りかかった舟って事でここで5巻まで揃えてみたので現在読書中。門出カワイイそれだけw


さてどうなることやら?


***


さてここから本題。


そんな愛すべきユーフォニアムに先週新作映画が公開された。


題名は「リズと青い鳥」


劇場でポストカード貰った


これは2期前半の中心エピソードであった2年生のみぞれとのぞみに特化したスピンオフ作品で
彼女等が進級し3年生となりユーフォニアムの世界観を支えていた田中パイセンは当然居なくて(涙)
先に書いた主人公である久美子らもほぼ出てこない不思議なお話。


3行ストーリー

中学生の時にのぞみに誘われて楽器を持ったみぞれ。一旦は途切れかけた友情だがこうやってまた続いている
だが最高学年になった2人は最後のコンテストに向けてそれぞれ練習に励む忙しい日々の中でまた何かがズレてゆく
友情や羨望や失望などお互いを認め合いながらも遠くない未来の惜別を青い鳥の童話に重ねてゆくのである


さてまずイカンと思ったのはこれが興行的に失敗に終わるだろうと。
これは作品のクオリティ云々ではなく余りにもひっそりと地味だったと思わざるを得ない。


アニメ映画を劇場公開するには一体どれだけの時間やお金やスタッフが必要なのか知る由もないけど
かけたコストは回収しなければ次につながらないしもしかして大赤字ならば最悪会社(京アニ社)すら傾くかもしれない。


それをイチ視聴者であるワラクシ如きが心配しても仕方がないけど公開直後からガラガラとの悪評判はどうかと。
かの「君の名は。」ではないが公開してから随分後のレイトショーでも結構埋まってたからね。


とにかく色々宣伝や情報が弱いなかで公開に踏み切ったのか私が観に行った回にもやはり誰も居なかった。
※公開5日後だが平日の朝だったからと思いたい


大雨の中隣町まで来たよ

映画館は午前中が好き

誰も・・・

居ない・・・

来週には打ち切りかな?


とそんな状況はともかく肝心の作品内容だが~







非常に微妙・・・


これが偽らざる本音であります。


曰く「本作はユーフォニアムの続編でありスピンオフという位置付けではあるが1本の独立した映画としても成立するよう制作されている」




・・・えっ?


いやゼムゼムそんな事なくてみぞれとのぞみの過去のエピソードを(TV版2期内での)知っていなければ
みぞれはただの弱々しい女の子でのぞみに至っては・・・いや言うまい。


とにかく知ってるでしょ?もうそこは描かないよ?と暗に伏せているものが多く正直初見では苦しい。
もちろん私は知り得る側の人なので違和感はないけどもしムジナさんでも連れてきたら間違いなく寝てたかとw


ストーリーも特に起承転結なく最後も「えっ?ここでっ?!」とサラりと終わりやがってちょっとビックリw


うーん難しい。ホンと評価し難い作品じゃの・・・


っとまぁ星☆幾つなる愚直な表現は差し控えるがとりあえずこうとだけ書いて終わらせよう。




レンタルを待てキライデハナイガノ・・・
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涙のダム決壊?!全米は泣かなくとも橋本は泣いている今年度最高傑作品とは如何に?

2017-10-04 07:56:04 | アニメ部
朝も早よから車を走らせる。ナウ走らせる必要があるのかどうか少々疑問だが行くしかないのも事実・・・ってドコに?


***


9時45分からの朝イチ上映にギリ間に合う様に滑り込んだのは相模原にあるMOVIX橋本。
何せ山梨からは70kmも遠いので時間計算が難しかったが見事にランディング。


そんなバタバタで到着してみれば何かやたらと女性が沢山いる?
どうやら本日はレディースデーらしく開場前から列をなしてますが彼女らのお目当てはどうやらナミヤ雑貨店の奇跡のご様子。


どけどけ暇人ども!私様が観たいのは響け!ユーフォニアム2届けたいメロディだ!


ルート上にある相模湖津久井湖の誘惑を越えてきた

主婦達も主夫も暇人じゃなw

間に合って良かったヨ


***


2015年にTVシリーズとして始まったこのユーフォだがその第一期が映画になりイワゾー社長と観に行ったと書いたのは随分前。
そのレビューをどう書いたかは覚えていないのだが多分改悪だ!と綴った様な気がする。


何故なら映画という限られた時間枠の中に仕方がないとは言え総集編的に無理矢理エピソードを押し込んだ感があり
作品にとって重要な間や空気感なる大事なモノが抜け落ちてしまった様な纏め方だったのだ。


ファンである私が観てようやく脳内補正で成立したストーリーなのにそもそもユーフォファンで無かったイワゾー君はキョトンとしてたのは事実。


そんなんで映画化に関しての評価は正直だった。


そしてその約1年半後に満を持してスタートした第2期TVシリーズでしたがこれはもう何回も書いた様に京アニらしさが出た非常に面白いものでありました。


ただこれをまた映画化する?!と聞いたときまた前作劇場版の様になってしまうのでは?とその期待値は少々微妙・・・
でもとりあえず観なくては始まらない!と言い聞かせてこんな遠方のシアターに乗り込んできたのでありんす(←今ココ)


では観賞スタートクワバラクワバラ


ミニプレゼント貰った

今回に関してはあすかパイセンが良かったなw


***







コレは素晴らしいィィィィィィ!!!ホームランジャ!


3行ストーリー

吹奏楽コンクール全国大会出場を控えた北宇治高校吹奏楽部。そんな中、かの先輩が退部するかもしれない……と言う噂が立つ。
みんなから頼りにされている特別な先輩。全国に出たい!誰よりもそう思っているのに無理に大人ぶろうとする先輩。
そんな先輩が私は苦手で……もしかしたら嫌いだったかもしれない。だけど私は――
※公式サイトからパクリ&編集してます


ブログ的にフォントサイズがこれ以上ないけど本当はもっともっと素晴らしいィィと叫びたいくらいだ!


そしてもしコレが120分の映画だったら110分は泣いてたと思うくらい47チャイのオサーン泣きまくりw
それくらいホント凄かった。シリーズ2期の映画化はもう最初っから複数部制にするつもりだったのだろうと
単なる総集編とせず思い切ったエピソード切りが大成功している好例だ。


その為には主役級ヒロインであるレイナすら雑魚キャラ扱いにする英断にただただ拍手拍手。


片手で足りる観客数

開演前にスクリーン撮影会なるものが

デザイン画集欲しいゾ

おっチューバ君巾着w


そんな訳で今作は久美子とあすかのユーフォニアム奏者2名をフューチャーしその心模様を描いたものでありますが
基本はTVシリーズにのっとったお話でそれを補完する様に新作カットを増やしこの2人に特化したストーリーとしました。


んで何が素晴らしいかったかと言えばそのストーリー構築の重ね具合が素晴らしいのであります。


上記にもある様に大胆にエピソードをカットした分どうしてもどこか辻褄が合わなくなりそうですが
映像的にももちろんセリフ1つ1つを精査したのか(カット部に)関連する言葉を丁寧に除いてあり
かと言って不自然さなぞ微塵もないストーリーとして紡いであるのです。


そして新たなカットに大きな意味を持たせかつ無駄は一切ない・・・ムムムさすが京アニw

まぁここで何を書いても伝わらないけどとにかく劇場で観て感じてくれ!としか言えん。
その音響効果等々も含め今作品はTVよりシアターが似合う出来となっていますので御足労でも行ってみて下さい。


その涙腺崩壊はガチ保証します。ハンカチ忘れんなよw


これ見るだけで涙が止まらんw
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